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2013年4月から2020年3月まで放送された日本のラジオ番組 ウィキペディアから
『三菱自動車 ピートのふしぎなガレージ』(みつびしじどうしゃ ピートのふしぎなガレージ)[1]は、2013年4月から2020年3月まで放送された日本のラジオ番組。TOKYO FMをキーステーションにJFN系列37局で毎週土曜 17:00 - 17:50に放送されていた。全364話。
『サタデー・ウェイティング・バー AVANTI』の後継番組。前番組を手がけたスタッフが引き続き関わっており、ラジオドラマとトークを組み合わせた番組形式も引き継がれている(#前番組との意匠の違いも参照)。とある街にある洋館にひょんなことから足を踏み入れた主人公が、そこで出会った住人の宇宙人、エヌ博士に翻弄されながらもいろいろなことを学んでいく。番組は、その回ごとにさまざまな趣味やテーマ[2]について、タイムトラベルをしながらその成り立ち・発展を学ぶドラマパートと、その道に通じたゲストの話を聞きに行くトークパートが交錯しながら進行する。登場人物の名前をはじめ、劇中ではSFに関する小ネタも多い。番組冒頭でガレージから出発する時に毎回流れる曲は、ジョージ・マハリスの「ルート66」である[3]。
日曜日の同時間帯に放送している『あ、安部礼司』と異なり、キャラクターの声優は前番組同様に番組及びTOKYO FMは終了まで非公表を貫いた(『安部礼司』サイドも当初は公表していなかった。)。ただし、外部のインターネットサイト上では出演者が明かされているケースがある。
2020年3月7日放送分にて番組の終了が発表され、同月28日をもって終了(最終回となる364話では、新一の息子と博士の娘、ピート3世がタイムトラベルをしている)。次番組は音楽トーク番組の『Monthly Artist File-THE VOICE-』となったため、『AVANTI』から続いたドラマ形式の番組は一旦幕を下ろしたが、半年後の2020年10月3日より当番組と同じ時間で放送を開始した『SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜』が、当番組とほぼ同じ形式で放送されている。
素子を除けばヤマネコ冒険団のメンバー(このメンバーだけはバージョンチェンジした博士を知っている)で、よくこの顔合わせで旅行や野外活動、パーティーなどを行う(素子も日本を出る以前はこの顔合わせによるイベントに加わっていた)。また、時間旅行中の登場人物に彼らにうり二つの人が登場することもある。博士不在の時に「ガレージバンド」(軽音楽部)を始動させたり(キーボード担当は不在)、(博士復帰以降に)「ヤマネコスケッチ団」(美術部)を発足させるなど、冒険団傘下の部活動がいくつか起動してきた。
創部のきっかけは薫の回想で「(ヤマネコ冒険団を)立ち上げようと思ったのは、素子の提案を元にして好きな作家・宮沢賢治の作品によく登場する山猫をタイトルに冒険(=アウトドア活動)するサークルを立ち上げた」と言明している。素子の提案とは「猫の目盗賊団」(アニメ化されたとある人気漫画がタイトルの由来らしい)であるが、「鼠小僧」のような活動をしようというものであまりにも奇抜すぎて法律に触れるため、新一たちに却下された。
欅堂店主のように後半一部のみ登場する人や、準レギュラー扱いの人などもいるが彼らが番組クレジットを読み上げる事もある(その場合も、彼らがタイムトラベルするわけではなく、冒険団メンバーが行う事になる)。前述メンバー(素子を除く)とは違い、バージョンチェンジした博士を知らない(ことになっている)。基本的に謎に包まれている博士・マリアの秘密は詳しく知らないことになっていて、それが明るみに出る事は記憶除去マシンなどで回避されている。旧・偵察隊のメンバー(役所含む)は素子が抜けた後の登場であるが、おばちゃんはかなり前からガレージをのぞき見していて、メンバー全員が素子のことを知っている。
番組本編が一旦締められる17:50頃から続けて放送されていたミニ番組。基本的に本編のキャラクターは新一とピートのみ登場。
放送開始 - 9月28日に放送。森林や木製品などの話を聞く内容。TOKYO FMのタイムテーブルでは、住友林業一社提供のミニ番組『古書店 欅堂の週末』という扱い[6]。エヌ博士の洋館と同じ街の一角にある古書店「欅(けやき)堂」にて語られる木に関係した話を、店に立ち寄った新一がモノローグと共に立ち聞きする内容。なお、この番組の時点では薫は登場していない。
2013年10月5日 - 2014年6月28日に放送。エヌ博士のガレージから帰宅する途中で、好奇心旺盛なピートが寄り道する先で繰り広げられる会話を新一が立ち聞きするという内容。新一の台詞がモノローグであるのは「古書店 欅堂の週末」同様だが、住友林業がスポンサーから外れたため会話内容は木に関することに限らなくなり、立ち寄り先も古書店だけではなくなっている。
2014年7月5日 - 12月27日に放送。猫のピートがDJを務める、全世界の猫だけに聞こえるというラジオ番組「キャット・クレイドル・ショー」という形式で、この番組内のみピートは人語を話す。初回放送では、本編の冒頭で素子が博士のお使いでDJマイクを買い、何に使うのか訝しがっていたが、本編の最後に(リスナーに対して)その目的が明かされ、当番組に引き継がれた。屋根裏でこの放送をしているところが新一にばれそうになったことを理由に2014年末で終了。冒頭で毎回流れる曲は、ジミー・スミスの「The Cat」。TOKYO FMのタイムテーブルでは、「キャット・ショー」と記載されていた。
2015年1月3日 - 6月27日に放送。初期には新一がガレージに訪れる前のある日のことをプレイバックする内容を、後に本編のストーリーとは関係ない1話完結のオムニバスドラマとなった。これ以降は当番組とは独立した無関係のミニ番組となり、後番組の「Timeress Music」に引き継がれている。TOKYO FMのタイムテーブルでは「One Scene〜ある日の出来事〜」(アクサダイレクト一社提供のミニ番組扱い)として記載されている。
毎週、テーマに詳しいゲストの話を聞くという内容は前番組から引き継がれたが、スポンサー、設定の変更に伴うマイナーチェンジが見られる。
全て毎週土曜の放送。放送時間の早い順から記載。★印は2020年3月現在、「radiko」(プレミアム)で聴取可能な放送局。
ただし唯一、エフエム群馬(FM GUNMA)[11]のみ未ネットだった。
放送対象地域 | 放送局名 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
東京都[12] | エフエム東京(TOKYO FM)★ | 17:00 - 17:55 | 製作局 |
北海道 | エフエム北海道(AIR-G')★ | ||
岩手県 | エフエム岩手(FM IWATE)★ | ||
宮城県 | エフエム仙台(Date fm)★ | ||
秋田県 | エフエム秋田(AFM) | ||
山形県 | エフエム山形(Rhythm Station) | ||
福島県 | エフエム福島(ふくしまFM)★ | ||
栃木県 | エフエム栃木(RADIO BERRY)★ | ||
新潟県 | エフエムラジオ新潟(FM-NIIGATA)★ | ||
石川県 | エフエム石川(HELLO FIVE)★ | ||
富山県 | 富山エフエム放送(FMとやま)★ | ||
福井県 | 福井エフエム放送(FM FUKUI)★ | ||
長野県 | 長野エフエム放送(FM長野)★ | ||
静岡県 | 静岡エフエム放送(K-mix)★ | ||
愛知県 | エフエム愛知(FM AICHI)★ | ||
岐阜県 | エフエム岐阜(FM GIFU)★ | ||
三重県 | 三重エフエム放送(レディオキューブ FM三重)★ | ||
大阪府 | エフエム大阪(FM OH!)★ | ||
兵庫県 | 兵庫エフエム放送(Kiss FM KOBE)★ | ||
滋賀県 | エフエム滋賀(e-radio)★ | ||
広島県 | 広島エフエム放送(HFM)★ | ||
山口県 | エフエム山口(FMY)★ | ||
島根県・鳥取県 | エフエム山陰(V-air) | ||
岡山県 | 岡山エフエム放送(FM OKAYAMA) | ||
香川県 | エフエム香川(FM香川)★ | ||
高知県 | エフエム高知(Hi-Six)★ | ||
徳島県 | エフエム徳島(FM TOKUSHIMA) | ||
福岡県 | エフエム福岡(FM FUKUOKA)★ | ||
長崎県 | エフエム長崎(FM Nagasaki)★ | [13] | |
佐賀県 | エフエム佐賀(FMS) | ||
大分県 | エフエム大分(Air-Radio FM88)★ | ||
熊本県 | エフエム熊本(FMK)★ | ||
宮崎県 | エフエム宮崎(JOY FM) | ||
鹿児島県 | エフエム鹿児島(μFM)★ | ||
沖縄県 | エフエム沖縄(FM沖縄)★ | ||
愛媛県 | エフエム愛媛(JOEU-FM)★ | 18:00 - 18:55 | [14] |
青森県 | エフエム青森(AFB)★ | 19:00 - 19:55 | [15] |
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