第15回参議院議員通常選挙(だい15かいさんぎいんぎいんつうじょうせんきょ)は、1989年平成元年)7月23日に行われた日本国会参議院議員選挙である。

概要 内閣, 任期満了日 ...
日本の旗 第15回参議院議員通常選挙 国会議事堂
内閣 宇野内閣
任期満了日 1989年(平成元年)7月9日
公示日 1989年(平成元年)7月5日
投票日 1989年(平成元年)7月23日
選挙制度 選挙区制 76(
拘束名簿式比例代表制 50(
改選数 126(
議席内訳
Thumb
選挙後の党派別議席数
有権者 満20歳以上の日本国民
有権者数 8989万1258人
投票率 65.02%(減少6.34%)
各党別勢力
党順 第1党 第2党 第3党
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党色
党名 自由民主党 日本社会党 公明党
党首 宇野宗佑 土井たか子 石田幸四郎
就任日 1989年6月 1986年9月 1989年5月
前回(3年前) 68 22 14
非改選議席 73 20 10
改選議席 69 22 12
獲得議席 36 46 10
増減 33 24 2
選挙前議席 142 42 22
選挙後議席 109 66 20
得票数(選) 1746万6406票 1500万9451票 290万947票
得票率(選) 30.70% 26.38% 5.10%
得票数(比) 1534万3455票 1968万8252票 609万7971票
得票率(比) 27.32% 35.05% 10.86%
党順 第4党 第5党 第6党
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党色
党名 日本共産党 連合の会 民社党
党首 不破哲三 豊田稔 永末英一
就任日 1989年5月 1989年6月 1989年2月
前回(3年前) 7 新党 6
非改選議席 9 1 5
改選議席 8 0 6
獲得議席 5 11 3
増減 3 11 3
選挙前議席 17 1 11
選挙後議席 14 12 8
得票数(選) 501万2424票 387万8783票 206万6533票
得票率(選) 8.81% 6.82% 3.63%
得票数(比) 395万4408票 272万6419票
得票率(比) 7.04% 4.85%
党順 第7党 第8党 第9党
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党色
党名 税金党 第二院クラブ スポーツ平和党
党首 野末陳平 青島幸男 猪木快守
就任日 1983年6月 1983年 1989年6月
前回(3年前) 1 1 新党
非改選議席 1 1 0
改選議席 1 1 0
獲得議席 2 1 1
増減 1 1
選挙前議席 2 2 0
選挙後議席 3 2 1
得票数(選) 88万9633票
得票率(選) 1.56%
得票数(比) 117万9939票 125万22票 99万3989票
得票率(比) 2.10% 2.23% 1.77%
 < 1986年1992年 > 
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概要

平成最初となる選挙で、史上最多の40政党が候補を立てた選挙であった。自由民主党竹下登内閣において発覚したリクルート問題や、施行された消費税、竹下に代わって総理大臣に就任した宇野宗佑の女性問題などが焦点とされた。

日本社会党土井たか子委員長の「マドンナ旋風」と呼ばれるブームによって46議席を獲得したことで、与野党の議席数が逆転した。この選挙結果は、土井が「山が動いた」と表現したことに象徴されている。自民党は幹事長橋本龍太郎が「ちくしょー」と思わず憤るほどの惨敗を喫し、結党以来初めて追加公認を合わせても参議院での過半数に届かなかった。特に、それまで絶対的な強さを誇った1人区(事実上の小選挙区)で、前回の25勝1敗から一転して3勝23敗へと大きく後退した。その後も、自民党は2016年(平成28年)の第24回の選挙後に平野達男が入党するまで27年間参議院での単独過半数を回復できず、公明党民社党の野党と協力した自公民路線や、社会党、新党さきがけとの自社さ連立政権、公明党と自公連立政権を組むことで過半数を確保していた[1]

2024年9月現在、近畿地方出身の首相の元で行われた大型国政選挙は本選挙のみである[注 1]

選挙データ

内閣

公示日

投票日

改選数

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選挙制度

  • 選挙区
    • 小選挙区制:26(増減なし
      • 2人区(1人改選):26(増減なし
    • 中選挙区制:21(増減なし
      • 4人区(2人改選):15
      • 6人区(3人改選):04(愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県)
      • 8人区(4人改選):02(北海道、東京都)
投票方法
秘密投票単記投票、2票制(選挙区・比例区)
選挙権
満20歳以上の日本国民
被選挙権
満30歳以上の日本国民
有権者数
89,891,358(男性:43,556,869 女性:46,334,489)

選挙活動

党派別立候補者数

さらに見る 党派, 計 ...
党派 内訳 男性 女性 選挙区 比例区 議席
男性女性 男性女性 改選 非改選 公示前
自由民主党 7850028735 5337016530 2513012205 6973142
日本社会党 55170384312 3010020255 257018187 222042
公明党 226016193 520350 174013143 121022
日本共産党 7061635119 4531413312 253022187 8917
民社党 252122196 820653 170116143 6511
税金党 10109100 110010 900990 112
第二院クラブ 10118100 10118100 112
サラリーマン新党 1010982 100110 910872 112
連合の会 120111102 120111102 011
太陽の会 1010955 100110 910845 101
沖縄革新共闘会議 110010 110010 101
無所属 447136413 447136413 459
緑の党 130013112 120012111 100101 000
みどりといのちのネットワーク 12001257 300312 900945 000
教育党 10001046 900945 100101 000
原発いらない人びと 10001055 100101 900954 000
進歩党 10019100 501450 500550 000
スポーツ平和党 100010100 100010100 000
ちきゅうクラブ 10001019 10001019 000
福祉党 10001073 10001073 000
MPD・平和と民主運動 10001055 100110 900945 000
大日本愛国党 100110 100110 000
日本国民政治連合 100110 100110 000
日本みどりの党 100110 100110 000
日本民主党 100110 100110 000
平安会 100110 100110 000
星宇宙党 100110 100110 000
立行社 100110 100110 000
諸派 2210022217942 460046415 1750017513837 000
総計 670936571524146 28563421823649 38530235328897 126126252
出典:総務省統計局
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党派の動き

与党

選挙区53名、比例区25名の計78名を擁立。

野党

選挙区30名、比例区25名の計55名を擁立。
選挙区5名、比例区17名の計22名を擁立。
選挙区8名、比例区17名の計25名を擁立。
選挙区12名を擁立。候補者を擁立しなかった社会民主連合とともに社公民路線を推進した。
選挙区45名、比例区25名の計70名を擁立。

諸派

選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。現職の野末代表が東京選挙区から出馬した。
比例区に10名を擁立。
比例区に10名を擁立。
選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。
選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。
比例区10名を擁立。
選挙区5名、比例区5名の計10名を擁立。
選挙区12名、比例区1名の計13名を擁立。
選挙区3名、比例区9名の計12名を擁立。
選挙区9名、比例区1名の計10名を擁立。
選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。
比例区に10名を擁立。
選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。
比例区に10名を擁立。
比例区に10名を擁立。
  • 老人福祉党
10名を擁立。
10名を擁立。
10名を擁立。
  • 国会議員を半分に減らす会
比例区に10名を擁立。
  • UFO党(森脇十九男党首)
選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。
  • 人間党
比例区に10名を擁立。
選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。
選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。
  • 新政クラブ
比例区に10名を擁立。
  • 環境党
10名を擁立。
  • 大行社政治連盟
10名を擁立。
選挙区1名、比例区9名の計10名を擁立。
10名を擁立。
10名を擁立。
10名を擁立。
  • 道州制推進会議
10名を擁立。
  • 世界浄霊会
比例区に10名を擁立。
  • 日本国民権利擁護連盟
比例区に10名を擁立。
比例区に10名を擁立。
  • 主権在民党
10名を擁立。
赤尾総裁が東京選挙区から立候補した。
赤石総裁が東京選挙区から立候補した。
  • 日本みどりの党(甲賀喜夫代表)
甲賀代表が大阪選挙区から立候補した。
品川総裁が東京選挙区から立候補した。
  • 平安会(村上家彦総裁)
村上総裁が大阪選挙区から立候補した。
  • 星宇宙党(武藤孝志代表)
村上代表が愛媛選挙区から立候補した。
  • 立行社(山口俊明総裁)
山口総裁が東京選挙区から立候補した。

[2]

キャッチコピー

  • 自由民主党  :断行!!政治改革。[3]
  • 日本社会党  :怒りの一票、政治を変える。[3]
  • 公明党    :刷新 新しい日本へ 新しい政治[3]
  • 日本共産党  :自·社·公·民のなれあい政治はゴメンです[3]
  • 民社党    :幸せ、わかち愛。[3]

選挙報道

選挙関連特別番組

主な争点

政局
政策
  • 消費税の是非
  • 農産物の輸入自由化

選挙結果

党派別獲得議席

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e  d  日本の旗 第15回参議院議員通常選挙 (1989年(平成元年)7月23日施行)
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政党 獲得
議席
増減 選挙区 比例区 公示前 非改選 議席計
議席 得票数 得票率 議席 得票数 得票率
与党 36減少033 21 17,466,40630.70% 15 15,343,45527.32% 6973 109
自由民主党 36 減少033 21 17,466,406 30.70% 15 15,343,455 27.32% 69 73 109
野党・無所属他 90増加033 55 39,433,22869.30% 35 40,827,87372.68% 5753 143
日本社会党 46増加024 26 15,009,45126.38% 20 19,688,25235.05% 2220 66
連合の会 11増加011 11 3,878,7836.82% 01 12
公明党 10 減少002 4 2,900,947 5.10% 6 6,097,971 10.86% 12 10 20
日本共産党 5 減少003 1 5,012,424 8.81% 4 3,954,408 7.04% 8 9 14
民社党 3 減少003 1 2,066,533 3.63% 2 2,726,419 4.85% 6 5 8
税金党 2 増加001 1 889,633 1.56% 1 1,179,939 2.10% 1 1 3
第二院クラブ 1 増減なし 1 1,250,022 2.23% 1 1 2
スポーツ平和党 1 増加001 1 993,989 1.77% 0 0 1
沖縄革新共闘会議 1増減なし 1 337,250 0.59% 1 0 1
無所属 10増加006 10 7,362,723 12.94% 4 5 15
サラリーマン新党 0 減少001 0 256,678 0.45% 0 872,326 1.55% 1 1 1
諸派 0 減少001 0 1,718,805 3.02% 0 4,064,547 7.24% 1 0 1
総計 126増減なし 76 56,899,634100.0% 50 56,171,328100.0% 126126 252
有効票数(有効率) 56,899,63497.35% 56,171,32896.13%
無効票・白票数(無効率) 1,546,7312.65% 2,262,7343.87%
投票者数(投票率) 58,446,36565.02% 58,434,06265.01%
棄権者数(棄権率) 31,444,99334.98% 31,457,29634.99%
有権者数 89,891,358100.0% 89,891,358100.0%
出典:主要政党の変遷と国会内勢力の推移 投票結果 開票結果
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選挙区投票率:65.02%(前回比:減少 6.34%)
【男性:64.36(前回比:減少 5.81%) 女性:65.63(前回比:減少 6.84%)】
比例区投票率:65.01%(前回比:減少 6.31%)
【男性:64.35(前回比:減少 5.79%) 女性:65.62(前回比:減少 6.82%)】

党派別当選者内訳

さらに見る 党派, 計 ...
党派 内訳 男性 女性 選挙区 比例区
男性女性 男性女性
自由民主党 3620016342 211308210 15708132
日本社会党 46170293511 2610016215 207013146
連合の会 110110101 110110101
公明党 1060482 420240 640242
日本共産党 530223 100101 430122
民社党 310230 110010 200220
税金党 210120 110010 100110
第二院クラブ 110010 000000 110010
スポーツ平和党 100110 100110
諸派 110010 110010 000000
無所属 1040682 1040682
総計 1265417110521 7632143679 50220283812
出典:朝日新聞「朝日選挙大観」
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都道府県別選挙区獲得議席

さらに見る 都道府県, 定数 ...
都道府県定数 自民 与党計 社会 連合 公明 共産 民社 税金 諸派 野党計 与党計
- 野党計
01北海道4101100100013-2
02青森県1000000000011-1
03岩手県1000100000001-1
04宮城県1000100000001-1
05秋田県1000100000001-1
06山形県1000010000001-1
07福島県21011000000010
08茨城県21011000000010
09栃木県21011000000010
10群馬県21011000000010
11埼玉県20111000000010
12千葉県21011000000010
13神奈川県21011000000010
14山梨県1000010000001-1
15東京都4101001001013-2
16新潟県21011000000010
17富山県11010000000001
18石川県1000010000001-1
19福井県1000010000001-1
20長野県21011000000010
21岐阜県2000010000001-1
22静岡県21010000000110
23愛知県3101100010002-1
24三重県1000010000001-1
25滋賀県1000010000001-1
26京都府21010100000010
27大阪府3009101000013-3
28兵庫県3101101000002-1
29奈良県1000010000001-1
30和歌山県11010000000001
31鳥取県1000000000011-1
32島根県1000000000011-1
33岡山県21011000000010
34広島県21011000000010
35山口県1000100000001-1
36徳島県1000010000001-1
37香川県1000100000001-1
38愛媛県1000010000001-1
39高知県1000100000001-1
40福岡県3101101000002-1
41佐賀県11010000000001
42長崎県1000100000001-1
43熊本県20110000000110
44大分県1000100000001-1
45宮崎県1000100000001-1
46鹿児島県21011000000010
47沖縄県1000000000101-1
総計 7621223261141111853-30
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政党

自由民主党:36議席(109議席)
総裁宇野宗佑
幹事長    :橋本龍太郎
総務会長   :水野清
政務調査会長 :村田敬次郎
国会対策委員長:渡部恒三
参議院議員会長:長田裕二
日本社会党:46議席(66議席)
委員長土井たか子
副委員長   :岡田利春 小野明
        金子みつ 山本政弘
書記長    :山口鶴男
政策審議会長 :伊藤茂
国会対策委員長:大出俊
参議院議員会長:小野明
連合の会:11議席(12議席)
会長:豊田稔
最高顧問:竪山利文
公明党:10議席(20議席)
委員長:石田幸四郎
副委員長   :浅井美幸 長田武士
        多田省吾 伏木和雄
書記長    :市川雄一
政策審議会長 :坂口力
国会対策委員長:坂井弘一
参議院議員団長:黒柳明
最高顧問   :竹入義勝 矢野絢也
日本共産党:5議席(14議席)
議長 :宮本顕治
委員長不破哲三
副委員長    :市川正一 小笠原貞子
         戎谷春松 高原晋一
         西沢富夫
書記局長    :金子満広
政策委員会責任者:吉岡吉典
国会対策委員長 :寺前巌
参議院議員団長 :橋本敦
民社党:3議席(8議席)
委員長:永末英一
副委員長   :河村勝
書記長    :米沢隆
政策審議会長 :中野寛成
国会対策委員長:吉田之久
参議院議員会長:藤井恒男
常任顧問   :塚本三郎
税金党:2議席(3議席)
代表:野末陳平
第二院クラブ:1議席(2議席)
代表:青島幸男
スポーツ平和党:1議席(1議席)
党首:猪木快守
サラリーマン新党:0議席(1議席)
代表:青木茂
諸派:1議席(1議席)
  • 1議席(1団体)
沖縄革新共闘会議喜屋武真栄(沖縄)

議員

選挙区当選者

 自由民主党   日本社会党   連合の会   公明党   日本共産党   民社党   税金党   諸派   無所属 

補欠選挙等

さらに見る 年, 月日 ...
月日選挙区選出新旧別当選者所属党派欠員所属党派欠員事由
1990 6.10 福岡県 補欠選挙 三重野栄子日本社会党 小野明無所属 1990.4.19死去[4]
1992 2.9 奈良県 補欠選挙 吉田之久[連 3]連合の会新坂一雄連合の会1991.12.28死去
3.8 宮城県 補欠選挙 萩野浩基連合の会 栗村和夫日本社会党1992.1.25死去[5]
4.12 茨城県 補欠選挙 狩野安自由民主党 狩野明男自由民主党1992.2.26死去
7.26 埼玉県 合併選挙[注 2] 佐藤泰三自由民主党 土屋義彦自由民主党1992.6.1失職[辞 1][6]
1993 7.18 福島県 補欠選挙 太田豊秋自由民主党 石原健太郎自由民主党1993.6.21辞職[辞 2][7]
岐阜県 補欠選挙[注 3] 岩崎昭弥日本社会党 高井和伸連合の会1993.6.21辞職[辞 2][7]
12.5 広島県 補欠選挙 溝手顕正自由民主党 藤田雄山自由民主党1993.10.21失職[辞 3][8]
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比例区当選者

 自由民主党   日本社会党   公明党   日本共産党   民社党   第二院クラブ   税金党   スポーツ平和党 

繰上当選

さらに見る 年, 月日 ...
月日新旧別当選者名簿政党名欠員欠員事由
1990 3.14 星野朋市[税 2]税金党 横溝克己 1990.3.14死去[9]
1993 7.16 扇千景[自 2]自由民主党 山岡賢次 1993.7.16辞職[辞 2][10]
1994 3.23 増岡康治自由民主党 石川弘 1994.3.23辞職[辞 4][11]
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初当選

計71名
※:衆議院議員経験者
自由民主党
16名

 

日本社会党
29名
公明党
4名
日本共産党
2名
民社党
2名
連合の会
10名

 

 

 

税金党
1名
スポーツ平和党
1名
無所属
6名

 

 

 

返り咲き・復帰

計1名
連合の会
1名

引退・不出馬

計33名
自由民主党
16名

 

日本社会党
5名
公明党
6名

 

 

 

日本共産党
2名
民社党
4名

落選

計39名
自由民主党
30名
日本共産党
3名
民社党
1名
サラリーマン新党
1名
太陽の会
1名
無所属
3名

選挙後

投票日の翌日、宇野は敗北の責任をとり退陣を表明。宇野宗佑内閣は成立からわずか68日で総辞職した。会見での「明鏡止水の心境であります」との言葉が有名になった。

その後の首班指名選挙で参院は日本社会党の土井たか子を指名、衆院では自民党の海部俊樹を指名し、両院協議会で一致しなかったため、衆議院の優越で海部が首相に選出された。

1989年(平成元年)12月11日に消費税廃止法案が参議院で可決された。しかし、衆議院で議決することができず(審議未了)廃案となった。

同月には国民からの批判に応えるために「消費税導入の趣旨」を踏まえてゴールドプラン(高齢者保健福祉推進十カ年計画)が策定され、1990年代における介護サービス供給組織の飛躍的な拡充に繋がった。

国会

第115回国会臨時会
  • 参議院議長選挙(投票総数:242票 過半数:122票)[12]
土屋義彦(自民党) :228
白票        :014票
  • 参議院副議長選挙(投票総数:244票 過半数:123票)
小野明 (社会党) :243票
小山一平(社会党) :001票
  • 内閣総理大臣指名選挙[13]
第1回投票(投票者数:249票 過半数:125票)
土井たか子(社会党):112票
海部俊樹 (自民党):109票
不破哲三 (共産党):014票
永末英一 (民社党):010票
白票        :004票
決選投票(投票者数:249票 過半数:125票)
土井たか子(社会党):127
海部俊樹 (自民党):109票
白票        :013票

脚注

参考文献

外部リンク

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