株式会社ジェイコム鎌倉(ジェイコムかまくら)は、かつて存在したケーブルテレビ(同時再放送、自主放送)と電気通信事業(インターネット接続、IP電話)を主たる業務とし、有線一般放送(ケーブルテレビ局)を運営する一般放送事業者および電気通信事業者。本社は神奈川県鎌倉市に置いていた。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒247-8686 神奈川県鎌倉市大船6丁目3番53号 |
設立 | 1984年(昭和59年)8月30日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 |
有線テレビジョン放送事業 有線ラジオ放送事業 電気通信事業 |
代表者 |
代表取締役社長:豊島 裕二 (2015年(平成27年)3月31日時点) |
資本金 |
33億6500円 (2015年(平成27年)3月31日時点) |
主要株主 |
株式会社ジュピターテレコム 松竹株式会社 株式会社関電工 パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社 株式会社巳作電設 株式会社三菱東京UFJ銀行 神奈川県鎌倉市 株式会社みずほ銀行 江ノ島電鉄株式会社 マルイ工業株式会社 株式会社横浜銀行 神奈川電設株式会社 |
特記事項:2015年(平成27年)4月1日付けで、株式会社ジェイコム湘南に吸収合併され解散済み。 |
J:COM 鎌倉 | |
---|---|
基本情報 | |
団体名 | 株式会社ジェイコム鎌倉 |
コミュニティ チャンネル愛称 | J:COMチャンネル鎌倉 |
MSO |
J:COM(JCOM株式会社) (旧:JCN(旧:ジャパンケーブルネット株式会社)) |
系列 | 上記MSO傘下 |
デジタル放送上位事業者 |
J:COM(JCOM株式会社) (旧:JCN(旧:ジャパンケーブルネット株式会社)) |
開局年月日 |
1991年(平成3年)4月1日 (株式会社鎌倉ケーブルコミュニケーションズとして) |
閉局年月日 |
2015年(平成27年)3月31日 (株式会社ジェイコム湘南に吸収合併のため) |
エリア内地方自治体数 | |
市 | 2 市(政令指定都市を除く) |
配信チャンネル数 | |
地上波放送 |
9 Ch (うち、地上波区域内数 8 Ch、地上波区域外数 1 Ch) |
地デジ自主放送 | あり(11番および、10番) |
ラジオ放送 | 6 Ch |
通信サービス種別 | |
インターネット接続 | あり |
プライマリ電話 | あり |
公式ホームページ |
ジュピターテレコム(J:COM)の連結子会社であった。会社および局呼称は「J:COM 鎌倉」。
概要
放送法に規定する一般放送(有線一般放送)に基づく有線テレビジョン放送(ケーブルテレビ)1局(1施設)を運営し、放送(テレビ、ラジオ)、通信(インターネット、IP電話)を業務していた。
沿革
- 1984年(昭和59年)8月30日 - 株式会社鎌倉ケーブルコミュニケーションズとして設立。
- 1991年(平成3年)
- 3月28日 - 有線テレビジョン放送施設設置許可取得。
- 4月1日 - 第1期工区開局。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 第2期工区開局。
- 1994年(平成6年)3月1日 - 第3期工区開局。
- 1996年(平成8年)12月10日 - 第5期工区開局。
- 1999年(平成11年)9月22日 - 第一種電気通信事業許可取得。
- 2000年(平成12年)4月1日 - 富士ソフトABC株式会社(現・富士ソフト)が、回線未使用帯域を借用してインターネット接続サービス「かまくらネット」を開始。
- 2003年(平成15年)11月1日 - 富士ソフトABCから「かまくらネット」事業を譲受。
- 2004年(平成16年)9月1日 - 地上デジタル放送サービス(64QAM方式およびOFDM方式)、BSデジタル放送サービス(TM(複数TS伝送)方式)、デジタル多チャンネル放送サービス(ISDB-C(リマックス)方式)を開始。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2月10日 - au携帯電話端末を販売開始[5]。
- 3月18日 - サテライトショップを鎌倉市御成町に開設。
- 4月1日 - DVDドライブ搭載HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科DVD』を提供開始[6][注 2]。気象庁の高度利用者向けサービスを用いた『JCN緊急地震速報』を開始[7]。
- 6月1日 - 双方向設置済みの「HDD内蔵STB」利用者向けに、リモート録画予約サービス『ケータイ録画予約』を提供開始[8]。
- 9月1日 -『JCN VODサービス』で、『NHKオンデマンド(NOD)』を開始[9][10]。
- 12月1日 -
- 下り最大160Mbpsの超高速インターネット接続サービス『スピードスター160』を開始[11]。
- JCNインターネットの『スタンダード』を、下り最大伝送速度8Mbpsから15Mbpsに増速。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 3月12日 -『JCNインターネット』利用者向けに、『JCN WiMAX』を提供開始[19][20]。
- 4月1日 - 双方向設置済みの特定STB利用者向けに、『Shufoo!』を提供開始[21]。
- 6月25日 -『JCNインターネット』利用者向けに、『Wi-Fi内蔵モデム』を提供開始[22]。
- 7月20日 -『JCNインターネット』利用者向けに、公衆無線LANサービス『ケーブルTV Wi-Fi』を提供開始[23]。
- 10月1日 - 商号を株式会社JCN鎌倉に変更[24]。
- 『JCNプラスチャンネル』の名称を『JCN鎌倉チャンネル』に変更。
- 新しいコミュニティチャンネル『にっぽんケーブルチャンネル』を放送開始[25]。
- 2013年(平成25年)10月31日 -『JCN VODサービス』の新規登録終了。
- 2014年(平成26年)
- 3月31日 -『JCN VODサービス』を終了。
- 4月1日 - 親会社のジャパンケーブルネットがジュピターテレコムに吸収合併されたことに伴い、株式会社ジュピターテレコムの連結子会社となる。
- 6月1日 - 呼称を「J:COM 鎌倉」に変更[26]。「JCN」ブランドを廃止。
- 『JCN鎌倉チャンネル』の名称を『J:COMチャンネル鎌倉』に変更。
- J:COM統一サービス名称として『J:COM TV』、『J:COM NET』および『J:COM PHONE』を制定し展開。
- J:COMサービスラインナップ導入。
- 『J:COM PHONE プラス』を提供開始。
- 「にっぽんケーブルチャンネル」(JCN)を「J:COMテレビ」(J:COM)に統合[27]。
- 7月1日 - 商号を株式会社ジェイコム鎌倉に変更[26]。
- 10月1日 -『J:COM WiMAX 2+』を提供開始。
- 11月30日 - ケーブルプラス電話を終了。
- 12月17日 -
- 『J:COM NET』および『JCNインターネット』のインターネットサービスプロバイダーを『ZAQ』に変更。
- 『J:COM 緊急地震速報』を提供開始。
- 2015年(平成27年)
事業所
- 本社 - 神奈川県鎌倉市大船6丁目3番53号
- 鎌倉営業事務所 - 神奈川県鎌倉市大船6丁目3番53号(本社内)
提供区域内自治体
業務内容
- 統一サービス
- J:COM TV(テレビ放送サービス[注 5])
- 双方向機能(STBインターネット接続サービス)
- インタラクTV(STBテレビ向け情報サービス)
- ナビシェル(STB向けご案内画面サービス)
- J:COMオンデマンド(VODサービス)
- リモート録画予約(番組録画予約)
- ジェイコム マガジン(番組ガイド誌)
- J:COMチャンネル番組ガイド(地域情報誌)
- J:COMチャンネル鎌倉(第一コミュニティチャンネル)
- J:COMテレビ(第二コミュニティチャンネル)
- J:COM NET(インターネット接続サービス)
- ZAQ(インターネットサービスプロバイダ)
- J:COM WiMAX 2+(4G(WiMAX)サービス[注 6])
- J:COM PHONE(固定電話(CATV電話)サービス)
- J:COM 電力
- J:COM MOBILE(4G(LTE)サービス[注 8])
- 付加サービス
- J:COM 緊急地震速報
J:COM TV
→詳細は「JCOM ケーブルTV事業部門 § J:COM TV」を参照
地上デジタル放送
- 地上波テレビ放送のアナログ方式は、2015年4月24日までの予定で「デジアナ変換」による再送信を実施していた。
- 表中、「伝送方式」欄の『部類』に関しては下記を参照。
- 表中、『記号』に関しては下記を参照。
- 「●」は視聴可能。
- 「×」は視聴不可。
- 「?」は不明。
リ モ コ ン キ | ID |
放送局 | デジタル | アナログ | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
三桁 チャンネル |
伝送方式 | デジアナ 変換 | ||||
PT | TM | |||||
1 | NHK総合・東京 | 011 012 |
● | ● | ● | |
2 | NHKEテレ東京 | 021 022 023 |
● | ● | ● | |
3 | tvk | 031 | ● | ● | ● | |
4 | 日本テレビ | 041 042 |
● | ● | ● | |
5 | テレビ朝日 | 051 052 053 |
● | ● | ● | |
6 | TBS | 061 062 |
● | ● | ● | |
7 | テレビ東京 | 071 072 073 |
● | ● | ● | |
8 | フジテレビジョン | 081 082 083 |
● | ● | ● | |
9 | TOKYO MX | 091 092 |
● | ● | × | |
10 | J:COMテレビ | 101 102 |
● | × | × | |
11 | J:COMチャンネル鎌倉 | 111 112 113 |
● | ● | ● | |
12 | 放送大学 | 121 122 123 |
● | ● | × | |
ショップチャンネル | × | ● |
FMラジオ
BSデジタル放送・専門チャンネル
→詳細は「JCOM ケーブルTV事業部門 § BSデジタル放送」、および「JCOM ケーブルTV事業部門 § 専門チャンネル」を参照
J:COM NET
→詳細は「JCOM ケーブルTV事業部門 § J:COM NET」を参照
主なサービス
→詳細は「ZAQ (インターネット接続サービス)」を参照
J:COM PHONE
→詳細は「ケーブルプラス電話」を参照
コミュニティチャンネル
放送番組
→詳細は「J:COMチャンネル § 神奈川エリア」を参照
アナウンサー
この節の加筆が望まれています。 |
- 石崎和子
- 浜田淑子
- 中村早紀
- 山縣綾
- 岡崎真奈美
- ジョージ・カックル
過去のアナウンサー
この節の加筆が望まれています。 |
- 村田望
- 鈴木奈津子
- 志村弥生
- 平子貴代子
- 宮里浩史
- 佐藤祐爾
- 安川健人
- 横山玲子
- 富岡美帆
- 永田磨梨奈
- 鈴木沙奈恵
- 安本浩子
脚注
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.