鯖江駅
福井県鯖江市にあるハピラインふくいの駅 ウィキペディアから
福井県鯖江市にあるハピラインふくいの駅 ウィキペディアから
鯖江駅(さばええき)は、福井県鯖江市日の出町にある、ハピラインふくいハピラインふくい線の駅である。
福井県嶺北地方の中心部に位置する同市の中心駅である。事務管コードは▲541426[3]を使用している。
西日本旅客鉄道(JR西日本)時代には、2024年3月15日まで敦賀駅以北で走行していた特急列車のうち「しらさぎ」の全列車と「サンダーバード」の約半数が停車し、平日限定で運行された「おはようエクスプレス」・「おやすみエクスプレス」も停車していた。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線[2]のホームを有する地上駅である[1]。1番のりばは線路西側の単式ホーム、2・3番のりばは跨線橋と連絡している島式ホーム(待合室付き)である。2番のりばはJR時代は待避列車のみが使用していた[1]。
駅舎はコンクリート作りの2階建で[2]、出入口は駅舎のある西側のみとなっている[2]。駅構内にはみどりの窓口(第三セクター移管のため、旅行会社扱いでJR券発売を行う)が有るほか、ICカード専用の簡易改札機[9][11][13]・屋内待合室・発車標・化粧室などがある。
なお、駅構内にはジェイアール西日本デイリーサービスネット金沢運営のセブン-イレブンキヨスクJR鯖江駅店(リニューアル前はステーション-ピット ちゃお)があったが、駅の第三セクター移管に先立って2024年(令和6年)1月8日に閉店した[15]。その後、鯖江市が改修費の一部などを負担し、コンビニ跡と駅長室の計60平方メートルを利用して2025年2月にファミリーマートが出店することになった[19]。
2階には食堂(今庄そば)があったが閉店し[2]、現在は図書館とカフェの機能を持つ施設「えきライブラリー tetote」が設置されている。鯖江市観光案内所がそれらとは入り口を別として設けられているほか、建物が独立して交番(福井県警察鯖江警察署駅前交番)もある。
当地はマリンバを名産品としているため、マリンバで演奏したオリジナル曲が駅メロディ(発車メロディ)として使用されている[7][8]。2000年から2017年3月12日までは接近メロディとして「ミッキーマウス・マーチ」、「となりのトトロ」が使用された[7]。2017年3月13日より、マリンバによる別のオリジナル曲の発車メロディが流れるようになったため[6][7][8]、それまでのマリンバによる接近メロディ[1]は廃止となった。
「福井県統計年鑑[21]」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は2,313人である[22]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 1,914 |
1998年 | 1,939 |
1999年 | 1,977 |
2000年 | 2,001 |
2001年 | 1,996 |
2002年 | 1,964 |
2003年 | 2,001 |
2004年 | 2,019 |
2005年 | 2,032 |
2006年 | 1,994 |
2007年 | 2,018 |
2008年 | 2,067 |
2009年 | 1,946 |
2010年 | 1,986 |
2011年 | 2,034 |
2012年 | 2,051 |
2013年 | 2,026 |
2014年 | 2,015 |
2015年 | 2,111 |
2016年 | 2,263 |
2017年 | 2,283 |
2018年 | 2,349 |
2019年 | 2,313 |
当駅が最寄りとなる福井県産業振興施設(サンドーム福井)でコンサートなどが行われる期間は、駅舎が混雑するため、入場制限を実施することがある。この期間中は臨時列車が運転されるほか[23]、JR時代には速達タイプの特急サンダーバードが臨時停車することがあった。
前述のとおり、出入口は西側のみとなっており、駅東側へは駅舎近くの地下道(歩行者・自転車専用)で連絡している[2]。また、当駅から東側900m先の「めがね会館」までは「メガネストリート」の愛称が付けられている[24][25][26]。
バス停留所は、JR鯖江駅(西口)1番(南側)のりば、JR鯖江駅(西口)2番(北側)のりば、JR鯖江駅東口に設置されていて、鯖江市コミュニティバス「つつじバス」が発着する。
詳細な構造は不明である。乗り場は国鉄鯖江駅の1番乗り場(福井方面)反対面に存在した[30]。改札業務は国鉄に委託していた。
旧鯖江駅の構内跡は現在駐輪場になっている[30]。なお、鯖浦線の廃止代替バスは鯖江駅発着ではなく、隣の北鯖江駅発着となっている[31]。
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