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オービック
日本の東京都中央区にあるシステムインテグレーター企業 ウィキペディアから
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株式会社オービック(英: OBIC Co., LTD.)は、東京都中央区京橋に本社を置く独立系のシステムインテグレーター企業である。主力製品は、会計・人事・給与・販売・管理・生産等(ERP)の各業務を横断する統合業務ソフトウェア「OBIC7」シリーズ。
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概要
1968年(昭和43年)創業。東京証券取引所プライム市場に上場(証券コード:4684)。JPX日経400、日経300、日経J1000構成銘柄[2]。社名は「Organization for Business Innovation and Communication」に由来する。
コンサルティングからハードウェア選定、ネットワーク環境構築、システム開発、導入時教育といった情報システムの導入のみにとどまらず、導入後の運用サポート、サプライ品の供給、法改正に関する情報提供などを含めて一貫して行う「ワンストップ・ソリューション・サービス」により非常に高い利益率を誇る[3]。2019年度の営業利益率は53.7%(有価証券報告書2020年3月期)である。また、自己資本比率は90%を超え(有価証券報告書2020年3月期)、無借金経営を続けており財務体質が良い。
オービックが提供する「統合業務ソフトウェアOBIC7シリーズ」は、ERP累計導入社数18年連続No.1の実績を達成し、20,000社以上のシステム構築・業務改善を手がけている[4]。近年はクラウド事業に注力しており、自社運営のクラウドセンターを活用し、システムの短期導入・早期稼働のほか、グループ全体の最適化を迅速かつ安定的に提供している[5]。
創業当初は中古会計機やコンピュータの販売事業を行っており、かつては「コンピュータのオービック」と称していた。2005年(平成17年)登記上の本店を東京へ移しはしたが、現在も大阪の事務所を「大阪本社」と呼称している。
また、経済産業省によって2021年から2024年度に健康経営優良法人に認定されている[6][7]。
なお、「奉行シリーズ」の開発・販売を行うオービックビジネスコンサルタントはオービックの持分法適用関連会社である。
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沿革

- 1968年(昭和43年)4月 - 株式会社大阪ビジネスを大阪市西区阿波座南通に設立。
- 1969年(昭和44年)5月 - 大阪市東区常盤町に本店を移転。
- 1971年(昭和46年)11月 - 東京支店(現:東京本社)開設。
- 1972年(昭和47年)8月 - 株式会社オービーシステム設立。
- 1973年(昭和48年)12月 - 名古屋支店開設。
- 1974年(昭和49年)1月 - 株式会社オービックに商号変更。大阪市南区塩町通に本店を移転。
- 1976年(昭和51年)1月 - 東京、大阪2本社制実施。福岡支店開設。
- 1979年(昭和54年)11月 - 大阪市南区順慶町通に本店を移転。株式会社オービックオフィスオートメーション設立。
- 1980年(昭和55年)
- 8月 - 自社ブランドのオフコン「OFFICE80」を開発。
- 12月 - 株式会社オービックビジネスコンサルタント設立。
- 1981年(昭和56年)9月 - 株式会社オービックビジネスソリューション設立。
- 1982年(昭和57年)2月 - 大阪市南区南船場に住所表記を変更(住居表示の実施による)。
- 1989年(平成元年)2月 - 大阪市中央区南船場に住所表記を変更(合区実施による)。
- 1996年(平成8年)9月 - 東京都中央区日本橋本町に本店を移転。
- 1998年(平成10年)12月 - 東京証券取引所第2部に上場。
- 2000年(平成12年)3月 - 東証1部に指定。
- 2005年(平成17年)1月 - 東京都中央区京橋に本店を移転。
- 2012年(平成24年)10月 - 完全子会社のオービックシステムエンジニアリング、オービックビジネスソリューションを吸収合併。
- 2013年(平成25年)4月 - オービッククラウドの提供開始。
- 2014年(平成26年)1月 - オービックシーガルズ 4年連続で日本一の栄冠に輝く。
- 2017年(平成29年)
- 5月 - オービック御堂筋ビル着工。
- 12月 - 東京トレーニングセンター開設。
- 2018年(平成30年)
- 1月 - 新サポートセンター開設。
- 3月 - 「OBIC7シリーズ」累計導入社数2万社突破、16年連続No.1を獲得。
- 5月 - 新クラウドセンター開設。
- 12月 - 「OBIC7シリーズ」累計導入社数2万社突破、17年連続No.1を獲得。
- 2020年(令和2年)
- 1月 - オービック御堂筋ビル竣工(大阪市中央区平野町)
- 2月 - オービッククラウドアカデミー大阪 開設
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主な製品
OBIC7業務・部門ソリューション
- 会計情報システム
- 財務部門向けソリューション
- 人事情報システム
- 給与情報システム
- 就業情報システム
- 販売情報システム
- 生産情報システム
- クラウドソリューション
- OBIC7 連携ソリューション
OBIC7業種別ソリューション
- 金融機関 OBIC7 Financial
- 卸・物流
- 小売
- サービス業
- 不動産関連
- 製造・設計
- 建設工事
- 各種業種・業務
組織
事業部
- システムインテグレーション事業
- システムサポート事業
- オフィスオートメーション事業
事業所
- 東京本社(東京都中央区)
- 大阪本社(大阪市中央区)
- 横浜支店(横浜市西区)
- 名古屋支店(名古屋市中村区)
- 京都支店(京都市下京区)
- 福岡支店(福岡市博多区)
- 北関東支店(さいたま市大宮区)
- 松本営業所(長野県松本市)
保養所
- 軽井沢研修センター
- 淡路島研修センター
関連会社
連結子会社
- 株式会社オービックオフィスオートメーション
持分法適用会社
- 株式会社オービーシステム
- 株式会社オービックビジネスコンサルタント
- 株式会社新潟オービックシステムエンジニアリング
平均年齢・勤続年数・年収
(有価証券報告書調べ)
- 2020年3月 36.5歳 13.5年 921.6万円
提供番組
- 現在
- ワールドビジネスサテライト - テレビ東京系列、2021年12月現在も提供中。
- 過去
- JNNフラッシュニュース - 2009年秋までTBS放送分にて当社が長らくスポンサーを務めていた。
- tvkニュース・天気 - 2000年頃までテレビ神奈川(tvk)の平日(金曜除く)の21:50 - 22:00のスポンサーだった。
関連項目
- オービックシーガルズ - メインスポンサーとなっているアメリカンフットボールのクラブチーム(社員で構成される実業団チームではない)。
- 青木功 - 当社CMキャラクター。先述「JNNフラッシュニュース」TBS放送分エンディングでは青木のイメージ映像が流れた。
- 二代目若乃花 - 1980年代前半のCMキャラクター。CMナレーションは「横綱の仕事は、お相撲です。」
- 三枝の国盗りゲーム(朝日放送) - 「パソコン賞」を提供。
脚注
外部リンク
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