赤岳 (八ヶ岳山系)
八ヶ岳を構成する山 ウィキペディアから
八ヶ岳を構成する山 ウィキペディアから
赤岳(あかだけ)は、長野県南佐久郡南牧村、諏訪郡原村、茅野市、山梨県北杜市にまたがる活火山である標高2,899 mの山。八ヶ岳中信高原国定公園南部に位置し、八ヶ岳連峰の最高峰である。
山名は山肌が赤褐色であることに由来し、山頂は南峰と北峰に分かれており、南峰に一等三角点[1]と赤森神社がある。北峰には赤岳頂上山荘がある。南峰とその南の権現岳との間はキレット(鞍部)となっている。麓は冬はスキー客で、夏は避暑地として賑わう。6月第一日曜日には頂上で開山祭が盛大に行われる。[3]
日本百名山を目的として八ヶ岳に登る者は、この赤岳を目指す者が多い。また、新日本百名山に選定されている。赤岳山頂までの登山ルートは3種類あり美濃戸口、真教寺尾根、県界尾根という3種類がオーソドックスである。
赤岳山頂までの登山ルートは片道時間で美濃戸口で約5時間10分、真教寺尾根で約6時間20分、県界尾根で約7時間10分となっている。[3]
俗に「小屋ヶ岳」などと言われるくらい山小屋の多い山域だが、美濃戸口から山頂までは特に山小屋が多く、登山道沿いに美濃戸口(2軒)・美濃戸(3軒)・赤岳鉱泉・行者小屋・赤岳天望荘・赤岳頂上山荘と9軒の山小屋を通過する一方、清里・野辺山側からの登山道(県界尾根、真教寺尾根)には山小屋は無い。また、冬季にも営業している山小屋が多いのがこの山域の特徴である。そのため、冬でも比較的軽量の荷物で登山が可能である。一部の山小屋には、キャンプ指定地が併設されている。 そのほか、南のキレットにはキレット小屋がある。
八ヶ岳の最高峰の赤岳と周辺の各山域の主要な山との位置関係は下表である。
赤岳は、以下の河川の源となる山である[5]。
中山展望台から望む赤岳 | 横岳から望む赤岳 | 阿弥陀岳中腹から望む赤岳 | 硫黄岳方面から望む赤岳 | 権現岳から望む赤岳 |
阿弥陀岳 | 蓼科山と北アルプス | 横岳 | 夜明け前の富士山 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.