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サンセットパーク(正式にはFMサンセットパーク)は、関東・甲信越地方5都県のNHK-FMで1998年4月1日から2011年3月25日まで平日午後6時台に放送されていた音楽リクエスト番組。
NHK-FMの平日午後6時台は各ブロックごとに独自のローカル番組を放送する枠となっている。1989年(平成元年)度までは、3大都市圏の県域を含む全国すべての都道府県でラジオ第1放送(R1)とは別のローカル番組が制作され、この時は東京だけが『夕べの広場』、その他の局は『夕べのひと時』のタイトルを使っていた。
1990年度からは、全国を8つのブロックに分け、各ブロックごとの基幹局から放送することにした。『夕べの広場』は関東・甲信越ブロックのローカル番組と位置付けられ、東京・渋谷の放送センターから関東の各県域局にネットされた。但し前橋放送局はネットを拒否して独自の『夕べのひととき』を継続、千葉放送局もタイトルこそ同じ『夕べの広場』ながらも毎週金曜日に限って独自番組を放送した[1]。
しかし、1990年代の関東地方では総合テレビの県域放送を行っていなかったことから、それを補完するべく2000年(平成12年)以降、各県独自の番組が徐々に復活。末期には実質東京都内向けのローカル放送となっていた。ただ、東京タワーから発信されるFM放送の電波は関東平野のほぼ全域に届くため、東京都外の聴取者も最後まで多くいた。
また、祝日はこの番組を含め各放送局のローカル番組を休止し「今日は一日○○三昧」などの特別番組が放送される。
ところが、NHK会長が橋本元一に交代した2007年度以降、FM放送のローカル番組は総合テレビの県域放送ができない3大都市圏の県域局に事実上限定する方針を打ち出した。
2001年度に『FM水戸アップデート』を立ち上げた水戸放送局は、2004年の地デジ県域放送開始と同時に『こんにちはいばらきわいわいスタジオ』も立ち上げ、2008年4月、『水戸アップデート』はテレビに事実上移行する形で取りやめ。東京からの当番組のネットを再開した。
そして、松本正之が会長に就任した直後の2011年(平成23年)4月改編で、関東・北海道・東北・中国・四国ブロックのFMローカル番組が一斉に取りやめられることになり、当番組はタイトル変更から13年、夕べの広場の時代から数えると30年近い歴史に終止符を打った。
総合テレビの県域編成がない横浜・さいたま・千葉の3つの放送局は独自編成を継続したが、東京局はFMの深夜番組である「とことん○○」の再放送にこの時間帯を充てたため、「都内向け」[2]の番組は当番組終了を持って事実上廃止となった。
なお地デジ県域放送の開始が迫っていた宇都宮・前橋の両局は、暫定措置として2011年度までこの時間帯のローカル番組を放送した後、翌2012年(平成24年)4月改編で総合テレビに移行する形で終了した。
2008年4月以前は選曲者がいて、エンディングにはパーソナリティとともに選曲者の名前も呼ばれることがあった。
そのためリクエストには選曲者宛にも質問が投げかけられることがあったが、ほとんど声出しすることはなく黒衣に徹していた。
2008年4月からはパーソナリティが選曲も担当するようになった。
※2002年頃まで毎年6月頃に新人アナウンサーがグループを組んで取材したレポートを放送していた。レポート担当、送出担当等に分かれて成果発表していた。
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