トップQs
タイムライン
チャット
視点
シェブロン選手権
ウィキペディアから
Remove ads
シェブロン選手権(The Chevron Championship)は、全米女子ゴルフのメジャー選手権のひとつである。選手権のスポンサーはシェブロンが務め、IMGとの共催で行われる。
概要
1972年、同国の歌手であるダイナ・ショアの企画により歯磨きメーカーであるコルゲート社とのタイアップによるトーナメント「コルゲート・ダイナ・ショア・ウィナーズ・サークル」として発足した。
1983年に全米女子メジャーに昇格し、シーズンのメジャー大会の初戦として設定されている。その後スポンサーの変更等により、トーナメント名も変更されたが「ダイナ・ショア」の名前は彼女の死(1994年2月)の後も1999年まで残された。
第1回よりカリフォルニア州ランチョ・ミラージュの「ミッションヒルズ・カントリークラブ」を会場としており、毎年3月下旬に行われ、4月第1日曜日に最終日を設定していた。
しかし同週にオーガスタ・ナショナル女子アマチュアが開催されることなどから、2023年大会からテキサス州ヒューストン近郊のゴルフ場で開催、かつ時期も4月中旬頃に変更された。これは放映権を持つNBCの意向であったという[1][2]。
1982年からナビスコがスポンサーとなり、2002年からクラフトフーヅがスポンサーに加わった。しかし、2014年の大会を最後に降板。同年のCMEグループ・ツアー選手権開催直前に2015年から日本の航空会社である全日本空輸(ANA)がタイトルスポンサーとなり[3]、大会名も変更となった。
2021年10月5日、IMGと全米女子プロゴルフ協会は、石油関連大手のシェブロンがANAインスピレーションの新スポンサーとなり、「ザ・シェブロン選手権」にリニューアルされると発表した。契約は、2022年3月開催の2022年大会から6年間。ANAは協賛社となる[4]。
この大会の優勝者にはチャンピオンローブとダイナ・ショア・トロフィーが授与される。
Remove ads
トーナメント名の変遷
- 1972 - 1980年:コルゲート・ダイナ・ショア・ウィナーズ・サークル
- 1981年:コルゲート・ダイナ・ショア
- 1982年:ナビスコ・ダイナ・ショア・インビテーショナル
- 1983年 - 1999年:ナビスコ・ダイナ・ショア
- 2000・2001年:ナビスコ選手権
- 2002年 - 2014年:クラフト・ナビスコ選手権
- 2015年 - 2021年:ANAインスピレーション
- 2022年 - 2027年:シェブロン選手権
出場資格
- LPGA殿堂入りをしている者
- 歴代優勝者
- 過去5年のエビアン選手権・全米女子オープン・全英女子オープン・全米女子プロゴルフ選手権優勝者
- 同選手権1ヶ月前と開催週のロレックス女子世界ランキング40位以内の選手(2月末最終月曜日付けのランキング)。
- 前週までのLPGAツアーポイントランキング上位
- その他、特別推薦枠がある。
池へのジャンプ
ミッションヒルズ時代から優勝者は18番ホールのグリーン脇にある池にダイビングする、通称『ポピーポンド』が恒例となっている。
- 1988年、エイミー・オルコットが同大会2度目の優勝の際に飛び込んだのが最初とされる。
- 1991年、オルコットが3度目の優勝を果たし、大会ホステスであるショアと一緒に飛び込んだ。
- 1992年にはドッティー・モクリー(モクリーは結婚していた際の姓、現在はペッパー)はプレイオフを制して優勝したが、決着したのが10番ホールだったので飛び込めなかった。
- 1994年、ドナ・アンドリュースが大会直前に亡くなったショアを偲んでジャンプを行って以来、これが伝統となる。
歴代優勝者
メジャー昇格以前の優勝者
Remove ads
記録
- 最多優勝回数:3回、エイミー・オルコット(1983・1988・1991年)、ベッツィ・キング(1987・1990・1997年)、アニカ・ソレンスタム(2001・2002・2005年)
- 最年長優勝:42歳、ジョー・アン・プレンティス(1974年)
- 最年少優勝:18歳、モーガン・プレッセル(2007年)
- 72ホール最高スコア:269、ドッティー・ペッパー(1999年)
- 最多トップテン回数:11回、パット・ブラッドリー
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads