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『誰のために愛するか』(だれのためにあいするか)は、曽野綾子のエッセイ集である。
1970年に青春出版社にて刊行し、その後文庫版の角川書店、文藝春秋を経て2005年に祥伝社の新書版として復刊した。
映画版は1971年4月1日に公開され、テレビドラマでは1974年4月4日から同年7月11日までNET(現・テレビ朝日)で放送されていた。
映画版は東宝製作・配給、テレビドラマ版は東映の制作で、両作品は登場人物、ストーリー共に異なっている。本項では両者について述べる。
銀行員の宮井朋子は、課長から紹介される形で出会ったエリート社員の高木隆一郎に交際を申し込まれる。朋子は正月に帰郷先の甲府で幼馴染みで既に妻子持ちの元木敬介と再会。朋子の様々な愛の悩みや苦しみ等を描いていく。
放送時間は毎週木曜日20:00 - 20:55。本作は朝倉家の異母姉妹を中心とし、愛の悩み、苦しみなどを経験して真の愛に至るという物語となっている。オープニングは作者の曽野綾子自身のナレーションを乗せ、曽野の自筆による「愛する人のために死ねるかどうか、それは踏み絵のようなもの」という内容の「愛の定義」を画面に映し、その後、子犬が人のいないビル街を歩いているという映像であった。
なお、本作は当初24話を予定していたが[1]、最低視聴率2.6%を記録したために短縮され、13話で終了した。
NETテレビ 木曜20:00 - 20:55 枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
誰のために愛するか
(1974年4月~1974年7月) |
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