天竜区
静岡県浜松市の行政区 ウィキペディアから
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天竜区(てんりゅうく)は、浜松市を構成する3つの行政区の1つ。浜松市北部の「北遠地区」と呼ばれる地区で、区域の大部分を森林が占める。
天竜区は2005年7月1日に浜松市に編入した、旧天竜市、旧春野町、旧佐久間町、旧龍山村、旧水窪町の、旧北遠5市町村の全域が区域である。南部は同市浜名区と接し、北部は長野県、愛知県との県境までと、浜松市の行政区の中では最も広く浜松市市域面積の約6割を占め、かつ日本の政令指定都市の行政区としても静岡市葵区に次いで第2位の面積を持ち、当区のみで広島市全体の総面積を上回る。そのため当区は17の政令指定都市よりも面積が広い。
天竜区はその大部分が森林地帯であり、浜松市の主要な産業の一つである林業は主にこの天竜地区が主力である。またかつては久根鉱山も存在した。しかし、全国の山村地帯の多くと同じく過疎化が進行しており[1]、日本の政令指定都市の行政区の中では人口・人口密度[注釈 1]ともに最少の区でもある。
浜松市では2024年1月1日に区の統合・再編が行われたものの、従来からある7区で唯一、天竜区だけは区域や名称の変更がなかった[2]。ただし、全国地方公共団体コードは「22137-6」から「22140-6」となった[3]。
山間部特有の内陸性の気候であり、温まった空気が外部に逃げにくいため、夏は非常に高温になり、日によっては国内最高気温を記録することもある。
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天竜地区はその豊かな森林に恵まれ、有名な観光名所も多い。特に佐久間ダムや、秋葉神社へは多くの人が訪れる。
2007年の区設置時、天竜区役所は旧浜松市天竜総合事務所(二俣町二俣、旧天竜市役所)を使用していたが、アスベスト問題や耐震構造の問題があるとして解体し、同地において新築することになった。2008年11月に改築工事を始め、2011年3月に天竜杉を用いた新庁舎[5]が完成、同月14日より業務を行っている。
集配等を行う郵便局のみを掲載する。
2015年(平成27年)10月1日時点における天竜区民の平均年齢は次のとおりである[6]。
※国立病院機構天竜病院は浜名区に所在する
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区の中心駅は天竜二俣駅。西鹿島駅や中部天竜駅も拠点駅といえる。
ゆかりのある人物についても、当節に掲載する。
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