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日本のファミリーレストランチェーン ウィキペディアから
ジョナサン(Jonathan's)は、株式会社すかいらーくレストランツ(持株会社「すかいらーく」傘下の事業子会社)が運営する都市型ファミリーレストランチェーン。また、株式会社ジョナサンは、同社の子会社で、2011年12月31日までこれを運営していた企業である。
1970年代後期、当時のすかいらーくが多角経営・新しいコンセプトの都市型ファミリーレストランとして、海外のレストランチェーンとの業務提携を検討し、当時のレストラン事業の最先端ノウハウ・メニュー開発・店舗運営の導入先をアメリカのコーヒーショップタイプレストラン・サンボ社(en:Sambo's)として提携、同社と共同出資を行い1979年、株式会社サンボ・ジャパンを設立[2]。
新店舗オープン直前に提携先のサンボが倒産、提携先の消滅により急遽自社ブランドでの立ち上げを余儀無くされて商号を「株式会社ジョナス」に変更(のちに1996年ジョナサンに商号変更)・店舗名称をジョナサンとして1980年に新店舗をオープンと紆余曲折の上での誕生であった。
一号店オープン時は、運営マニュアルも店員のユニフォームも提携予定であったサンボのものを流用[3]し、店のコンセプトもコーヒーショップまま「ハンバーガー、ワッフル、コーヒー」関連のメニュー構成だった。1980年当時、消費者にこのメニュー内容は受け入れられず数年の間営業的に苦戦の時期が続く。コーヒーショップ・軽食コンセプト重視からの変更、ファミリーレストランタイプの幅広いフルラインメニュー構成重視へ事業戦略が改められた。
食材鮮度を重視、接客サービスの向上、清潔な店舗の原点を徹底させた結果、集客率・利益率は好転し、ジョナサンのコンセプトは消費者に支持され、首都圏地域への都市型店舗ドミナント出店、拡大路線は1990年代後期まで続けられた。 後に創業者の横川竟は、ジョナサンの店づくりにはコストをふんだんに費やしたと語っている[4]。
2006年には、ジョナサンは新業態レストラン・ベーカリー事業などの試み、東京都内のジョナサン店舗を活用したネットオーダーシステム・デリバリー事業「デリボーイズ」分野への進出、ジョナサン店舗の都心部への出店推進など、消費者ニーズ・時代に合ったレストラン運営への再構築、カフェスタイルのカジュアルイタリアンの料理を主力としたメニュー開発を行なっていた。
2012年1月に親会社である株式会社すかいらーくに吸収合併され企業としては消滅。ジョナサンは同社の直営店舗となった[5][6]。
すかいらーくの純粋持株会社化に伴い2016年1月1日付ですかいらーくが行ってきたレストラン事業全般が吸収分割方式で、子会社の株式会社すかいらーくレストランツに承継された。
ジョナサン・本部オフィス | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒180-8588 東京都武蔵野市西久保1-6-14 |
設立 | 1979年5月 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | ファミリーレストラン事業 |
代表者 | 代表取締役社長 柳澤道之(2008年9月1日現在) |
資本金 | 1億円(2007年12月31日現在) |
売上高 | 527億9451万4千円(2007年12月期) |
総資産 | 248億8871万2千円(2007年12月31日現在) |
従業員数 | 725人、アルバイト1万3831人(2007年12月現在) |
決算期 | 毎年12月31日 |
主要株主 | 株式会社すかいらーく 100% |
外部リンク | https://www.skylark.co.jp/jonathan/ |
特記事項:2012年1月1日、株式会社すかいらーくに吸収合併。 |
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