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日本の東京都新宿区にある出版社 ウィキペディアから
株式会社青春出版社(せいしゅんしゅっぱんしゃ)は、日本の出版社。主に実用書、自己啓発書を専門とする。
主に、生活実用・自己啓発・健康・利殖といった日常生活に使えるちょっとした知識を、その分野の専門家ではない筆者を起用して、分かり易く作る点に特色が有る[1]。
1955年5月、小澤和一(小沢和一)が24歳のとき創業[2]。当時小沢の片腕だったのが大和岩雄で[2]、主として編集に携わっていたのは大和の方で[2]、小沢はもっぱら営業販売の担当だった[2]。小沢が返品本を自分でこっそり流して個人の利益を得ているという噂が流れたことなどで、大和は小沢との仲を断ち切り、個人で大和書房を興す[2]。大和と別れた小沢が次に組んだのが岩瀬順三だった[2]。岩瀬は青春出版社の共同経営者になった[2]。しかし岩瀬は小沢以上の"出版商人"であり、同時に編集にかけては鋭い才能を持つ男で[2]、後にベストセラーが続出した「青春新書プレイブックス」や[2]、試験にでる英単語(通称「でる単」)を生んだのも岩瀬だった[3][4]。岩瀬は青春出版社にとんでもなく大きな遺産を残したが[2][3][4]、小沢と岩瀬という共にアクの強い二人が共同経営者として上手くいくわけもなく、二人は次第に犬猿の仲になり、袂を分かった[2]。岩瀬が去った後の青春出版社は、小沢の完全なるワンマン経営になり、順調に成長していった[2]。
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