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ディスクユニオン(disk union)は、東京都千代田区に本社を置き、首都圏を中心に音楽CD・レコードチェーン店を展開する企業である。独自にレコードレーベルを持つレコード会社でもある。
新品CD店と中古CD店の二つの顔を持ち合わせるチェーン店。コアな音楽ファンを対象とした品揃えが豊富。CD・レコード・DVDのほか、オーディオ機器・書籍・ゲーム・バンドTシャツ・オリジナルグッズなど多彩な商品を扱っている。
新宿、お茶の水、渋谷の各地区には「ロック館」「ジャズ館」など細分化された小規模店舗が散在している。レコード関連商品を扱う店舗の名称は「ディスクユニオン」、新品オーディオ機器を扱う店舗は「オーディオユニオン」、中古オーディオ機器を取り扱う店舗は「セカンドハンズ」と屋号を変えている。
1982年にはDIWレコードを設立して、音楽ソフトの制作および販売(海外への輸出も含む)に進出した。この他、海外直輸入盤や国内インディーズ作品の卸販売も手がけている。
アーティストが新譜をリリースする際に、タンブラーやキーホルダーなど、タワーレコードやHMVとはひと味違った特典を付けることが多い。
同じ建物内にある店舗でも、取扱商品やジャンルごとに売場やフロアが分かれている店舗は独立したものとして表記している場合がある。
制作部門であるDIWプロダクツでは、様々なレーベルの制作・販売を行っている。
など。
2012年発足。出版部門。音楽、カルチャー関連書、ジャズ雑誌『JAZZ PERSPECTIVE』などを出版。
2022年6月29日、オンラインショップに登録している70万人余りの会員の名前や住所、電話番号のほか、メールアドレスや暗号化されていないパスワードなどの個人情報が漏えいしたおそれがあることを発表した[1][2]。第三者からの情報提供により6月24日に社内調査を行った結果判明した。同日中にウェブサイトは閉鎖され、社内に緊急対策チームを発足、個人情報保護委員会への報告を行い、外部調査機関へ詳細についての調査を依頼した。また、6月28日には警察へ被害届も提出している[3]。
その後に行われた外部調査機関による調査の結果、約70万1000件の氏名、住所、電話番号、FAX番号、Eメールアドレス、ログインパスワード、会員番号が漏洩している事実を確認。原因はオンラインショップのサーバーのうち一台にセキュリティ上の脆弱性があり、悪意を持った第三者が不正にアクセスできる状態にあったことが報告された[4]。
9月6日、ITセキュリティ専門機関による再発防止策を実施した上でウェブサイトを再開。二次被害を防ぐため、これまでのパスワードは全て無効化されているため、ログインの際に新たなパスワードを設定する必要がある。また、新たに設定されたパスワードは暗号化した上で保存される仕組みに変更になった[5]。
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