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福岡ソフトバンクホークスのプロ野球中継番組 ウィキペディアから
『テレQスーパースタジアム』(テレキュー スーパースタジアム(Super!Stadium))は、TVQ九州放送(愛称:テレQ)(旧:TXN九州)で1991年4月23日から放送されているプロ野球中継。
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ここでは2012年9月まで土曜夕方に放送されていたスポーツ情報番組についても取り上げる。
福岡ソフトバンクホークス(以下「ホークス」とする)戦をホーム・ビジター問わず中継している。
テレビ東京系列においてローカルセールス枠が設けられている火曜日と土曜日のナイターを中心に放送している。ただし、中継権の関係やテレビ東京系列の編成の都合で放送できない場合があり、その際は火曜ならテレビ西日本がローカルセールス枠[1]を利用して中継し、TVQではテレビ東京系列のネットワーク番組や遅れネットになっている番組を放送する。2010年からはRKB毎日放送が『今日感テレビ日曜版』を優先放送するようになったこともあって、通常洋画を放送している枠で日曜デーゲームも中継を行っている。また、まれに月曜日〜金曜日が祝日になった際にも中継を行うことがある。
例年年間20 - 30試合程度と独立局並みの中継編成数を誇り、自社制作率維持の礎とも言える番組である。2011年はホームゲームを13試合、ビジターゲームを8試合、合計21試合中継した。2013年はホームゲームを8試合、ビジターゲームを13試合、合計21試合中継する[2]。2021年はホームゲームを8試合、ビジターゲームを15試合、合計23試合中継する。2022年はホームゲームを9試合、ビジターゲームを14試合、合計23試合中継する。2023年はホームゲーム8試合、ビジターゲームを15試合、合計23試合中継する。2024年はホームゲーム9試合、ビジターゲームを15試合、合計24試合中継する。
原則として放送時間の延長は行われないが、1999年(平成11年)9月25日にホークスが福岡移転後初のリーグ優勝を決めた試合では、特別に放送時間が延長された[3]。2015年(平成27年)9月15日は、優勝マジックが2だった為、日本ハム敗戦かつソフトバンクが勝利で優勝という状況だったため、『開運!なんでも鑑定団』を休止した上で延長された(当日の結果はソフトバンク敗戦、日本ハム勝利)。余談だが、火曜日はゴールデンタイム全般がローカルセールス枠になっている。
現在は全試合がハイビジョン制作となっているが、導入当初はPayPayドームでの試合時のみ行われていた。
2023年度以降ビジターゲームでは、対ヤクルト戦でフジテレビが、対オリックス戦で関西テレビが、他系列のキー局および準キー局ながら、制作協力として両社の公式ロゴ(前者はフジサンケイグループ統一書体の『フジテレビジョン』表記(目ん玉マークは省略)、後者は『8カンテレ』のCIロゴ)でクレジットされることがある(後者は本来の系列局であるテレビ大阪や、同社の子会社であるテーク・ワンとの連名)。
放送を開始したのはTVQが開局した1991年の4月23日、まだ開局して1か月も経たない頃である。当初は野球中継のノウハウが乏しかったことから、ダイエー(当時ホークスの親会社)が筆頭株主だったサンテレビと提携し、実制作を委託した上でTVQが「技術協力」という形で制作。この時期の中継は実況アナウンサー・解説者ともにサンテレビから派遣されており、サンテレビでは『サンテレビボックス席』として放送されており、これをネット受けする形で放送していた。また、テレビ埼玉(テレ玉)からダイエーがビジターの西武ライオンズ戦(『TVSライオンズアワー』)をネット受けしたこともある。
その後、自社での制作体制が整った後は、『KBS京都エキサイトナイター』など独立局にネットした事例もあった[5]。
2003年には福岡ダイエーホークス(当時)が日本シリーズに進出したため、ダイエーVS阪神 第7戦の放映権を獲得した(テレビ東京の日本シリーズ中継問題に関する項目も参照のこと)。なお、その後TVQでの日本シリーズ中継は、2011年・福岡ソフトバンクVS中日 第2戦・2015年・福岡ソフトバンクVS東京ヤクルト 第2戦と2度中継の実績がある。
土曜夕方のスポーツ情報番組が『スポスタ』となってからは、副音声を使った応援実況放送の取り組みが始められ、完全デジタル化後はNHK BS1などで行われていた、実況音声を除いた球場内音声のみを副音声で流すダブルステレオ放送も行われるようになった[6]。
2019年4月に愛称を「テレQ」に変更するに伴い、同年シーズンから「テレQスーパースタジアム」に変更した[7] 。なお、当番組のテレQロゴは中央部が通常の目玉では無く、野球ボールの形になっている。
放送は基本的にテレQ単独だが、一部試合はBSテレ東でも同時放送(BSテレビ東京・テレビ東京も、対阪神戦はテレビ大阪も制作に参加)することがある(試合開始から終了まで放送)。また、BS単独放送時はテレビ東京主導制作となる。逆に西武・ロッテ・オリックス・楽天とのビジターゲームでテレQが乗り込んだ時には、同様にテレビ東京・BSテレ東(対オリックス戦ではテレビ大阪も)との共同制作でBSテレ東で放送されることがある(別途テレビ東京で副音声を制作する場合あり)。BSテレ東との同時放送では年1回ほど出水酒造が筆頭スポンサーとなることがあり。この場合はカウント表示とランニングスコアの上に「薩摩酒 出水酒造」のロゴが、VTR切り替えのCGには「出水に舞姫」など商品のロゴが表示される。
クライマックスシリーズや日本シリーズにホークスが進出した場合は、これに加えて系列各局でも同時ネットされる(全国放送時はテレビ東京が制作を担当し、TVQは「制作協力[8]」となる)[9]。
このほか、セ・パ交流戦の対阪神戦はテレビ大阪や近隣の広域圏独立民放[10]、対巨人戦はテレビ東京、対西武戦はびわ湖放送、対中日戦はテレビ愛知、などの放送がされる[11]。ただし、その場合は土曜スペシャルなどのレギュラー番組を休止して放送する。
柴原、鳥越はスポーツライブ+で放送の球団制作中継の中継を兼任。
相手チームによってテレビ東京系系列局から解説者の派遣あり。
所属無記名は担当時TVQアナウンサー。対戦相手球団は系列局からアナウンサーを派遣。なお、TVQでは経費削減のためアナウンサーを減らしており、人手不足になるときはビジター球場当該地域のTXN系アナが担当することもあった。
2015年時点ではTVQのスポーツ担当のアナウンサーが結城1人であったため、多くの試合でリポートをフリーアナウンサーの信川が担当していた(信川がアビスパ福岡のスタジアムDJを務める関係上、同日にアビスパのホームゲームが非開催の試合に限定される)。またビジター側の地元局との2局ネットとなる場合には信川を起用せず、ビジター局から実況担当のアナウンサーも派遣する事が多かった。
なお、クライマックスシリーズ等両サイドのリポーターを必要とする試合に於いて信川と系列局アナウンサーがいずれも起用できない場合にはフリーアナウンサーがスポット出演する。一例として、2017年10月22日の対楽天戦では一塁側リポーターを山本が、三塁側を結城の実父に当たる結城哲郎(元毎日放送)が担当した[14]。
ホークス戦の中継があるときはアニメのコマーシャルが流れるが、その多くが試合に関係のないものが多く[15]、試合の中継日時などは画面下部に掲載されているか、コマーシャルの最後に流れるのみであるが、セリフ内に「○○日はテレQ中継。」とはいっているものもある。
基本的にホークスの選手や監督、その日の試合の解説者が登場するが、一度だけ当時オリックスの吉田正尚選手が登場したことがある[16]。また、声も本人ではなくテレQ のアナウンサーが吹き替えているが、一度だけ当時現役の松田選手本人が「河川敷でサクライアナの話を聞く松田選手」の役で[17][18]、今宮選手本人が「体がサルの今宮選手」の役で声を吹き替えたことがある[19][20]
YouTubeやTwitter→Xでも見ることができる。
このコマーシャルで使われているイラストグッズや[21]ラインスタンプ[22]も発売中である。
基本的にはスーパースタジアムのコマーシャルはテレQでしか流れないが、一度だけBSテレ東の「プロ野球 福岡ソフトバンクホークス×北海道日本ハムファイターズ」のコマーシャルとして、スーパースタジアムのアニメキャラが登場するコマーシャルがYouTubeで公開された[23]。登場キャラクターは、日ハムが当時在籍の中田選手と当時監督の栗山監督、ホークスが柳田選手と当時監督の工藤監督。そのほかの登場人物は鷹。
野球中継が無い日は以下のような編成となる。以下は2012年度上半期の事例。
通常は行われない。ただ、2011年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ・ファイナル「ソフトバンク 対 西武」が第6戦(11月8日)に決着が持ち越された場合、テレビ東京でマルチチャンネル編成(臨時に077を開局させる)[26] が計画されていたが、第3戦(11月5日)でホークスの優勝が決まったため、この試みは行われなかった。TVQでそれを実施するかについては未定だった。
VIVA!!SPORTAS(ビバ・スポルタス)は、TVQ九州放送で放送されていた生放送スポーツ情報番組。略称は「ビバスポ」。
地元のスポーツチーム・福岡ソフトバンクホークスやアビスパ福岡や、その他の県内でのスポーツに関する最新の情報を提供していた。なお野球中継がある週は、休止となったり、通常通り放送して繋げたり、野球中継の副音声に参加したりと、その時々で対応がまちまちだった。
TVQの夕方におけるスポーツ情報番組のはじまりは、『スポーツ天国 熱血!!タカハチ組』である。その後この番組に関わっていた川上政行の退職などもあり、『SPORTS STADIUM』(スポーツ・スタジアム。略称:スポスタ)に衣替え。井手迫弘美を女性キャスターに起用していた。
そして2007年度の改編に伴って始められたのがこの番組であり、TVQ土曜夕方のスポーツ情報番組としては3代目であった。当初はキャナルシティ博多内に当時店を構えていたスポーツオーソリティから放送されていたが、保安上の理由などもあってTVQ本社からの放送に切り替えられた。ちなみにTVQ本社はキャナルシティからも近い。
当初はコンバット満と女性アナウンサーの立花麻理に、主に野球解説者を中心としたご意見番のトリオという形で進行。このスタイルが長く続いたが、立花が多忙になったこともあり、2011年10月に地元のモデル事務所・エレガントプロモーション所属の野母優花がリポーターとして加わり、立花に代わって取材を担当するようになった。
2012年度秋改編で、TVQが自社制作番組の体制を大きく見直したことにより、9月29日の放送を最後に10年以上にわたる土曜夕方のスポーツ情報番組の歴史そのものの幕が引かれた。改編等の都合による特別編成を挟んで、11月10日から大型ワイド番組『土曜の夜は!おとななテレビ』が始められることになっており、コンバット満はこの中でスポーツ情報コーナーの仕切りを担当することになっている[27]。
ちなみにこの枠については、テレビ大阪では『おとな旅あるき旅』を、テレビ愛知では『遊びに行こっ!』を、テレビ北海道では『旅コミ北海道じゃらんdeGO!』を、野球中継と基本的に無縁なテレビせとうちでは『ワク!どき!探検隊』を、それぞれ放送しており、TXNにおいて自社制作枠として位置づけられている。
基本的に、『SUPER!STADIUM』担当者で当番外の人が出演していた。
番組内では毎回テーマを決めて随時応援メッセージを募集していた。ほか以下は番組内で企画された野球オフシーズンを中心にした企画。
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