赤尾 由美(あかお ゆみ、1965年〈昭和40年〉5月7日[3] - )は、日本の実業家[4]、政治言論人。元参政党共同代表で、その躍進に貢献した「ゴレンジャー」と呼ばれる5人のコアメンバーの1人だった[5][6]。大日本愛国党創設者の赤尾敏の姪[7][8]。
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概要 あかお ゆみ 赤尾 由美, 生誕 ...
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東京都豊島区生まれ[9]。父・四郎は日本で唯一[10]一円硬貨の円形素材を製造しているアルミ圧延メーカーのアカオアルミグループを創業した[4]。
1988年、明治大学文学部卒業後[9]、行政書士の講師やジャズダンスのインストラクターなどを務めた[11][12]。
1996年、父・四郎の死去に伴いアカオアルミグループの代表に就任、経営を担う[10][11]。同グループは現在、東京都練馬区と栃木県、群馬県に計4つの工場と3つの事業部でアルミの圧延、鍋などの製品、不動産業、自社製品の開発などを展開している。
2014年、河添恵子らと共に「国防女子が行く」を執筆・出版[13][12]。言論活動を開始する[14]。
2017年第48回衆議院議員総選挙に比例代表東京ブロックから日本のこころ公認で立候補[15]するも落選[9]。
経営の傍ら[4]、講演活動[11]や対談[16]、執筆活動を続けている[17][18]。
2021年12月より松田学、吉野敏明と共に参政党共同代表に就任[19]。2022年7月10日に執行された第26回参議院議員通常選挙に参政党公認で比例区から出馬したが、落選した[20][21]。落選後、党共同代表を退任したがボードメンバー(党執行部)には留まった。
2023年4月26日付で参政党のボードメンバーを退任。今後は党のアドバイザーを務めるという[22]。
同年7月26日、参政党は第50回衆議院議員総選挙の比例代表東京ブロック単独候補(名簿2位)に赤尾を充てることを発表[23]。しかし、8月30日には党のボード会議で赤尾のアドバイザー退任及び衆院選の公認取り消しが了承された[24]。11月23日には、参政党を離党した[25]。
スピリチュアル
- 2022年の参院選の選挙演説では、「国民運動を神様が応援してくれている」と話し、また「友人の霊能力者、並木良和の言葉をきっかけに気づいた」「我々は何かを見せられ、イリュージョンを見せられている。それに気づかなければ羊のように誘導されるだけ」「戦後の唯物史観教育により死んだら終わりと思わされている」と発言している[6]。
- パワーストーンショップのYouTubeチャンネルに頻繁に登場し[30]、その店が主催した「祈りを捧げた」エネルギー大豆を増やす会に目玉ゲストとして登場している[5][6][31]。また、木村拓哉の母親と[32]パワーストーンショップの動画で何度も共演している[30][33]。
- 「赤尾敏先生ならトランプ現象を、どう見ただろう 高須克弥/赤尾由美 」『正論 2016年5月号』(日本工業新聞社、2016年4月1日、ASIN B01BVS0DEC)
- 「赤尾敏先生に比べればSEALDsなんて 高須克弥/赤尾由美」『正論 2016年6月号』(日本工業新聞社、2016年5月1日、ASIN B01EG98T94)
- 「赤尾敏流〝外交〟なら、ロシアは樺太も返す? 高須克弥/赤尾由美」『正論 2016年7月号』(日本工業新聞社、2016年6月1日、ASIN B01EG98T94)
- 「日露新時代の幕開け 国防女子が往く! 安倍さん、プーチンって大丈夫なの? 河添恵子・赤尾由美」『月刊Will 2016年11月号』(ワック、2016年9月26日、ASIN B01IW56WGA)
- 「さぁ、トランプだ 覚悟せよ! 【国防女子座談会】 トランプ当選でホッとしたネ 河添恵子・赤尾由美・葛城奈海・兼次映利加」『月刊Will 2017年1月号』(ワック、2016年11月26日)
- 「国防女子座談会 日本ファースト 安倍さんもトランプを真似たら 河添恵子・赤尾由美・杉田水脈」『月刊Will 2017年3月号』(ワック、2017年1月26日)
- 「中小企業の現場から見た日本経済」『ジャパニズム 37』(青林堂、2017年6月10日、ISBN 978-4792605940)
- 「小池都政の崩壊…小池さんって、権力LOVEの政治屋よネ 河添恵子・赤尾由美・池内ひろ美」『月刊Will 2017年8月号』(ワック、2017年6月26日)
- 「働き方改革の弊害」『ジャパニズム 38』(青林堂、2017年8月10日、ISBN 978-4792605988)
- 「幼稚な正義感を振りかざすな!」『ジャパニズム 40』(青林堂、2017年12月9日、ISBN 978-4792606107)
- 「「人づくり革命」で人が幸せになれるのか?」『ジャパニズム 41』(青林堂、2018年2月10日、ISBN 978-4792606145)
出典
左巻健男、鈴木エイト、藤倉善郎(編)『カルト・オカルト 忍びよるトンデモの正体』あけび書房、2022年12月9日、77-82「第9章:参政党とオカルト・疑似科学(雨宮純)」、168-179「第6章:オカルト的な医療(桑満おさむ)」頁。ISBN 978-4871542241。
横山茂雄、竹下節子、清義明、堀江宗正、栗田英彦、辻隆太朗、雨宮純『コンスピリチュアリティ入門: スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか』創元社、2023年3月27日、11、108-122「神真都Qと陰謀論団体とコンスピリチュアリティ(雨宮純)」、193「宗教と陰謀のブリコラージュ(清義明)」、236−238「巻末対談 コンスピリチュアリティは『新しい』のか? - 陰謀論の現在(横山茂雄×栗田英彦)」頁。ISBN 978-4422701271。
“高須克弥×赤尾由美 赤尾敏が存命ならば「トランプ大統領」をどう見ただろうか?”. 産経新聞 (2016年6月11日). 2023年7月30日閲覧。
- 一円硬貨 - 代表取締役を務めるアカオアルミの主要製品の一つ
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党職
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先代 (新設) |
参政党共同代表 松田学、吉野敏明と共同 初代:2021年 - 2022年 |
次代 松田学 (単独代表制) |
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