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2003年のアメリカの映画作品 ウィキペディアから
『バッドボーイズ2バッド』(バッドボーイズツーバッド、原題:Bad Boys II)は、2003年に公開されたアメリカ映画。『バッドボーイズ』(1995年)の続編。
バッドボーイズ2バッド | |
---|---|
Bad Boys II | |
監督 | マイケル・ベイ |
脚本 |
ロン・シェルトン ジェリー・スタール |
原案 |
マリアンヌ・ウィバーリー コーマック・ウィバーリー ロン・シェルトン |
原作 |
キャラクター創造 ジョージ・ギャロ |
製作 | ジェリー・ブラッカイマー |
製作総指揮 |
マイク・ステンソン チャド・オマン バリー・ウォルドマン |
出演者 |
マーティン・ローレンス ウィル・スミス ジョルディ・モリャ ガブリエル・ユニオン ピーター・ストーメア テレサ・ランドル ジョー・パントリアーノ |
音楽 | トレヴァー・ラビン |
撮影 | アミール・モクリ |
編集 |
マーク・ゴールドブラット ロジャー・バートン トーマス・A・マルドゥーン |
製作会社 |
コロンビア ピクチャーズ ドン・シンプソン / ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ |
配給 |
ソニー・ピクチャーズ リリーシング ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
公開 |
2003年7月18日 2003年11月29日 |
上映時間 | 147分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $130,000,000[1] |
興行収入 |
$273,339,556[1] $138,608,444[1] 20億円[2] |
前作 | バッドボーイズ |
次作 | バッドボーイズ フォー・ライフ |
日本では、R-15指定(15歳未満の入場禁止)を避けるため、いくつかのシーンをカットして劇場公開された。このためPG-12指定(12歳未満は成人保護者の同伴が適当)となっている。
フーシェを倒してから8年後、マイアミ市警の刑事マイク・ラーリーとマーカス・バーネットは、マイアミでの合成麻薬『エクスタシー』の密輸ルートについて捜査していた。二人はKKKの集会に潜入するが、そこで発見したのは、KKKが麻薬の密売者ではなく、買い手であるということだった。無線の故障でマイアミ市警の戦術麻薬捜査部隊(TNT)の到着が遅れたため、マイクとマーカスはKKKとの銃撃戦に発展する。マーカスを援護中だったマイクは思わず銃でマーカスの尻を撃ってしまう。
マーカスの妹シドと密かに交際しているマイクとパートナーであり続けるべきかどうか、マーカスの考えはさらに強まる。マーカスはマイクにTNTから離れることを伝えるタイミングをうかがっている。マーカスもマイクも知らないうちに、シドはマイアミの麻薬取引で活動するロシアン・マフィアの一派にマネーロンダリング(資金洗浄)するために連邦麻薬取締局(DEA)のおとり捜査をしていた。彼らは、麻薬王エクトル・フアン・カルロス・"ジョニー"・タピアと協力する麻薬密売人である。
シドは捜査に必要な証拠品として現金を持ち出したが、現金を輸送中にハイチ系のストリートギャング集団「ゾーヤ・ポンド」の一味に妨害される。マイクとマーカスは情報提供者からのタレコミをもとに、ハイチ人を尾行していた。このため、マイアミ市内やマッカーサー・コーズウェイを横切る大規模な銃撃戦と壮絶なカーチェイスが繰り広げられ、その結果として被害が拡大してしまう。マイクとマーカスはハワード警部から叱責を受けるが、ハワード警部はDEAがまず自分に相談することなくマイアミで捜査を進めていることを知り、さらに激怒する。
マイクとマーカスはハイチ人を追跡し、リーダーを取り調べ、ビデオカメラからタピアが地元の葬儀屋をアジトにしていることを突き止める。さらに情報を得るため、警官たちはタピアのマイアミの邸宅にネズミが出没したため、害虫駆除業者に変装する。一方、タピアはシドと仕事とプライベートの混ざった関係を築き始め、自分の活動の資金をすべて彼女に集めるつもりだった。
その後、マイクとマーカスはタピアの葬儀場に潜入する。内部で彼らは、タピアが遺体と棺を利用して麻薬と金を密輸し出国させていることを発見する。ハワード警部は、麻薬取締局(DEA)と沿岸警備隊と協力して、タピアの邸宅と葬儀屋の強制捜査を許可する。
タピアが逮捕される前に、タピアの強制捜査を受けた際に彼女がDEA捜査官であることをバレてしまったため、タピアはシドを人質にキューバに逃亡する。タピアはシドを交渉材料にし、48時間以内に金を返せと要求する。マイクとマーカスは、DEAの捜査官、TNTの捜査官、そしてハワード警部は自分の知り合いであるCIAの捜査官を集めて、シド救出のための極秘任務を遂行するチームを結成する。チームは沿岸警備隊によってキューバ沖数マイルに投入され、そこで同僚の警官バーガスの弟で現地のアルファ66地下レジスタンスのリーダーであるティトと落ち合う。彼は武器、トンネル網、タピアの新しい邸宅の正確な地図でチームを助ける。
チームはタピアの邸宅を急襲し、シドを救出し、チームが脱出する際に邸宅に爆弾を設置して邸宅を爆破する。マーカス、マイク、シド、ティトはタピアが操るキューバ軍から逃れるため、黄色いハマーH2を盗む。タピアは生き残り、一行を追跡し、最終的にグアンタナモ湾の外にたどり着く。アメリカ市民として認められていない基地の海軍兵士たちは、マイクとマーカス、そしてタピアの車を銃撃し、地雷原に入ったところで停車させる。マーカスはタピアを殺し、タピアはマイクに銃を突きつける。タピアの体は地雷の上に後方から落下し、地雷によってその体はバラバラになってしまった。
マイク、マーカス、シドはマーカスの家族と一緒に裏庭でバーベキューを楽しみ、マーカスはマイクとこれからも相棒で一緒に働くことを決めた。
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
ソフト版 | テレビ朝日版 | ||
マーカス・バーネット | マーティン・ローレンス | 山寺宏一 | 高木渉 |
マイク・ラーリー | ウィル・スミス | 菅原正志 | 東地宏樹 |
ジョニー・タピア | ジョルディ・モリャ | 鈴置洋孝 | 山路和弘 |
シド | ガブリエル・ユニオン | 本田貴子 | 北西純子 |
アレクセイ | ピーター・ストーメア | 稲葉実 | 谷口節 |
テレサ・バーネット | テレサ・ランドル | 土井美加 | 佐々木優子 |
ハワード警部 | ジョー・パントリアーノ | 江原正士 | 中尾隆聖 |
マテオ・レイエス刑事 | ユル・ヴァスケス | 亀山助清 | 檀臣幸 |
マルコ・バーガス刑事 | ジェイソン・マヌエル・オラザバル | 後藤敦 | 清水明彦 |
トニー・ドット | アントニー・コローネ | 西村知道 | 石田圭祐 |
ファヌーチ刑事 | ゲイリー・ニケンズ | 水内清光 | 斎藤志郎 |
カルロス | オットー・サンチェス | 斎藤志郎 | 落合弘治 |
ロベルト | ジョン・セダ | 室園丈裕 | 竹若拓磨 |
ジョセフ・クニンスカビッチ | オレッグ・タクタロフ | 山野井仁 | 西凛太朗 |
アイスピック | トレヴァ・エチエンヌ | 鳥畑洋人 | 平勝伊 |
フレッチャー | ジョン・サリー | 加藤亮夫 | 江川央生 |
フロイド・ポティート | マイケル・シャノン | 石住昭彦 | 志村知幸 |
ブロンディ・ドレッド | キコ・エルスワース | 江川央生 | 大家仁志 |
役不明又はその他 | N/A | 村治学 高宮俊介 正木美也子 紗川じゅん 水野千夏 田村聖子 蓮池龍三 朝倉栄介 前島貴志 | 金子由之 高宮俊介 定岡小百合 川庄美雪 星野貴紀 増田裕生 櫛田泰道 日野未歩 |
日本語版制作スタッフ | |||
演出 | 中野洋志 | 木村絵理子 | |
翻訳 | 松崎広幸 | 小寺陽子 | |
調整 | 兼子芳博 | 阿部直子 | |
効果 | N/A | サウンドボックス | |
制作 | ACクリエイト | 東北新社 | |
初回放送 | 2017年2月20日 『午後のロードショー』 (12:55-15:55) | 2006年5月7日 『日曜洋画劇場』 (21:00-23:24) | |
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは184件のレビューで支持率は23%、平均点は4.30/10となった[3]。Metacriticでは34件のレビューを基に加重平均値が38/100となった[4]。
2019年5月から2020年9月まで、ナンシー・マッケンナ(ジェシカ・アルバ)とシドニー・バーネット(ガブリエル・ユニオン)を主役としたスピンオフドラマ『LA's FINEST/ロサンゼルス捜査官』(原題:L.A.'s Finest)がアメリカで放送。日本ではU-NEXTで2020年6月から放送された[5]。
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