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文化庁の構想に基づき設置された野外博物館・公園 ウィキペディアから
風土記の丘(ふどきのおか)は、文化庁の風土記の丘設置構想に基づき、遺跡及び歴史資料の保存及び活用を目的として設置された史跡等の遺跡を中心とする野外博物館・歴史公園である。
「風土記の丘設置要項」(外部リンク参照)によれば、風土記の丘は、古墳・城跡等の遺跡等を広域保存するとともに、歴史資料等を収蔵・展示する資料館を設置することによって、遺跡と資料の一体的な保存や活用を図ることを目的としている。
文化庁では1966年に風土記の丘設置構想を発表し[1]、これに基づいて同年には最初の風土記の丘である「西都原風土記の丘」がオープンした[2]。次いで、翌1967年には「さきたま風土記の丘」、1968年には「紀伊の国風土記の丘」、1969年には「立山風土記の丘」、「安土風土記の丘」が開設され、2007年現在では、全国16か所に風土記の丘が設けられている。
他に「風土記の丘」という名を持つ野外博物館・公園としては、常陸風土記の丘(茨城県石岡市)及び壱岐風土記の丘(長崎県壱岐市)があるが、これらについては、文化庁事業の風土記の丘にあたるか否か不明である。
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