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1976年1月から2月に、NHKの『銀河テレビ小説』で放送。核家族が進む中で嫁姑問題を正面から描いた「辛口ドラマ」で、全国から反響があり、一大論争を巻き起こした[1][2]。第8回テレビ大賞優秀番組賞受賞。
本作が好評だったため、「となり3部作」として『となりと私』(1977年放送)、『幸せのとなり』(1979年放送)が放送された。
高平知子はごく普通のサラリーマン家庭の専業主婦であった。夫は次男なので姑の苦労はなく、家は狭いながらも夫、娘、息子と4人で平穏に暮らしていた。しかし、郊外にマイホームを購入したところ、大阪の義兄一家の元で暮らしていた姑・志乃が突然転がり込んできた。知子と志乃は家事のやり方、子供たちの教育方針で何かにつけて対立するが、夫は知子を怒鳴るばかりでかばってはくれない。姑との軋轢や夫の態度に嫌気が差した知子は、友人の紹介で会員制高級サロンのマネージャーとして働き始めるが…。
NHKアーカイブスには、総集編のみ映像が現存している。
放送ライブラリーでは総集編が公開[3]。
2009年7月1日から9月16日までTBSとドリマックス・テレビジョンの共同制作により、TBS系列の水曜劇場枠に於いて『橋田壽賀子ドラマ となりの芝生』のタイトルで瀬戸朝香主演、泉ピン子共演でリメイクされた。初回は2時間スペシャル(21:00 - 22:48)を放送した。脚本はNHK版と同様、橋田が担当する。また、瀬戸は14年ぶりの民放の連続ドラマ主演となる[5]。
キャッチコピーは『生みの親より夫の親?』。
各回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第一回 | 2009年7月1日 | 不朽の名作が33年ぶりに完全復活… 甦る嫁姑対決 | 荒井光明 | 11.4% | 54分拡大 |
第二回 | 2009年7月8日 | 山崎統司 | 9.8% | ||
第三回 | 2009年7月15日 | 9.0% | |||
第四回 | 2009年7月22日 | 荒井光明 | 10.2% | ||
第五回 | 2009年7月29日 | 9.2% | |||
第六回 | 2009年8月5日 | 山崎統司 | 9.8% | ||
第七回 | 2009年8月12日 | 8.1% | |||
第八回 | 2009年8月19日 | 荒井光明 | 8.5% | ||
第九回 | 2009年8月27日 | 8.9% | |||
第十回 | 2009年9月2日 | 傷ついた夫の反乱 | 山崎統司 | 8.7% | |
第十一回 | 2009年9月9日 | 壊れた夫婦の行方 | 荒井光明 | 9.5% | |
最終回 | 2009年9月16日 | 嫁と姑の決断 | 12.0% | ||
平均視聴率9.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区) |
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