編笠山
八ヶ岳連峰の山 ウィキペディアから
八ヶ岳連峰の山 ウィキペディアから
編笠山(あみがさやま)は、八ヶ岳連峰の最南端に位置する標高2,524mの山。1964年(昭和39年)6月1日に八ヶ岳中信高原国定公園に指定され[1]、山梨百名山[2]に選定されている。
編笠を伏せたなだらかな山容が山名の由来とされている[3]。山頂は森林限界のハイマツ帯で、北斜面などに大きな岩塊がある。西山麓に武田信玄が開設した「棒道」が残る[4]。権現岳に向かう登山道上には「ノロシバ」と呼ばれる小ピークがあり、16世紀後半に高坂弾正が狼煙台を置いた場所とされている[3]。
八ヶ岳の南部には八ヶ岳主峰として赤岳、権現岳、編笠山と南アルプスの眺望が楽しめる。この山々のルートは鎖場も多く勾配もあり気をつけて歩く場所でもある。[5]
各方面からの登山道があり、八ヶ岳縦走時に登られる場合がある。山腹の東側に巻道がある。
ただし、この県道は冬期閉鎖になる。
八ヶ岳の最南部にあり、山頂からは南アルプスや八ヶ岳などの360度の展望が得られる。富士川支流の源流の山で、その水は太平洋へ流れる。
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