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『家族の庭』(Another Year)は、マイク・リー監督・脚本、ジム・ブロードベント、レスリー・マンヴィル、ルース・シーン出演による2010年のイギリスのドラマ映画である。第63回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映され、パルム・ドールを争った[2]。イギリスでは2010年11月5日の一般公開の前に、第54回ロンドン映画祭で上映された[3]。第83回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされた[4]。
家族の庭 | |
---|---|
Another Year | |
監督 | マイク・リー |
脚本 | マイク・リー |
製作 | ジョージナ・ロウ |
製作総指揮 |
ゲイル・イーガン テッサ・ロス |
出演者 |
ジム・ブロードベント レスリー・マンヴィル ルース・シーン |
音楽 | ゲイリー・ヤーション |
撮影 | ディック・ポープ |
編集 | ジョン・グレゴリー |
製作会社 |
Thin Man Films Film4 フォーカス・フィーチャーズ |
配給 | ツイン |
公開 |
2010年5月15日(第63回カンヌ国際映画祭) 2010年11月5日 2011年11月5日 |
上映時間 | 129分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $8,000,000[1] |
興行収入 | $18,124,262[1] |
地質学者のトム(ジム・ブロードベント)と、医学カウンセラーのジェリー(ルース・シーン)は誰もがうらやむおしどり夫婦だ。彼らは30歳になる孝行息子(オリヴァー・モルトマン)にも恵まれ、私生活は非常に充実していた。ある晩、ジェリーは同僚メアリー( レスリー・マンヴィル)を夕食に招待するが、彼女は酔ってしまい自分には男運がないと愚痴っていて……。
当初はマイク・リー監督と『ネイキッド』(1993年)以来組んでいたサイモン・チャニング=ウィリアムズが製作する予定だったが、2009年に彼が亡くなったためにジョージナ・ロウが務めることとなった。ティン・マン・フィルムズが主導で、テレビチャンネルのフィルム4とフォーカス・フィーチャーズと製作した[5]。プロジェクトのためにUKフィルム・カウンシルから120万ポンドの出資を受けた[6]。製作費は800万ドルで、リーが「これまでの私の映画で最も低い」と述べた[7]。
評論家には概ね高評価され、Rotten Tomatoesでは156個のレビュー中92%が好意的なものであり、10点満点中8.2点となった[8]。第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でパルム・ドールを争い、無冠に終わったものの、概ね高評価された[9][10][11]。『スクリーン・インターナショナル』では4点満点で平均3.4点を獲得した[12]。
賞 | 授賞式日 | 部門 | 候補者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
アカデミー賞[13] | 2011年2月27日 | 脚本賞 | マイク・リー | ノミネート |
英国アカデミー賞[14] | 2011年2月21日 | 助演女優賞 | レスリー・マンヴィル | ノミネート |
英国作品賞 | ノミネート | |||
英国インディペンデント映画賞[15] | 2010年12月5日 | 監督賞 | マイク・リー | ノミネート |
主演女優賞 | ルース・シーン | ノミネート | ||
主演男優賞 | ジム・ブロードベント | ノミネート | ||
助演女優賞 | レスリー・マンヴィル | ノミネート | ||
放送映画批評家協会賞[16] | 2011年1月14日 | オリジナル脚本賞 | マイク・リー | ノミネート |
カンヌ国際映画祭[17] | 2010年5月23日 | パルム・ドール | ノミネート | |
シカゴ映画批評家協会賞[18] | 2010年12月20日 | 主演女優賞 | レスリー・マンヴィル | ノミネート |
ヨーロッパ映画賞[19] | 2010年12月4日 | 主演女優賞 | レスリー・マンヴィル | ノミネート |
作曲賞 | ゲイリー・ヤーション | ノミネート | ||
ロンドン映画批評家協会賞[20] | 2011年2月10日 | 英国男優賞 | ジム・ブロードベント | ノミネート |
英国女優賞 | レスリー・マンヴィル | 受賞 | ||
英国女優賞 | ルース・シーン | ノミネート | ||
英国監督賞 | マイク・リー | ノミネート | ||
英国作品賞 | ノミネート | |||
助演男優賞 | デイビッド・ブラッドリー | ノミネート | ||
助演男優賞 | ピーター・ワイト | ノミネート | ||
ロンドン映画祭[21] | 2010-10-27 | 作品賞 | ノミネート | |
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞[22] | 2010年12月2日 | トップテン作品 | 受賞 | |
女優賞 | レスリー・マンヴィル | 受賞 | ||
サンディエゴ映画批評家協会賞[23] | 2010年12月14日 | 助演女優賞 | レスリー・マンヴィル | 受賞 |
キャスト賞 | ノミネート | |||
ユタ映画批評家協会賞[24] | 2010年12月23日 | 助演女優賞 | レスリー・マンヴィル | ノミネート |
ワシントンD.C.映画批評家協会賞[25] | 2010年12月6日 | オリジナル脚本賞 | マイク・リー | ノミネート |
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