Loading AI tools
ウィキペディアから
「たどりついたらいつも雨ふり」(たどりついたらいつもあめふり)は、日本のロックバンドであるモップスの楽曲。1972年7月5日に、自身の12枚目のシングルとして東芝音楽工業のLIBERTYレーベルからリリースされた。
元々は吉田拓郎がアマチュア時代に所属していたGSバンド「ダウンタウンズ」の曲で『第2回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト』に出場した際に演奏していた楽曲を新たに歌詞を付け直したもので、当初のタイトルは「好きになったよ女の娘」だった。のちに、拓郎がアルバム『元気です。』(1972年)とアルバム『みんな大好き』(「吉田拓郎とLOVE2 ALL STARS」[注 1]名義)でセルフカバーしている。その際、タイトルを「たどり着いたらいつも雨降り」と表記されている。
1970年前後はロックよりもフォークの方が、言葉を音楽に乗せるという点で先行していたため「フォークシンガーから楽曲提供を受けて、言葉を大事にする部分を残してロックを作ってみたらどうだろう」というホリプロのプロデューサーだった奥田義行の発案を受けて、アルバム『モップスと16人の仲間』(1972年7月5日発売)が制作された[2]。拓郎は初めてラジオパーソナリティを務めた『パックインミュージック』(TBSラジオ)の生放送中に即興で[3]、「好きになったよ女の娘」の歌詞を書き直し「たどりついたらいつも雨ふり」を完成させた[3]。これが飛び抜けて出来が良かったため、アルバム発売と同時にシングルカットされた。メンバーの星勝は「モップスが模索してきた日本のオリジナル・ロックがこの作品で、ある程度到達できた」と話している[2]。
オリコン週間チャート最高26位ながらも、約14万枚を売り上げ、モップス最大のヒットになった。
「たどりついたらいつも雨ふり」 | ||||
---|---|---|---|---|
KODOMO BAND の シングル | ||||
初出アルバム『NO GIMMICK』 | ||||
B面 | NO GIMMICK | |||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック | |||
レーベル | キャニオン・レコード / SEE-SAW | |||
作詞・作曲 | 吉田拓郎 | |||
KODOMO BAND シングル 年表 | ||||
| ||||
日本のハードロックバンド・KODOMO BANDが発売した10枚目のシングル。1986年12月28日発売。発売元はキャニオン・レコード / SEE-SAW。
「たどり着いたらいつも雨降り」は、1993年10月1日にリリースされた吉田拓郎のシングルである。発売元はSony Records。
「たどり着いたらいつも雨降り」と「旅の宿」はアルバム『元気です。』から、「襟裳岬」は『今はまだ人生を語らず』からのシングルカットである。
「たどりついたらいつも雨ふり」は、1997年2月10日にリリースされた山崎ハコのシングルである。発売元はzetima。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.