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イメルダ・メリー・フィロメナ・バーナデット・ストーントン CBE(Imelda Mary Philomena Bernadette Staunton CBE, 1956年1月9日 - [1])は、イギリスの舞台および映画女優。
イメルダ・スタウントン Imelda Staunton | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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イメルダ・スタウントン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本名 |
Imelda Mary Philomena Bernadette Staunton イメルダ・メリー・フィロメナ・バーナデット・ストーントン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1956年1月9日(68歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | イングランドロンドン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | イギリス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 女優 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画、舞台、テレビドラマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1976年 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 | ジム・カーター(1985年 - ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
『ヴェラ・ドレイク』 『ハリー・ポッター』シリーズ 『マレフィセント』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ドローレス・アンブリッジ |
王立演劇学校で学んだ後、1970年代、レパートリー・シアターでキャリアを開始し、全英の様々な舞台に登場している。現在でも定期的にナショナル・シアターに出演している。
映画では地味な役が多いが、イギリスでは大変有名な女優で、ローレンス・オリヴィエ賞において『イントゥ・ザ・ウッズ』(1991年)パン屋の妻役、『スウィーニー・トッド』(2013年)ミセス・ラヴェット役、『ジプシー』(2016年)ママ・ローズ役で主演女優賞、『浮気なシナリオ』(1985年)および『小麦は緑』(1985年)で助演女優賞を受賞した。『ベガーズ・オペラ』(1982年)、『オズの魔法使い』(1987年)、『ワーニャ伯父さん』(1988年)、『ガイズ&ドールズ』(1996年)、『スローン氏の歓待』(2009年)、『グッド・ピープル』(2014年)を含め、オリヴィエ賞に計13回ノミネートされている。
2004年の映画『ヴェラ・ドレイク』のタイトル・ロールで批評家の称賛を得てアカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ドラマ部門)、全米映画俳優組合賞主演女優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞 主演女優賞、ヴェネツィア国際映画祭 女優賞を受賞した。ほかに『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』(2005年)のブラザウィック夫人役、『ハリー・ポッター』(2007年-2010年)2作のドローレス・アンブリッジ役、『パレードへようこそ』(2014年)のへフィーナ・ヒードン役で英国アカデミー賞 助演女優賞にノミネートされた。2007年公開の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で、ドローレス・アンブリッジ役を演じたことで広く知られるようになった。
テレビ出演も多く、シットコム『Up the Garden Path 』(1990年–1993年)、『Is it Legal? 』(1995年–1998年)に主演した。2005年、テレビ映画『My Family and Other Animals 』に出演し、国際エミー賞女優賞にノミネートされ、『Return to Cranford 』(2009年)、『ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女』(2012年)で英国アカデミー・テレビ賞助演女優賞にノミネートされた。『ザ・ガール』ではプライムタイム・エミー賞ミニシリーズ/映画助演女優賞にもノミネートされた。
北ロンドンのアーチウェイにて労働者階級の両親のもとに生まれる[2]。両親ともにアイルランド・メイヨー県からの移民[3]。王立演劇学校で演技を学んだ[3][4]。学校ではアラン・リックマンやティモシー・スポール、ジュリエット・スティーヴンソンらと学んだ[5]。2年後卒業し、6年の間様々な舞台に立つ。
1976年、王立演劇学校を卒業し[6][7]、その後6年間イギリスのレパートリー・シアターに出演し、エクセターのノースコット・シアターではジョージ・バーナード・ショーの『聖女ジョウン』(1979年)のタイトル・ロールを演じた。ロイヤル・ナショナル・シアターに移行し、『ベガーズ・オペラ』(1982年)のルーシー・ロキット役でローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル主演女優賞、新人賞にノミネートされた[8]。1982年、ナショナル・シアターの『ガイズ&ドールズ』に出演し、のちに夫となるジム・カーターと出会った[9]。1996年、再度『ガイズ&ドールズ』に出演してアデレイド役を演じローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル主演女優賞にノミネートされた[10]。1985年、オールド・ヴィック・シアターの『小麦は緑』とナショナル・シアターの『浮気なシナリオ』において助演女優賞で初のオリヴィエ賞受賞となった[11]。1987年、バービカン・センターにてロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『オズの魔法使い』でドロシー役を演じ[12][13]、オリヴィエ賞ミュージカル主演女優賞にノミネートされた[14]。1990年、『イン・トゥ・ザ・ウッズ』オリジナル・ロンドン・プロダクションのパン屋の妻役でローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル主演女優賞を初受賞した[15]。その後20年間演劇作品に出演し、『ワーニャ伯父さん』(1988年)のソーニャ役、『スローン氏の歓待』(2009年)のケイス役、『グッド・ピープル』(2014年)でオリヴィエ賞演劇主演女優賞にノミネートされた。2007年、アルメイダ・シアターにてフランク・マクギネスの『There Came a Gypsy Riding 』初演、2011年、エドワード・オールビーの『デリケート・バランス』再演に出演した。
チチェスター・フェスティバル劇場において、2011年から2012年、スティーヴン・ソンドハイムの『スウィーニー・トッド』ミセス・ラヴェット役でマイケル・ボール演じるタイトル・ロールの相手役を演じ、2014年から2015年、『ジプシー』再演で主役ローズ役を演じた[16]。いずれも批評的、商業的に成功を収め、ロンドンに移行した[17]。2013年および2016年、オリヴィエ賞ミュージカル主演女優賞を受賞した[18]。
2017年、ロンドンのウエスト・エンドにあるハロルド・パインター・シアターにて『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』のマーサ役で主演し、コンリース・ヒル、ルーク・トレッダウェイ、イモージェン・プーツと共演した[19]。2017年5月18日、この公演は『ナショナル・シアター・ライヴ』でテレビ放送された。
2017年、ナショナル・シアターにてソンドハイムの『フォリーズ』再演でサリー役を演じ、フィリス役のジェイニー・ディ、ベン役のフィリップ・クォストと共演した [20][21]。2017年11月16日、この公演も『ナショナル・シアター・ライヴ』でテレビ放送された。
1980年代より映画にも出演するようになる。2004年、主演を務めたマイク・リー監督の『ヴェラ・ドレイク』でヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされた。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』以降、ドローレス・アンブリッジ役を演じた。
1985年に俳優のジム・カーターと結婚。1993年に長女ベッシー・カーターを出産。ベッシーは現在女優として活動している。
2006年には大英帝国勲章第四位OBEを授与された[22]。2016年には第三位CBEを叙勲。
1978年-1979年、ノースコット・シアター:
1980年-1981年頃、ノッティンガム・プレイハウス:
1981年-1982年頃、ツアー公演:
2011年-2014年、チチェスター・フェスティバル劇場:
ロンドン:
年 | 日本語題 原題 | 役名 | 備考 |
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1992 | ピーターズ・フレンズ Peter's Friends | メアリー・チャールストン | |
1993 | から騒ぎ Much Ado About Nothing | マーガレット | |
1995 | ロシア52人虐殺犯/チカチーロ Citizen X | ブラコヴァ夫人 | テレビ映画 |
いつか晴れた日に Sense and Sensibility | シャーロット・パーマー | ||
1996 | 十二夜 Twelfth Night | マリア | |
1998 | 恋におちたシェイクスピア Shakespeare in Love | ||
1999 | デビッド・コパーフィールド David Copperfield | テレビ映画 | |
2000 | チキンラン Chicken Run | バンティ | アニメ映画、声の出演 |
ラット・ゲーム Rat | コンチータ・フリン | ||
2003 | アイル・ビー・ゼア I'll Be There | ブリジット博士 | |
2004 | ヴェラ・ドレイク Vera Drake | ヴェラ・ドレイク | ヴェネチア国際映画祭女優賞 受賞 英国アカデミー賞主演女優賞 受賞 ヨーロッパ映画賞女優賞 受賞 全米映画批評家協会賞主演女優賞 受賞 |
2005 | ナニー・マクフィーの魔法のステッキ Nanny Mcphee | ブラザウィック夫人 | |
2006 | 沈黙の奪還 Shadow Man | コーコラン | |
2007 | ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 Harry Potter and the Order of the Phoenix | ドローレス・アンブリッジ | |
フリーダム・ライターズ Freedom Writers | マーガレット・キャンベル | ||
2009 | ウッドストックがやってくる! Taking Woodstock | ソニア・タイチバーグ | |
2010 | アリス・イン・ワンダーランド Alice in Wonderland | 長身の薔薇の声 | 声の出演 |
家族の庭 Another Year | ジャネット | ||
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 Harry Potter and the Deathly Hallows - Part1 | ドローレス・アンブリッジ | ||
2011 | アウェイクニング The Awakening | モード・ヒル | |
アーサー・クリスマスの大冒険 Arthur Christmas | サンタ夫人 | 声の出演 | |
2012 | ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ The Pirates! Band of Misfits | ヴィクトリア女王 | 声の出演 |
ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女 The Girl | アルマ・レヴィル・ヒッチコック | テレビ映画 | |
2014 | マレフィセント Maleficent | ノットグラス | |
パレードへようこそ Pride | ヘフィナ・ヒードン | ||
2017 | パディントン2 Paddington 2 | ルーシーおばさん | 声の出演 |
輝ける人生 Finding Your Feet | サンドラ | ||
2019 | ダウントン・アビー Downton Abbey | レディ・モード・バグショー | |
マレフィセント2 Maleficent: Mistress of Evil | ノットグラス | ||
2022 | ダウントン・アビー/新たなる時代へ Downton Abbey: A New Era | レディ・モード・バグショー | |
2023 | チキンラン:ナゲット大作戦 Chicken Run: Dawn of the Nugget | バンティ | 声の出演 |
2024 | Paddington in Peru | ルーシー叔母さん | 声の出演、ポストプロダクション |
年 | 日本語題 原題 | 役名 | 備考 |
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2005 | 荊の城 Fingersmith | サックスビー夫人 | 計3話出演 |
シェイクスピア21 ShakespeaRe-Told | ポリー | ミニシリーズ | |
リトル・ブリテン Little Britain | ミード夫人 | 計6話出演 | |
2020- | Trying 〜親になるステップ〜 Trying | ペニー | メインキャスト |
2022-2023 | ザ・クラウン The Crown | エリザベス2世 | 主演 |
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