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北海道勇払郡むかわ町汐見(旧鵡川町)にあった競走馬(サラブレッド)の生産牧場 ウィキペディアから
かつては、北海道勇払郡むかわ町(旧:鵡川町)汐見に本場として競走馬(サラブレッド)の生産牧場を置いており、日本を代表するオーナーブリーダーとして活動。以前は日本中央競馬会(JRA)に「有限会社西山牧場」名義で、地方競馬全国協会(NAR)で「株式会社西山牧場」名義で馬主登録されていた。勝負服の柄は黄、青三本輪、白袖で、冠名は「ニシノ」、「セイウン」、「セント」、「ブランド」、「シロー」、「チヨノ」、「アマノ」を使用していた[1]。
関連施設の項の育成部門は現在も活動を続けており、日高町富川西の育成センターにはニシノフラワーとセイウンスカイの墓がある[2]。
1966年に田中彰治の経営していた田中牧場を西山正行が買収し開場。400ヘクタールという敷地面積は単一場所としては日本最大であった。
1973年には自らが輸入した種牡馬・マタドアが輩出した、スプリンターズステークスを勝ったキョウエイグリーンや、スプリンターズステークス連覇をしたサクライワイなどの活躍により、社台グループのリーディングブリーダーを10年連続でストップさせ、初のリーディングを記録した。
だが、その後は導入した種牡馬がことごとく失敗だった影響などで成績が低迷(ただし1992年にはニシノフラワーの活躍などにより中央競馬生産者ランキングで2位となっている)。1990年代以降は繁殖牝馬を減らし、種付け相手も社台グループのものなどに切り替えるなど少数精鋭方式に改めた。しかしそれでも成績が向上せず、2007年にはリーディング17位に低迷していた。
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