シリウスステークス

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シリウスステークス

シリウスステークスは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

概要 シリウスステークス, 開催国 ...
シリウスステークス
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第27回シリウスステークス(2023年9月30日)
優勝馬:ハギノアレグリアス 鞍上:岩田望来
開催国 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 阪神競馬場
創設 1997年12月6日
2025年の情報
距離 ダート2000m
格付け GIII
賞金 1着賞金3800万円
賞金総額6800万円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(指定)
負担重量 ハンデキャップ
出典 [1][2][3]
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競走名の「シリウスSirius)」は、おおいぬ座のアルファ星。地球から見える恒星(太陽を除く)では最も明るく、鋭く輝くことから西洋では犬の目に例えられ、中国でも「天狼星」と称される[4]

正賞は地方競馬全国協会理事長賞[1][2]

概要

1997年に創設された、ハンデキャップのダート重賞競走[5]

創設時は阪神競馬場のダート1400mで12月上旬に行われていた[5][6]が、2001年にJBCスプリントが創設されたことに伴い中央競馬のダート重賞路線も整備され、施行時期が秋の阪神開催に繰り上げられた[5][6]

2007年からは阪神競馬場の馬場改修で新設されたダート2000mに変更[5][6]、2008年からジャパンカップダート(2014年からは「チャンピオンズカップ」に改称のうえ、施行場を中京競馬場に変更)が阪神競馬場のダート1800mで行われるようになると、本競走はジャパンカップダートの重要な前哨戦として位置づけられた[5][6]

創設時より外国産馬地方競馬所属馬が出走可能で、2006年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[5][7][8]

競走条件

以下の内容は、2022年現在[1][2][9]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬(外国産馬含む)
  • 地方競馬所属馬(4頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)
  • 2021年10月2日以降2022年9月25日まで1回以上出走馬、3歳未勝利馬・未出走馬を除く。

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2022年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円[1][2]

歴史

要約
視点
  • 1997年 - 4歳以上の馬による重賞(GIII[注 1])として創設、阪神競馬場のダート1400mで施行[6]。当初より外国産馬・地方競馬所属馬(5頭まで)が出走可能[7]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格を「3歳以上」に変更。
  • 2006年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[8]
    • 地方競馬所属馬の出走枠を4頭に変更[8]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国馬の出走枠が8頭に拡大[10]
  • 2016年 - この年のみ「凱旋門賞初売記念 シリウスステークス」として実施される[11]
  • 2020年
  • 2024年 ー 阪神競馬場リフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため中京競馬場ダート1900mで施行[14]

歴代優勝馬

距離はすべてダートコース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

さらに見る 回数, 施行日 ...
回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1997年12月6日阪神1400mトーヨーレインボー牡31:24.0松永昌博松永善晴(有)トーヨークラブ
第2回1998年12月12日阪神1400mマコトライデン牡41:23.6福永祐一橋本寿正眞壁明
第3回1999年12月11日阪神1400mゴールドティアラ牝31.23.1武豊松田国英吉田和子
第4回2000年12月9日阪神1400mマイネルブライアン牡31:23.3藤田伸二宮徹(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第5回2001年9月29日阪神1400mブロードアピール牝71:23.7四位洋文松田国英金子真人
第6回2002年9月29日阪神1400mスターリングローズ牡51:22.4和田竜二北橋修二(株)協栄
第7回2003年10月5日阪神1400mマイネルセレクト牡41:23.1大西直宏中村均(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第8回2004年10月3日阪神1400mアグネスウイング牡41:23.1幸英明白井寿昭渡辺孝男
第9回2005年10月2日阪神1400mブルーコンコルド牡51:23.9幸英明服部利之(株)荻伏レーシング・クラブ
第10回2006年9月30日中京1700mメイショウバトラー牝61:43.1佐藤哲三高橋成忠松本好雄
第11回2007年9月29日阪神2000mドラゴンファイヤー牡32:05.1福永祐一久保田貴士窪田芳郎
第12回2008年10月4日阪神2000mマイネルアワグラス牡42:03.8吉田稔稲葉隆一(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第13回2009年10月3日阪神2000mワンダーアキュート牡32:04.5和田竜二佐藤正雄山本信行
第14回2010年10月2日阪神2000mキングスエンブレム牡52:04.4福永祐一石坂正(有)サンデーレーシング
第15回2011年10月1日阪神2000mヤマニンキングリー牡62:04.3武豊河内洋土井肇
第16回2012年9月29日阪神2000mナイスミーチュー牡52:03.3小牧太橋口弘次郎(株)ダノックス
第17回2013年9月28日阪神2000mケイアイレオーネ牡32:03.4幸英明西浦勝一亀田和弘
第18回2014年10月4日阪神2000mクリノスターオー牡42:03.8幸英明高橋義忠栗本守
第19回2015年10月3日阪神2000mアウォーディー牡52:04.6武豊松永幹夫前田幸治
第20回2016年10月1日阪神2000mマスクゾロ牡52:01.7秋山真一郎岡田稲男門野重雄
第21回2017年9月30日阪神2000mメイショウスミトモ牡62:03.9古川吉洋南井克巳松本好雄
第22回2018年9月29日阪神2000mオメガパフューム牡32:01.5和田竜二安田翔伍原禮子
第23回2019年9月28日阪神2000mロードゴラッソ牡42:03.5藤岡佑介藤岡健一(株)ロードホースクラブ
第24回2020年10月3日中京1900mカフェファラオ牡31:57.8C.ルメール堀宣行西川光一
第25回2021年10月2日中京1900mサンライズホープ牡41:57.4幸英明羽月友彦松岡隆雄
第26回2022年10月1日中京1900mジュンライトボルト牡51:57.7石川裕紀人友道康夫河合純二
第27回2023年9月30日阪神2000mハギノアレグリアス牡62:04.4岩田望来四位洋文日隈良江
第28回2024年9月28日中京1900mハギノアレグリアス牡71:57.1岩田望来四位洋文日隈良江
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同名の競走

重賞競走が創設される以前の1996年まで、同名の特別競走が行われていた。1994年は「中京競馬場開設40周年記念シリウスステークス」として施行[15]

優勝馬

優勝馬の馬齢は、現行表記に揃えている。

さらに見る 施行日, 競馬場 ...
施行日競馬場距離条件優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
1990年12月2日中京芝1200mオープンホリノウイナー牡31:09.9内田国夫武邦彦堀内正男
1991年11月24日中京芝1200mオープンミナモトジュニアス牝41:09.1角田晃一武田作十郎佐藤清
1992年11月29日中京芝1200mオープンサムソンクイーン牝51:08.7芹沢純一鹿戸幸治田中由子
1993年11月28日中京芝1200mオープンユウキトップラン牡51:08.6小島貞博佐山優雪本秀樹
1994年11月27日中京芝1200mオープンエイシンワシントン牡31:07.9熊沢重文内藤繁春平井豊光
1995年11月26日中京芝1200mオープンニホンピロスタディ牡31:08.0小林徹弥目野哲也小林百太郎
1996年12月21日阪神芝1200mオープンニシノファイナル牝31:10.2菊沢隆仁松田正弘西山牧場
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出典:netkeiba.com

脚注・出典

外部リンク

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