南浦和駅
埼玉県さいたま市南区南浦和にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
埼玉県さいたま市南区南浦和にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線と武蔵野線であり、東北本線を所属線としている。ただし、東北本線の列車は電車線を走る京浜東北線電車のみが停車し、旅客案内では「東北(本)線」は使用されていない。したがって、当駅は京浜東北線と武蔵野線との乗換駅として案内されている。駅番号は京浜東北線がJK 42、武蔵野線がJM 25。
当駅南側にさいたま車両センターが位置している関係もあり、当駅を始発終点とする京浜東北線の電車が多数設定されている。
南北方向に伸びる京浜東北線を含む東北本線の各線路の上を東西方向に伸びる武蔵野線が乗り越す構造となっており[5]、地上にある京浜東北線ホーム蕨駅方の高架上に武蔵野線のホームがある。
京浜東北線は、島式ホーム2面4線の地上駅であり、2・3番線はさいたま車両センター(旧:浦和電車区)へ通じる折り返し線となっている。
当駅で車庫に引き上げる回送列車は日中を除いて基本的に3番線に入り、大宮方面の利用客に同じホームで4番線へ乗り換えられるようになっている。朝と夕方のラッシュ時は3番線に入り、客を降ろしてから一度浦和方にある引き上げ線で折り返し、始発として2番線に進入する列車がある。
長らく各ホームとの連絡は、改札内コンコースのみ可能であったが、2016年に京浜東北線の3・4番線ホーム(大宮方面)と武蔵野線の6番線ホーム(西船橋方面)を結ぶ階段が設置された。また、改札側に武蔵野線の5番線ホーム(府中本町方面)と連絡する階段も新設された。
トイレは、改札内コンコースに1か所、また多機能トイレ(2016年1月31日使用開始)が改札内コンコースに1か所設置されている。
(出典:JR東日本:駅構内図)
1か所である。かつては東口側武蔵野線高架下に浦和競馬場開催時に供用される臨時改札口があり、武蔵野線連絡通路とつながっていた。2020年時点ではシャッターで閉鎖されている。また、その至近にトイレが設置されている。
自動券売機(指定席券売機と話せる指定席券売機[2][3]を併設)が改札口正面に設置されている。コンコースがあるため、改札外で東口と西口の通り抜けが可能である。
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は53,808人である[JR 1]。武蔵野線では西船橋駅、南越谷駅、北朝霞駅に次ぐ第4位で、JR東日本全体では蕨駅に次いで第79位。ただし駅改札を通った人数で、JR線内相互の乗換客は含まれないので、乗換客を含めた駅利用者は実際にはこれより多い。
2007年度(平成19年度)の武蔵野線自体の1日平均乗降人員は195,641人[10]であり、同線内で最も多い。
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、1981年度(昭和56年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1981年(昭和56年) | 50,053 | |
1982年(昭和57年) | 55,321 | |
1983年(昭和58年) | 50,724 | |
1984年(昭和59年) | 52,068 | |
1985年(昭和60年) | 50,666 | |
1986年(昭和61年) | 44,946 | |
1987年(昭和62年) | 46,277 | |
1988年(昭和63年) | 48,056 | |
1989年(平成元年) | 49,824 | |
1990年(平成 | 2年)52,199 | |
1991年(平成 | 3年)53,909 | |
1992年(平成 | 4年)54,810 | |
1993年(平成 | 5年)54,835 | |
1994年(平成 | 6年)54,483 | |
1995年(平成 | 7年)54,062 | |
1996年(平成 | 8年)54,021 | |
1997年(平成 | 9年)52,458 | |
1998年(平成10年) | 52,158 | |
1999年(平成11年) | [JR 2]51,935 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 3]51,863 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 4]52,666 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 5]55,022 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 6]55,467 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 7]55,349 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 8]55,624 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 9]56,227 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 10]57,354 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 11]57,468 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 12]57,246 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 13]56,804 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 14]56,408 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 15]57,499 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 16]59,094 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 17]58,408 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 18]58,581 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 19]59,031 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 20]59,828 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 21]60,389 | [* 20] |
2019年(令和元年) | [JR 22]60,144 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 23]44,714 | [* 22] |
2021年(令和 | 3年)[JR 24]47,285 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 25]51,308 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]53,808 |
「さいたま市路上喫煙及び空き缶等のポイ捨ての防止に関する条例[11]」により、当駅周辺における喫煙に対しては2,000円の反則金を徴収している。
また、東口・西口ともに東進ハイスクールや城南予備校などの予備校や明光義塾や臨海セミナーなどの学習塾が数多く立地するため、駅周辺は「予備校銀座」や「塾銀座」などと呼ばれる。
当駅を発着する路線バスはすべて国際興業バスが運行している(浦和競馬場送迎バスを除く。さいたま市南区コミュニティバス以外はすべて始発)。また、深夜バスとして池袋駅からミッドナイトアロー南浦和・東浦和が運行されている。
かつては武蔵野線高架下に競馬場行のりばがあったが、長時間のバス停車による渋滞が激しいため、民間の駐車場にバスのりばを移設した。
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