『素敵な選TAXI』(すてきなせんタクシー)は、2014年(平成26年)10月14日から12月16日まで毎週火曜日22時 - 22時54分に、関西テレビとメディアミックス・ジャパン(MMJ)の共同制作によりフジテレビ系の「火曜22時枠」で放送された日本のテレビドラマである。主演は竹野内豊で、脚本はバカリズム[1]。
2016年(平成28年)4月5日に、2時間半のスペシャルドラマ『素敵な選TAXI SPECIAL〜湯けむり連続選択肢〜』が放送された[2][3]。
タイトルの『選TAXI』は「選択肢」と「タクシー」をかけたかばん語である。
あらすじはエピソードリストを参照。
乗客自らが望む過去まで連れていくことができる「選TAXI()」の運転手と、様々な人生の選択の失敗に苦しむ乗客(毎回のゲスト)がやり直したい過去にさかのぼり、その選択をやり直して様々な結果を体験し、乗客本人が生きることの大切さ、忘れていたものを思い出させる。またその中で、枝分の行きつけのカフェが登場し、常連客とともにユーモアのあふれる会話も展開される。
バカリズムが初めて全話の脚本を担当したテレビドラマであり、初のプライムタイム作品でもある。本作は歴史改変SFの一種であるが、登場人物はタクシー運転手を筆頭に一般人しか登場しない。タイムトラベルする時間も30分から2時間程度と極めて短く、他作品に見られる時空転送描写も登場せず、SF性が非常に抑えられた作風となっている。
脚本のバカリズムは、本作で第3回「市川森一脚本賞」奨励賞を受賞した[4]。自ら小説化した『小説 素敵な選TAXI』がポプラ社(ポプラ文庫)より2016年2月17日発売[2]。
2020年(令和2年)4月14日に、「火9」枠で開始予定だった『竜の道 二つの顔の復讐者』が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、撮影中止および放送開始日が7月28日に延期となったことを受けて、同日から2020年6月9日まで21:00 - 21:54枠で『素敵な選TAXI 特別編』として、主演の竹野内と脚本家のバカリズムによるトークを新規に追加した上で再放送が行われた[5][6](第8話のみ未放送[7])。地上波以外では、CSのファミリー劇場でも頻繁に再放送が行われている。
主人公
- 枝分(えだわかれ)
- 演 - 竹野内豊[8]
- 選TAXI運転手。cafe choiceでは特段の事情(満席等)が無い限り、一番奥の席を使用している。パワースポット訪問が趣味[9][10]。ヤンキーが嫌いで、元ヤンキーが更生したというだけで持てはやされるのも気に入らない[10]。本人は頑なに否定しているが、学生時代にパシリをさせられていた様子[10]。スペシャル版ではテレビアニメの聖地巡礼のために熱海に向かい、そこで様々な事件に巻き込まれることとなる。
- 実は、もともとは選TAXIの客であり、標に頼まれ運転手の代わりをしていた。本業は理髪店の店主。
- 枝分は名字であるはずだが、脚本を書いたバカリズムが名前を用意していなかったため、「枝」が名字、「分」が名前ということにしてしまった[注 2]。
cafe choice
レギュラー版とスペシャル版では店舗が異なっており、移転したという設定。
- 迫田宏(さこた ひろし)
- 演 - バカリズム[11]
- マスター。将棋が趣味で標とは将棋を指し合う仲。
- 宇佐見夏希(うさみ なつき)
- 演 - 南沢奈央[12]
- 店員。枝分からおひとよしトレジャーを勧められ、そこからファンになった。パワースポット好き[10]。旅行代理店に勤務する兄がいる[13]。
- 関カンナ(せき カンナ)
- 演 - 清野菜名[14]
- 店員。劇中ドラマ『犯罪刑事』のファン。元レディース・苦露悪惨(くろわっさん)六代目総長で、当時の異名は「悪魔のカンちゃん」[10]。買い出し中にコンビニ強盗に遭遇し撃退した。スペシャル版では写真で出演[注 3]。
- 標道雄(しるべ みちお)
- 演 - 升毅
- 常連客。枝分のことを「枝さん」と呼ぶ。独身で篠崎美佐子と同じ婚活パーティに参加していた[15]。店内では会話の中や行動で「かまってアピール」をするため、迫田には鬱陶しがられている。
- 本来の選TAXIの運転手であり、時空免許停止の3ヶ月間枝分に代理の運転手を頼んでいた。最終回で復帰したものの、タイムスピード違反とタイム表示ミスで再度タイム免停に。枝分の代理期間が再度3ヶ月延長となった。スペシャル版でも常連客として登場したが、その扱いは不明。
犯罪刑事
劇中ドラマ。主人公は犯罪刑事。犯罪刑事を含む登場する刑事に共通し、右手に手錠をかけている[注 4]。スペシャル版では同一キャストで「犯罪探偵」という新番組が始まっており、主人公はシャーロック・ホームズのような衣装を着ている。
- 犯罪刑事(はんざいデカ)[16]
- 演 - デビット伊東
- 刑事であり犯人。
- 熱血目撃者(ねっけつもくげきしゃ)
- 演 - 前野朋哉(第2話)
- 熱い目撃証言をする。
- 不良鑑識官(ふりょうかんしきかん)
- 演 - 浅利陽介(第4・6話)
- 共犯刑事(きょうはんデカ)
- 演 - 日村勇紀(バナナマン)[17][18](第7話 - 第8話)
- 鮫島
- 演 - 野添義弘(第7話)
- 冤罪刑事(えんざいデカ)
- 演 - 藤尾勘太郎(第8話)
- 被害者刑事(ひがいしゃデカ)
- 演 - 安村典久(第8話)
- 立籠り刑事(たてこもりデカ)
- 演 - 山崎画大(第9話)
- 人質刑事(ひとじちデカ)
- 演 - 原勇弥(第9話)
- 普通の刑事(ふつうのデカ)
- 演 - 鈴木裕樹(最終話)
- 鑑識官
- 演 - 津田寛治(スペシャル)[19]
ゲスト
キャスト名横の表記は出演回。
第1話
- 村上秀樹(むらかみ ひでき)
- 演 - 安田顕[20]
- 売れない役者。劇中ドラマ『犯罪刑事』に犯人役として10秒間出演する。香に結婚を申し込むために高級レストランを予約する。
- 浦沢香(うらさわ かおり)
- 演 - 小西真奈美[21]
- 秀樹の彼女。秀樹が役者として大成することを信じ、8年間も待ち続けてきた。
- 金崎
- 演 - 竹財輝之助
- 香が合コンで知り合った男性。
- 給仕
- 演 - 住田隆
- 高級レストランの従業員。サインなどを欲しがるほどの俳優・村上秀樹の熱狂的ファン。
第2話
- 平野(ひらの)
- 演 - 仲村トオル[22](学生時代:中山卓也)
- 民宿主人。町長の娘の境遇が自身の過去と重なり、自らの意思で誘拐事件に巻き込まれていく。
- 横山(よこやま)
- 演 - 梨本謙次郎
- 千葉県警察特殊班管理官。平野とは小中高と同級生だった。誘拐事件の陣頭指揮を執る。
- 高橋雄一郎(たかはし ゆういちろう)
- 演 - 斉木しげる
- 優陽町町長。リゾート開発を公約に掲げ町中に選挙ポスターが貼ってある。自分が決めた縁談をいのりに押し付けようとしている。
- 松原(まつばら)
- 演 - 松下洸平
- 平野と顔見知りの優陽1丁目交番勤務の警察官。
- 高橋加奈子(たかはし かなこ)
- 演 - 霧島れいか(学生時代:木下美咲)
- 町長の妻。学生時代に平野と交際していたが、父が決めた見合い話が持ち上がり、平野との別れを余儀なくされた。
- 高橋いのり(たかはし いのり)
- 演 - 柳生みゆ
- 町長の娘。
- 達也(たつや)
- 演 - 間宮祥太朗
- いのりの彼氏。
第3話
- 香西麻里奈(こうざい まりな)
- 演 - 木村文乃[23]
- 野々山の秘書。野々山との不倫関係に終止符を打ち、妻と別れさせて彼と結婚することを望んでいた。
- 野々山武彦(ののやま たけひこ)
- 演 - 中村俊介
- IT企業社長。現実ではない一時の楽しさや安らぎを麻里奈に求めていた。
- 野々山明歩(ののやま あきほ)
- 演 - 笛木優子
- 野々山の妻。モデル。仕事やプライベートよりも夫のことを第一に考えていたが、その想いは野々山には伝わっていなかった。
- 芝田省吾(しばた しょうご)
- 演 - 窪塚俊介
- 週刊誌記者。麻里奈の元彼氏。野々山夫妻が出席する「素敵な夫婦アワード」の取材に訪れる。
第4話
- 朝倉陽平(あさくら ようへい)
- 演 - 勝地涼[24]
- 工場勤めの青年。社長の速水と些細な理由で喧嘩して解雇された。今時の若者らしく人当たりが良く調子の良い性格だが、気に入らないことがあると不貞腐れて他人の話を聞き入れなくなる癖があり、この悪癖に三浦も手を焼いており、それが原因で速水は引き止めに失敗してしまった(速水の不器用な引き止め方にも問題はあったものの)。解雇された日にバスの中で期限切れ間近の高額当選の宝くじを拾う。宝くじを手に入れようと奮闘するも予想外のトラブル(現金を受け取る為に必要な印鑑を取り帰った際に明日香に妨害されたり、焦って女子高生の胸を触ってしまったり、事故に巻き込まれる等)に遭って失敗に終わり、結局は速水に謝罪し和解して復職した。
- 朝倉明日香(あさくら あすか)
- 演 - 真野恵里菜
- 朝倉の妻。趣味は家庭菜園。
- 速水
- 演 - 菅田俊
- 工場社長。些細な理由で朝倉と喧嘩して激怒し解雇を言い渡すも、怒った勢いで言っただけで本気で辞めさせる気はなく、口答えしたことを謝ってくれたら取り下げるつもり(何度も横柄な態度で呼び止めたのは脅していたのではなく、朝倉を引き止めようとしていた為)だったが、朝倉が最後まで不貞腐れた態度を改めなかったせいで引き止めに失敗してしまう。強面な外見で高圧的な態度と物言いが目立つが、工員達を家族の様に大切にしている良き経営者であり、宝くじを手に入れるのに失敗して謝罪しに来た朝倉を憎まれ口を叩きながらも和解を受け入れて解雇を撤回している。
- 三浦
- 演 - 石井智也
- 朝倉の同僚の工員。朝倉とは同期で親友で良き理解者であり、社長の解雇宣告を本気ではないと見抜き、朝倉の家庭を心配し「一緒に社長に謝ってやるから戻ってこい」と解雇撤回に協力するが、朝倉が不貞腐れた態度を改めなかったせいで、聞き入れてもらえなかった。朝倉が復職した際は呆れながらも温かく受け入れた。
第5話
- 篠崎美佐子(しのざき みさこ)
- 演 - 吉田羊[25](第8話)
- 明稜大学病院外科医。友人が婚活パーティで知合い結婚することになり、友人に先を越された結婚への焦りもあり、本当の出会いがあるのか半信半疑だった婚活パーティに参加することにした。
- スペシャル版では「choice」移転祝いの花束を贈っており、名前のみ登場。
- 永島知美(ながしま ともみ)
- 演 - 浅見れいな
- 看護師。篠崎の婚活パーティでの最大のライバル。
- 工藤和文(くどう かずふみ)
- 演 - 袴田吉彦
- 帝徳商事社員。婚活パーティー参加者。
- 前田利行(まえだ としゆき)
- 演 - 須田邦裕(第6話[注 5])
- 区役所職員。婚活パーティー参加者。
- 韮沢満(にらさわ みつる)
- 演 - 脇知弘
- 婚活パーティー参加者。
- 夏川英里香(なつかわ えりか)
- 演 - 小泉麻耶
- 婚活パーティー参加者。
第6話
- 柴山美空(しばやま みそら)
- 演 - 栗山千明[26]
- 虫海の担当漫画編集者。元女性ファッション誌編集者で、そのころ仲良くなった読者モデルの佑香とは親友の仲[27]。魔女の倒し方が分からないと3週も休載している虫海にやる気を出させて、今週分の入稿に間に合わせようと試行錯誤を繰り返す。
- 佐山佑香(さやま ゆうか)
- 演 - 臼田あさ美(第8話)
- 彼氏の浮気を疑い親友の美空に相談するが、仕事の忙しさを理由に相手にされなかったことで自暴自棄に陥り、自殺未遂騒ぎを起こす。
- 虫海暗(むしうみ あん)
- 演 - 三宅弘城
- 少年漫画『おひとよしトレジャー』著者。
- 斗梅
- 演 - 八十田勇一
- 週刊少年ストロング編集長。美空の上司。
- 澤口ヘルローズ
- 演 - サヘル・ローズ
- 『EVERY DAY 21』ニュースキャスター。
- 恭香?
- 演 - 浅見れいな
- 第5話に登場した永島知美と同一人物。複数の偽名を使い男たちを手玉に取る。
第7話
- 大西真理(おおにし まり)
- 演 - 貫地谷しほり[28]
- IT企業社員。レディース(女性により構成された暴走族グループ)苦露悪惨(くろわっさん)の初代総長。職場の同僚からも慕われる人格者だが、いわゆる「元ヤン」で、その過去を周囲に隠している。
- 交際中の内藤と結婚することになり、高校卒業と同時に実家を飛び出して以来一度も会っていない両親の元に結婚の報告へ行くが、父が内藤にレディースだった過去を話してしまう。
- 内藤彰(ないとう あきら)
- 演 - 葛山信吾
- 真理の婚約者。ITベンチャー企業のCEO。
- 黒田陽子(くろだ ようこ)
- 演 - 小池里奈
- 苦露悪惨九代目総長。真理の後輩。
- 大西春代(おおにし はるよ)
- 演 - 萩尾みどり
- 真理の母。
- 大西豊(おおにし ゆたか)
- 演 - 清水章吾
- 真理の父。
第8話
- 佐山泰三(さやま たいぞう)
- 演 - 津嘉山正種[29][30]
- 持病の肺病が悪化したことで入院[注 6]し、病状は寛解の方向へは進まず、最後は稲荷寿司が食べたいと言い残して眠るように亡くなる。
- 佐山六実(さやま むつみ)
- 演 - 左時枝[29]
- 泰三の妻。若い頃に夫と一緒に富士山に登り、登山途中で喧嘩しお互いが頂上に到達するまで一切口を利かなかった思い出話を夫に聞かせる。
- 佐山佑香
- 演 - 臼田あさ美[29](第6話)
- 入院する祖父を見舞うために所用を済ませてから病院へ向かうが、祖父はすでに他界した後で、息を引き取る前にもう少し話がしたかったとひどく後悔をする。
第9話
- 久保学(くぼ まなぶ)
- 演 - 高橋努[31]
- 家賃滞納や電気料金未払いなど日々の生活に困り、所持金を増やすために競輪にかけるがうまくいかず、流動的にコンビニ強盗を働くも失敗に終わる。逃亡中に通りかかった選TAXIに乗り込む。
- 大久保薫(おおくぼ かおる)
- 演 - 梶原善
- 銀行強盗を働くも未遂に終わり、逃亡中にタクシー強盗目的で選TAXIに乗り込み、枝分・久保を拳銃で脅す。
- 沼越宏美(ぬまこし ひろみ)
- 演 - aiko[32][33](Special Thanks)
- 歌手のaikoによく間違えられる洋服屋店員。
- スペシャル版では「choice」移転祝いの花束を贈っており、名前のみ登場。
最終話
- 時田真緒(ときた まお)
- 演 - 奥田恵梨華
- 枝分が3か月前に交際していた彼女。将来花屋を開くことを目標にしている。
- 美容院の客
- 演 - 本多力
- タイム警官
- 演 - 瀧川英次
スペシャル
- 駒谷丈(こまたに じょう)
- 演 - 玉山鉄二
- プロ野球選手(投手)。異性の前でカッコつける悪いクセがある。
- 向井康祐(むかい こうすけ)
- 演 - 宇梶剛士
- 駒谷の専属トレーナー。
- 観光客
- 演 - 夏月
- プロ野球選手・駒谷丈のファン。
- 仁藤美緒(にとう みお)
- 演 - 瀧本美織
- 光雄と婚約したが、マリッジブルー気味。
- 甲島光雄(こうじま みつお)
- 演 - 山崎樹範
- 美緒と婚約するが、やや配慮に欠ける言動があり美緒の心を乱すことに。
- 金本八重子(かねもと やえこ)
- 演 - 清水富美加
- 修学旅行を引率中の中学校教諭。その名からあだ名は「金八先生」。
- 小野寺秋人(おのでら あきと)
- 演 - 丸山智己
- 中学校教諭。金本のクラスの副担任で熱血教師。
- 太田麻尋(おおた まひろ)
- 演 - 清原果耶
- 金本の受け持ちのクラスの生徒。ある理由から旅館から抜け出す。
- 窪田健吾(くぼた けんご)
- 演 - 松重豊
- 人の良い素振りを見せる旅行者のように見える中年男性。
- 上野直人(うえの なおと)
- 演 - 小野了
- 傷害致死事件の容疑者・野上拓篤を追っている刑事で、下田刑事(演 - 柏原収史)とともに彼が潜んでいると思われる旅館を訪れる。
枝分の乗るタクシー。車両は1970年代の4代目クラウン[34]。
車内は大幅に改修されており、後部座席に三点式シートベルトが装備されている[注 7]。
センターコンソール部分にバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズに登場する、デロリアンによく似た電光式のスイッチがあり、戻る年・時間・日付をダイヤルで選択可能[35]。
フロントガラスには現行タクシーと同じ電光式表示機が設置されており、通常表示のほか、過去に戻る時は「戻車」、私用で走行する際には「プライベート」[9]と表示されていたが[35]、スペシャル版では「私用」表示に変更されていた。無線番号はこの番組の放送枠(火曜〈Tuesday〉22時)にかけて「T-2200」。ナンバープレートはタイトルと放送時間(午後10時)にかけて「10 - 00」[注 8]。
乗客は到着後やり直したい場所に戻り、その場所に置かれている白黒の等身大パネルを片付けて選択を再開する。このとき全ての空間がストップした状態であり、枝分以外の人物に話しかけたりすることは出来ない。
料金は10分まで3000円、以後は1分毎に330円加算され[35]、例えば10年戻るなら17億円ほどが必要になる[10]。なお、乗客に支払い能力さえあれば何年でも戻ることは可能だが、枝分曰く「それまでの人生の選択も全てリセットされるため、現状より悲惨な人生を歩むリスクがあるのでお勧めできない」とのこと[10]。
他のタイムスリップ作品と異なる特徴として、時空転送時における特殊効果やコンソール以外の装置描写は一切存在せず、普通に道路を走行するだけで過去に戻る。枝分によると時空転送装置型のタクシーは幾度にもわたる改良を重ねた結果、普通に走るだけでタイムスリップできるようになった[15]。それでも疑う乗客のために、効果音を発する外付けのスピーカーやサングラス、マスクといった小道具も用意されている[35]。
過去に戻って選択肢を選びなおすことが出来るのはあくまで乗客だけで、運転手が別の行動をとることは出来ない[10]。
※SPがついている者は4月5日のスペシャルのみの担当。
- 脚本 - バカリズム[36]、オークラ
- 音楽 - 本間勇輔
- 演出 - 筧昌也、星野和成、今井和久
- 主題歌 - aiko「あたしの向こう」(ポニーキャニオン)[37]
- 脚本協力 - オークラ、奥山雄太、高橋幹子
- プロット協力 - 嶋田うれ葉、中川千英子
- 助監督 - 小野浩司、倉木義典
- タイトルバック - 相川はじめ
- 撮影 - 小林基己、布川潤一、下門照由幸、金澤賢昌、宮本亘、木村祐一郎、冨永健二、山崎一央
- 照明 - 田中雄哉、金原聖、山口洋征
- 音声 - 和久井良治、富田健吾
- 衣装 - 森口誠治、下田梨来
- 編集 - 富永孝
- 車輌 - 川田峰男→石本健二(SP)
- 音響効果 - 岩尾亮太
- 警察監修 - 伊藤剛一
- 警察指導 - 尾崎祐司
- スタントコーディネーター - 大道寺俊典
- ガンエフェクト - 早川光
- イラスト - 岡本将徳
- 編成 - 山中厚史(関西テレビ) → 刑部仁(関西テレビ / SP)、野崎理(フジテレビ)
- 宣伝 - 安田宜義(関西テレビ)、北村友香理(関西テレビ / SP)
- 広告 - 宮内覚(関西テレビ)
- ライツ - 石岡雅樹(関西テレビ)、狩野千彩(関西テレビ / SP)
- 動画配信 - 長岡わかな(関西テレビ)
- web担当 - 馬殿陽子(関西テレビ) → 和田由美(関西テレビ / SP)
- プロデューサー - 豊福陽子(関西テレビ) / 遠田孝一、八巻薫(MMJ)
- コンテンツプロデューサー - 野村亙(関西テレビ)
- AP - 田中耕司(関西テレビ)、青木英美、森村愛、椋尾由希子
- 制作 - 関西テレビ、MMJ
連続ドラマ
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話数 | サブタイトル ラテ欄 | 放送日 | 脚本 | 演出 | 本放送視聴率[38] | 主要ゲスト |
第1話 | 男と女の選択肢 後悔しているアナタ、人生やり直すタクシーに乗りませんか? | 2014年10月14日 2020年04月14日(再放送) | バカリズム | 筧昌也 | 10.7% | 安田顕 小西真奈美 |
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START(選択肢A):売れない俳優・村上秀樹は恋人・浦沢香にプロポーズしようと予約した高級レストランに向かっていた。ところが、待ち合わせに遅刻したことを謝らなかった村上に怒った香は彼に別れを告げ、店を出て行ってしまう。慌てて店を飛び出し、タクシーを拾って香を追う村上。後悔する村上は運転手・枝分に「彼女がいた時間のお店に戻りましょうか?」と持ちかけられる。
RETRY(選択肢B-A):選TAXIで過去に戻った村上は、香に遅刻を謝る。いい雰囲気で食事も進み、プロポーズもするが、そこに近くの席に座っていた男・金崎が香に声をかけてくる、彼から香が合コンに参加し、その席で自分のことを愚痴っていたことを聞かされた村上は怒って店を飛び出してしまう。
RETRY(選択肢B-B-A):枝分に「付き合いで出た合コンで、その場の空気に合わせて彼氏の愚痴を言うなんてよくあること」とたしなめられた村上は再び過去に戻り、怒らずに香を許す。ようやくことが巧く運びそうになったのも束の間、レストランに強盗団が乗り込んできて、村上たちは人質にされてしまい、さらに香が村上を庇って射殺されてしまう。
RETRY(選択肢B-B-B):店を飛び出した村上は枝分に所持金を全部渡し、香が撃たれる直前の時間に戻り、彼女の身代わりとなって殺される。
(選択肢α):レストランへと向かう村上の携帯電話に香から「店を変えない?」というメッセージが入る。撃たれる直前の村上から選TAXIのチラシを渡された香が過去に戻り、彼を救ったのだった。 |
第2話 | 今と昔の選択肢 過去に戻って罪を犯す!? 切ない四十路男の恋冒険 | 2014年10月21日 2020年04月21日(再放送) | バカリズム | 星野和成 | 09.7%[39] | 仲村トオル |
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START(選択肢A):平和な海辺の田舎町・優陽町(ゆうひちょう)で町長・高橋の娘・いのりが誘拐され、犯人は被害者を連れて選挙カーで逃走中だという。これに我関せずと釣りを楽しむ民宿の主人・平野の前に町にあるパワースポット「はあと岩」を探す枝分が現れる。枝分に押し切られ、「はあと岩」までの道案内をさせられる平野。二人の乗った選TAXIは選挙カーとすれ違う。平野がすぐに警察に通報したため誘拐事件はスピード解決する。だが、警察署でいのりの表情を見た平野は、これが誘拐ではなく駆け落ではないかと考える。過去に恋人だったいのりの母・加奈子と引き裂かれた苦い記憶を甦らせ後悔する平野に枝分は選TAXIで過去に戻ることを提案する。
RETRY(選択肢B):10分前に戻った平野は警察に通報せず選挙カーを追いかける。いのり達に追いついた平野が事情を聞くと案の定、いのりは縁談が嫌で恋人・達也との駆け落ちを決行したとわかる。かつての自分に出来なかったことをしようとしている二人を応援するという平野。だが、彼らの前に警官隊が現れる。達也は逮捕され、平野は犯人を説得してくれたと警察署で町長に感謝される羽目に。二人をまた救えなかった平野は警官の拳銃を奪い、いのりと達也を連れて警察署を脱出。待っていた選TAXIに二人を乗せ枝分に「二人を駆け落ち事件を起こす前に戻してくれ」と頼み、いのり達には「戻ったら逃げずに町長を説得しろ」と言い、自分は残って逮捕される。
(選択肢α):3時間前へ戻ったいのりと達也は町長に直談判。加奈子の口添えもあって交際を認められる。二人の案内で「はあと岩」へと向かう枝分。その途中で海岸で釣りをしている平野を見かけ、礼を言ういのりと達也。だが、二人とは初対面の平野には何がなんだが分からないのであった。 |
第3話 | 愛と人の選択肢 社長と不倫? 秘書の許されぬ恋の選択肢 | 2014年10月28日 2020年04月28日(再放送) | バカリズム | 筧昌也 | 12.6% | 木村文乃 |
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START(選択肢A):とあるホテルで行われる「素敵な夫婦アワード」授賞式。受賞者のIT企業社長・野々山武彦と妻・明歩を会場の片隅で見つめる秘書の香西麻里奈は実は野々山と不倫関係にある。式の後、麻里奈は野々山に妻と離婚して自分と結婚して欲しいと迫るが、結婚生活に幻滅している野々山にはすげなく断られ、彼の子を妊娠したと告げても金銭目的かと疑われる。傷心の麻里奈は偶然、枝分の選TAXIに乗り込む。結婚話を切り出すタイミングを間違えたと後悔する麻里奈に枝分は過去に戻ってやり直すことを提案する。
RETRY(選択肢B):授賞式前のホテルに戻った麻理奈は明歩がラウンジで見知らぬ男性と親しげに談笑しているのを目撃する。授賞式後、今度は結婚を迫らず逆に「子供が欲しい」という野々山の本音を引き出す。さらに先ほど見た明歩の話をすると、野々山も彼女の不倫を疑っているという。これで全てがうまく運ぶかと思われたが、麻理奈の元彼・芝田省吾が現れ、不倫の証拠写真の公表を盾に麻理奈との関係解消を野々山に迫ってくる。そして芝田ともみ合いになった野々山は階段から転落し、重傷を負ってしまう。慌ててホテルを飛び出し、選TAXIに飛び乗った麻理奈は再び過去へ向かう。
RETRY(選択肢C):授賞式直後の時間に戻った麻理奈は、今度は明歩に不倫疑惑を質して彼女の方から野々山と別れてもらおうとする。麻理奈は明歩に男性と会っているところを見たと告げ、野々山に全てを話すべきと勧める。明歩も承諾し、なぜか麻理奈にも立ち会ってくれという。そして、明歩は野々山に妊娠したことを報告。実は、明歩は夫に隠れて不妊治療を受けており、例の男性は主治医だという。幸せそうな二人を見て、これ以上惨めになりたくない麻理奈は野々山に別れを告げる。枝分は傷心の麻理奈を乗せた選TAXIを海へと走らせる。枝分に「お腹の子供は一人で育てるのか?」と問われた麻理奈は実は妊娠は嘘だったと告白。枝分は「女って恐い…」と苦笑するのだった。 |
第4話 | 金と欲の選択肢 拾った宝くじが1億円!? 金と欲の選択肢 | 2014年11月04日 2020年05月05日(再放送) | バカリズム | 星野和成 | 11.4% | 勝地涼 |
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START(選択肢A):10年勤めた工場を些細なことで社長と喧嘩をして解雇された朝倉陽平は、乗り込んだバスの中で1枚の宝くじを拾う。それが賞金1億円の当たりくじだと知った陽平は、これを換金[注 9]しようと選TAXIに乗り込み銀行へ。しかし渋滞にはまり銀行の閉店時刻を過ぎてしまう。枝分から換金期限が今日までと教えられ、選TAXIに乗るまでに色々と寄り道をしたことを後悔する陽平に枝分は過去へ戻ってやり直すことを提案する。
RETRY(選択肢B):バスに乗り込む直前に戻った陽平は車内で宝くじを拾うと寄り道をせず選TAXIに乗り込み銀行へ向かう。しかし銀行で換金には身分証と印鑑が必要と言われる。陽平は急いで自宅に向かうが、突然帰ってきた彼をいぶかしむ妻・明日香に問い詰められ、またも時間を浪費。結局、銀行には間に合わず、さらに解雇されたことがばれて明日香にも愛想をつかされてしまう。
RETRY(選択肢C):再び過去に戻った陽平。しかし焦って宝くじを拾うタイミングを間違え、はずみで女子高生に抱きついてしまう。痴漢として他の乗客たちに追われる陽平は選TAXIに飛び乗り、三度目の挑戦に向かう。
RETRY(選択肢D):正しいタイミングで宝くじを拾い、最優先で帰宅して印鑑を入手した陽平は選TAXIで銀行に向かうが、再び渋滞にはまる。陽平は選TAXIを降りて徒歩で銀行に向かうが、途中で事故に遭い、銀行にはたどり着けなかった。
(選択肢α & 選択肢E):枝分が次に拾った客は、宝くじの落とし主だった。過去に戻った落とし主が宝くじを落とさなかったことで陽平に起こった一連の事態は回避される。陽平もまた思い直して社長に謝るために工場へと引き返すのだった。 |
第5話 | 女と女の選択肢 女の壮絶心理バトル 婚活パーティーで勝つ選択肢!? | 2014年11月11日 2020年05月12日(再放送) | バカリズム | 今井和久 | 11.7% | 吉田羊 |
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START(選択肢A):女医・篠崎美佐子は学生時代の友人が結婚したことに焦りを感じ、思い切って婚活パーティーに参加する。恋活クッキングパーティーで、美佐子は商社マン・工藤に狙いを定める。得意の料理の腕を活かして、同じグループの英里香が焦がしたピラフを「餡かけお焦げ」に作り変えるなど、見事にその場を仕切って見せた美佐子だが、工藤に選ばれたのは同じグループの看護師・知美。帰路についた美佐子は選TAXIに乗り込む。車内での会話は次第に婚活パーティーの反省会へと発展し、その中で美佐子はパーティーでの知美の行動が全て自分をアピールするため、計算された行動だったことに気がつく。悔しがる美佐子に、枝分は過去に戻って知美にリベンジしないかと提案する。
RETRY(選択肢B-A):2時間前に戻った美佐子は、英里香がピラフを焦がさないように早めに注意する。次に洗い場に移動し、さり気なく洗い物を始めるが、指を怪我した工藤に素早く絆創膏を差し出す知美を見て、彼女の用意周到さの前に再び完敗した美佐子はリベンジのやり直しを期して再び過去へ向かう。既に婚活よりも知美に勝つことが目的にすり替わっている。
RETRY(選択肢B-B):途中で絆創膏を買って過去に戻った美佐子は、洗い場に移動せずに工藤が指を怪我するタイミング見計らって絆創膏を差し出す。知美の機先を制してアピールの機会を潰した美佐子は、工藤からアプローチカードを手に入れる。共に会場を後にする美佐子と工藤に一人の女性が声をかける。彼女によると工藤の正体はナンパ目的で婚活パーティーを利用する「婚活パーティー荒らし」で、業界では有名な話だという。慌てる工藤を置いて選TAXIに乗り込んだ美佐子に「もう一度リベンジします?」と問う枝分。だが、知美に勝つという目的を達成した美佐子にもうその気は無かった。しかし、別な男性とカップルになった知美を見て「戻る」と言いだした美佐子には枝分もあきれるのだった。
後日、cafe choiceで標に婚活パーティーでうまくいかなかった話を聞かされ、「誰か、いい人いない?」と問われた枝分は「お医者さんてどうです?」と笑みを浮かべるのであった。 |
第6話 | おひとよしの選択肢 ドライバー枝分、大好きな人と運命の出会いで告白!? | 2014年11月18日 2020年05月19日(再放送) | バカリズム オークラ | 筧昌也 | 08.3% | 栗山千明 |
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START(選択肢A):雑誌『週刊少年ストロング』にて漫画『おひとよしトレジャー』を連載中の人気漫画家・虫海暗は3週連続で休載中。虫海を担当する編集者の柴山美空は締め切り当日になってもあがらない原稿を待ち続けていた。その後、虫海はやる気が出たと嘘をつき、コーヒーを買いに行って来てもらうように美空に頼むが、美空が買いに行っている間に虫海は「休載します!」と殴り書きした原稿を机に残して逃亡してしまう。そのことを編集長に電話で相談すると、美空は編集長からクビを宣告されてしまう。失意の中、路上に停まっていた『選TAXI』に乗り込んだ美空。運転手の枝分は美空から、漫画が休載になることを聞き、漫画の大ファンだった枝分は過去に戻ることを提案する。
RETRY(選択肢B-A):過去に戻った美空はコーヒーを買いに行くように頼まれたが、買いに行かずに虫海の原稿があがるのを待ち続けることに。そんな時、美空の友人・佐山佑香から彼氏の浮気相談の電話がかかってくる。仕事を理由に「今から来て」という佑香の頼みを美空は断る。その後、美空の元へ警察から佑香が自殺を図ったと連絡が入る。美空は、佑香は相談に乗ってもらえなかったために自暴自棄に陥り、自殺未遂騒ぎを起こしたと考え、再び過去に戻ることに。行きつけのカフェにいた枝分。常連客の標道雄が彼女にフラれたと泣いており、留学するために彼女にお金を出した途端、彼女と連絡が取れなくなったという話を枝分は聞く。
RETRY(選択肢C-A):漫画の休載を阻止したい枝分は原稿と友人のどちらも救えばいいと提案をする。枝分の提案通り、虫海が逃げ出す前に佑香を説得に向かう。美空は、佑香を説得することに成功し、選TAXIに乗り虫海の元に行くが、虫海は既に逃亡していた。
RETRY(選択肢C-B):枝分の提案で、佑香も一緒に過去に戻ることになり、枝分と佑香は虫海の家で待つことに。そんな時、女からの連絡を理由に虫海が逃亡を図ろうとする。虫海と美空がもみ合っているうちに虫海の携帯が佑香の元に飛んで行き、その携帯を見た佑香がこの女は佑香の彼氏と浮気していた女だということに気付き、また、それを見た枝分はその女は標が騙された女であることにも気付く。
RETRY(選択肢D):美空の提案で、美空、佑香、虫海、標の4人で過去に戻ることに。その後、相手の女(第5話に登場した永島知美と同一人物)を警察に突き出すことに成功。
後日、枝分に美空から電話がかかってくる。虫海が今の話を書く前に戻りたいというのだった。 |
第7話 | 嘘と真の選択肢 美人OLに隠された過去! 玉の輿直前の選択肢 | 2014年11月25日 2020年05月26日(再放送) | バカリズム オークラ | 星野和成 | 10.5% | 貫地谷しほり |
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START(選択肢A):OLの大西真理は大手企業のCEO・内藤彰と結婚が決まり、誰もがうらやむセレブ生活を送るはずだった。彰から両親に挨拶に行きたいと言われるが、真理にはどうしても実家に帰りたくない理由があった。その理由は真理がレディースの初代総長であるということと、両親に散々迷惑をかけ、自ら家を飛び出していたから。どうにか実家に帰らないように彰に嘘をつくが、結局、真理と彰は実家に戻ることになる。駅に着いた二人は地元のレディースにからまれている枝分に遭遇し、真理は「女同士の方がいいから」と一人で話をしに行き、それによりレディースは退散する。その後、二人はバスで実家へ向かうが、両親から真理の過去と真理から嘘をつかれていたことを知らされ、怒って帰ってしまう。真理は『選TAXI』に乗り、バスに乗って帰った彰を追いかけようとする。事情を聞いた枝分は真理に、これまでのことを両親に謝り、その上で彰を紹介することを提案する。
RETRY(選択肢B):過去に戻った真理は、彰を家の前で待たせ、先に一人で家の中へ向かうことに。真理が今までのことを謝ると、両親は彰に嘘をつくことを了承し、その後、結婚の承諾をもらった二人は駅に向かおうとする。すると、先ほどの絡まれたレディースたちが9代目現総長を引き連れて謝りに来てしまい、再びレディースであることがばれてしまった真理は慌てて選TAXIに乗り込むのだった。
RETRY(選択肢C):過去に戻った真理は、レディースに絡まれないように早めに実家に向かう。一方、枝分はレディースに再び絡まれることに。それを助けたのが行きつけのカフェ店員であるレディース6代目総長の関カンナだった。先ほどのように真理は両親を説得し、結婚も承諾。しかし、帰りに駅で待っていた二人の下へ、わざわざ真理のことをよろしく頼みますと言いに来た両親を見て真理は再び選TAXIへ乗り込む。過去に戻って彰にも真実を告げ、両親にも全て謝りたいという真理に対して枝分は今からでも遅くないと告げる。そして、選TAXIの後部座席で彰に真実を告げた真理。すると、彰は喧嘩するときの口調や部屋の様子から薄々元ヤンと気づいていたことを真理は知る。その後、二人は実家に戻り、今までのことを謝り再度結婚を承諾してもらうのだった。 |
第8話 | 夫と妻の選択肢 家族を生き返らせてほしい!? 夫と妻と奇跡の選択肢 | 2014年12月02日 | バカリズム | 今井和久 | 09.2% | 津嘉山正種 左時枝 臼田あさ美 |
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START(選択肢A):佐山佑香は祖父・佐山泰三の最期にコンビニや服屋に寄ったために立ち会うことが出来ず、後悔していた。もっと早く来ればよかったと後悔する佑香は、かつて友人の美空と一緒に選TAXIで過去に戻ったこと(第6話)を思い出し、枝分に電話する。話を聞いた枝分は佑香を乗せて1時間前へ戻ることに。
RETRY(選択肢B):1時間前へ戻った佑香はコンビニや服屋に寄らずに病院へと急ぐ。佑香が病院に着くまでの間に、祖母・佐山六実は、若い頃に夫・泰三と一緒に富士山に登った思い出話を泰三に聞かせる。急いで病院へと向かった結果、佑香は泰三の最期に立ち会うことに成功する。しかしながら、泰三が息を引き取る前に、稲荷ずしを食べたいと言っていたのに食べさせてあげられなかったことを六実が後悔していることを佑香は知る。佑香は再び枝分に連絡を取り、祖母の六実と一緒に過去へ行くことを提案する。
RETRY(選択肢b):過去に戻った佑香と六実。過去に戻った六実は、すぐに家に帰り稲荷ずしを作りに向かう。
六実が稲荷ずしを作りに行っている間、泰三は佑香に女性にとって「愛してる」と言われるのは嬉しいかということを尋ね、嬉しいことだと佑香は答える。その後、無事、稲荷ずしを作り泰三に食べさせることに成功し、泰三は六実に「愛してる」と告げずに静かに息を引き取った。佑香と六実は作りすぎた稲荷ずしをお礼にと枝分にお裾分けする。
(選択肢Z):その後、枝分はとある男性を選TAXIへ乗せる。その男性は30分前に戻る前に富士山を見に行きたいと言い、富士山を見に行くことに。枝分は男性を乗せる前に貰った稲荷ずしをその男性にお裾分けすることに。二人で富士山を見ながら稲荷ずしを食べていると、男性は妻に「愛してる」と言ってあげるんだったと枝分に言い、その後、男性は病院前に向かったのだった。しかしながら、病院前へ着くと、乗せたはずの男性がいないことに枝分は気付く。一方、病室では泰三が六実に「愛してる」と告げ、息を引き取った。乗客が消えてしまったと困惑する枝分の元へこの病院で働いているアラフォー女医の美佐子がやってくる。「出たんですよ、幽霊!」という枝分に美佐子は診察を受けるように言うのだった。ちなみに二人でベンチで富士山を見ながら稲荷ずしを食べている時、枝分は太陽で影があるが、とある男性の影はない。 |
第9話 | 罪と罰の選択肢 乗客は強盗? ツイてない日の選択肢 | 2014年12月09日 2020年06月02日(再放送) | バカリズム | 星野和成 | 09.2% | 高橋努 梶原善 |
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START(選択肢A):いつものようにカフェ『choice』でお茶をしていた枝分。テレビで映し出された「分け目占い」で最下位はオールバックの人。そのせいかオールバックの枝分はついてない1日。ラッキーアイテムはチーズケーキ、ラッキーパーソンは大阪の人。一方、競輪で大負けした久保学もオールバックでついてない1日。そして、やけを起こした久保はカッターナイフを手にコンビニ強盗を行う。しかしながら、たまたま買い物に来ていた『choice』の店員・関カンナに後ろから蹴られ、強盗は失敗。カンナに追いかけられた久保は慌てて選TAXIに逃げ込むのだった。
運転手の枝分は乗せた客がまさかコンビニ強盗だとは思わず、自分のツイてない話を喋り出した枝分に、久保もついてない話をする。そして、久保はポロっと自分がコンビニ強盗であることを言ってしまい、枝分はカッターナイフを突きつけられてしまう。一方、『choice』では枝分のタクシーにコンビニ強盗が乗った可能性があることをカンナが話し、店長の迫田が枝分に電話すると、つながったものの、受話器から枝分の声は聞こえてこなかった。
久保は選TAXIに置いてあるチラシを見て過去に戻れる仕組みを知る。久保は枝分に競輪で負ける前に戻るよう脅すが、「道徳的に無理」と断る枝分。さらに、過去に戻るとカッターナイフが消えるため、お金を払うか警察に行くかですよと話す枝分。そこへ、拳銃を持った大久保薫が乗り込んでくる。乗り込んできた男は銀行強盗であった。
立場的には拳銃を持っている銀行強盗が一番上であるため、久保からカッターナイフを奪い取る。その後、お腹が空いたという理由でドライブスルーでハンバーガーを購入。食べている途中に久保が拳銃を取り上げるものの、続いて枝分が拳銃を奪い取る。しかしながら、拳銃で打たれても逃げると言う強盗2人に対し、枝分は拳銃を投げ捨てるのだった。対等な立場になったかと思われた三人だったが、銀行強盗は久保から奪ったカッターナイフを持っていた。結局、立場は元通りで銀行強盗が一番上。
甘い物が食べたいと言う銀行強盗に枝分は『choice』のチーズケーキを勧める。さらに過去に戻れると知った銀行強盗は自分が銀行強盗を起こす前の13:40に戻れと要求。『choice』についた枝分が店長の迫田に時間を聞くと「13:40」との回答。それを聞いた強盗たちが安心したのも束の間。警察が2人を取り囲む。実は、迫田が枝分に電話をした時からずっと通話状態にしていたため、全ての事情を知っていた『choice』メンバー。時計の時間を戻し、警察に連絡を取っていたのだった。 |
最終話 | 僕と君の選択肢 運転手引退 さよなら枝分、彼がえらんだ最も素敵な選択肢 | 2014年12月16日 2020年06月09日(再放送) | バカリズム オークラ | 筧昌也 | 10.0% | 奥田恵梨華 |
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START(選択肢A):枝分は床屋の店主。そして少し理屈っぽく、優柔不断な男。そんな枝分は彼女の時田真緒とレストランで食事をしていた。真緒は、将来のことについて話を始めようとすると、枝分はデザートを決めるのに迷っており、それを見て怒り出す真緒。枝分は真緒が落ち着くまでトイレに逃げることに。トイレから戻ってきた枝分。席を見ると、真緒の姿はなく、真緒から一通のメールが。『私たち、きっと別れた方がお互いのためだと思う』。慌てて店を出る枝分。タクシーに乗って行ってしまう真緒。そこへ標が運転する選TAXIがやって来て、枝分は過去に戻ることに。
RETRY(選択肢B):過去に戻った枝分はデザートをすぐ決めることに。すると、真緒は仕事を辞め、夢だった花屋になるつもりだと告げる。枝分は商売の先輩として花屋を開くことに反対する。すると、真緒は一人で考えたいと言って先に帰った後、真緒から一通のメールが。『私、枝くんとはやっていけないと思う』。再び選TAXIへ乗り込む枝分。しかしながら、どうすればいいか分からないという枝分に標は女性の意見を聞こうとカフェ『choice』へ向かい、枝分は店員の宇佐見夏希と関カンナに相談することに。女性二人から、彼女は商売の先輩ではなく彼氏として背中を押してほしかったのではと告げられる枝分。
RETRY(選択肢B-B):過去に戻った枝分は真緒の夢である花屋を開くことに賛成する。その後、実家に来ないかと言われた枝分は「まぁそれはまたにしよう」と告げ、真緒が将来のことを聞くと、枝分から出た言葉は「そっか」。言い訳する枝分を見て、真緒は怒ってその場を後にする。そして真緒から一通のメールが。『このまま一緒にいても先が見えません』。再び選TAXIへ乗り込んだ枝分はカフェに向かい、女性に、彼女がいくつか聞かれ、33歳と答える枝分。すぐにじゃなくても将来を考えていると、男としてけじめをつけないととアドバイスされる。それを聞いて、枝分は「プロポーズします」と宣言。
過去に戻る枝分のために選TAXIを飛ばす標の前に、取締官が現れる。「ヤバイ、取り締まりだね。タイムスリップ関係の」と告げる標。そして捕まってしまった標はタイム制限速度違反で『タイム免停』になり、90日間運転が禁止に。3ヶ月間待ってほしいと言う標。料金は標側で持つと言う条件を枝分はのむことに。さらに選TAXIを3ヶ月運転しないと、タイム営業停止になってしまうため、代わりに選TAXIの運転手として働くように標は枝分に依頼する。
枝分はいつものように、カフェ『choice』でメニューを迷っていた。そこへ『choice』の常連・標がやって来る。「枝さん、3ヶ月間、お疲れ様でしたタイム免停とけたよ」と枝分に言う標。早速、標が運転して3ヶ月前に戻ろうとするが、その途中、花屋で働く真緒の姿を見た枝分は、真緒の3ヶ月間を無駄には出来ないと言って過去に戻ることを辞める。「海でも行こっか」という標は『choice』のメンバーも誘うが、断られる。枝分が『choice』のメンバーは選TAXIに乗ったことがないのか聞くと、誰も信じないと言う標。『choice』のメンバーにとって枝分と標は普通のタクシー運転手。そして選TAXIを飛ばす標。そこにまたも取締官が現れる。タイム表示は『私用』と『戻車』を使い分ける必要があるが、標は私用にもかかわらず『戻車』にしたままだった。そのため、標はタイムスピード違反とタイム表示ミスで再度、タイム免停に。標の代わりに運転する枝分。枝分は再び3ヶ月間、選TAXIの運転手をすることになるのだった。 |
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スペシャル
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話数 | サブタイトル ラテ欄 | 放送日 | 脚本 | 演出 | 本放送視聴率 | 主要ゲスト |
1 | 湯けむり連続選択肢
| 2016年4月5日 | バカリズム | 筧昌也 | 07.4%[40] | 玉山鉄二 宇梶剛士 瀧本美織 山崎樹範 清水富美加 丸山智己 松重豊 小野了 柏原収史 |
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Episode 1(パート1)
START(選択肢A):プロ野球選手(投手)の駒谷丈は専属トレーナーの向井康祐と共に基礎トレーニングのために神社を訪れ、階段を登り降り運動している。そこに女性観光客が現れ、彼女へのアピールのために二段飛ばしで階段を登る駒谷。しかし、駒谷はバランスを崩して階段から転げ落ち、足を骨折してしまう。病院へ向かうために選TAXIに乗り込む二人。駒谷の事情を知った枝分は過去へ戻ることを提案する。
RETRY(選択肢B):過去へ戻った二人は二段飛ばしをせず、地道に階段昇降トレーニングに励む。それが功を奏したのか駒谷は骨折することなくトレーニングをやり遂げることに成功するのだった。
Episode 2
START(選択肢A):新婚旅行で温泉旅館を訪れた仁藤美緒と甲島光雄。旅の疲れを癒やすため、先に二人はお風呂に入る。そしてレストランへ食事に行き、甲島は嫌がる美緒を説得して強引に彼女の写真を撮る。そして、部屋へ戻ると甲島は美緒から婚約破棄を告げられてしまう。ショックを受けた甲島は選TAXIに飛び乗り過去へ戻ることに。
RETRY(選択肢B):枝分から「すっぴんで写真を撮られることは女性にとっては深刻な問題」だとアドバイスされた甲島は過去へ戻り、写真を撮らずに料理を頂く。ところが美緒からまたしても婚約破棄を切り出される。
RETRY(選択肢C):枝分から「先にお風呂に入ると、食事の場で大勢の人にすっぴんを晒してしまうことになるから、ここは食事を選択すべき」とアドバイスされた甲島は再び過去へ戻り、美緒をお風呂よりも先に食事に誘う。しかし、部屋へ戻って美緒から「深刻な悩みがある」と告げられると、婚約破棄を悟った甲島は怒って部屋から飛び出してしまう。
何度やり直しても思い通りにならない甲島は、自棄を起こして露天風呂に飛び込む。そこで同じ旅館の宿泊客である窪田健吾と知り合う。窪田の話によると、美緒は結婚間近になると精神的うつになってしまう「マリッジブルー」なのではないかとのこと。「こういうことはよくあること。もう一度、二人でじっくり話し合ってみてはどうですか?」と窪田にたしなめられた甲島。
一方、美緒は「駅まで乗せてもらえますか?」と休憩中の枝分とともに選TAXIに乗り込んだ。車内で美緒は自身が「マリッジブルー」だと枝分に自ら悩みを打ち明ける。「結婚について考えると正直不安。彼には本当に申し訳ないけど、今言わないと、彼の戸籍にバツをつけてしまう…」。そう枝分に告白した美緒。「大事なことは何ですか?」と問う枝分。美緒は「彼を好きなこと。なんで私そんな大事なこと忘れてしまったの…」と涙ながらに答えた。「それなら過去に戻りますか?」と美緒に持ちかける枝分。ところが美緒は「大丈夫です。彼にはちゃんと謝りたいし、こんなズルいことしたくないです」と答え、旅館へ引き返すことに。
甲島も窪田の助言により冷静になり、仲直りするために旅館で美緒を待ち続けることに。
Episode 1(パート2)
START(選択肢B′-A):甲島と美緒の件が終息したころ、駒谷は卓球で向井と対決している最中に卓球場にいる1人の女性の前でカッコつけようとスイングした瞬間、右手が卓球台に直撃。手首の骨が折れてしまう。枝分に頼んで卓球対決が始まる前の時刻に戻ることに。
RETRY(選択肢B′-B):過去に戻った駒谷は向井との卓球対決を何事もなく終わる事ができた。
Episode 3
START(選択肢A):修学旅行の宿泊先としてこの旅館を訪れた梅田二中学校の引率者であり2年B組担任の金本八重子と副担任の小野寺秋人。その日の夜、金本は生徒同士の密会を目撃したが、注意せずに部屋へ戻った。その後、生徒の太田麻尋が行方不明になったとの連絡が。「過去にやけを起こした生徒が自殺を図った」といった話を同僚から聞いた金本は、枝分に「教え子が自殺を図ったかもしれない」と告げ、選TAXIで近くの崖へと向かうとそこには大勢の警官の姿が。それをみた枝分は崖の上を見に行かずに、過去へ戻ることを提案する。
RETRY(選択肢B):過去へ戻った金本は、密会をやめるように注意するが、またしても麻尋が行方不明になってしまう。そして再び過去へ戻ることに。
RETRY(選択肢C-B):再び過去へ戻った金本は、密会をやめるよう再三注意するが、またしても麻尋は行方不明に。混乱する金本に枝分は「あれは本当に彼女かどうか分かりません。見に行きませんか?」と崖の上へと向かうと、案の定そこが劇中ドラマ『犯罪探偵』の撮影現場だったことが判明。しかし、麻尋は行方不明のまま。そんな中、旅館へ戻るとそこには小野寺の姿が。そして金本は同級生2人を呼び出し、麻尋の居場所を突き止める。麻尋は思い出作りのため、皆に内緒でどうしても行きたかった神社へ行き、写真を撮っていたのだ。そして一行も麻尋がいる神社へ向かい、一緒に記念写真を撮るのだった。
Episode 4
START(選択肢A):とある男性客がのんびり食堂で朝食バイキングをとっている。すると、その男性客がある事件の容疑者として警察から署まで任意同行を求められる。男性客は説得に応じ、「部屋の荷物をまとめたい」と部屋へ戻る。ところが、男性客は警官の目を盗んで出窓から飛び降り、階下で待機している選TAXIに乗り込む。男性客は枝分に「命が狙われている。助けてくれ!」と頼み、過去へ戻ることに。
RETRY(選択肢B):過去へ戻った男性客は食堂を足早に後にする。そして警察が疑いに来る前に荷造りを済ませ、一目散に旅館からの脱出に成功。
START(選択肢B′-A):殺人事件の犯人・野上拓馬を追ってこの旅館に辿り着いた上野直人と下田刑事。しかし、犯人が逃走した後であった。目撃者の枝分は刑事二人に対して「犯人は随分と遠くへ逃げてしまったかもしれない」と告げる。そして同じ時間に食事をしていた美緒・甲島・金本・小野寺は重要参考人として事情聴取を受け、捜査に協力することに。そんな中、選TAXIが過去へ戻れるタクシーだということを刑事は知る。
RETRY(選択肢B′-B):半信半疑で選TAXIに乗って過去へ戻った刑事二人。ところが、旅館に到着するよりもはるか前の時間に戻ってしまったため、やむなく高速道路上に停車している車に乗り込むことに。そこから現場へと急行する刑事だが、その間に犯人は逃走してしまう。結局犯人を捕まえられず途方に暮れる刑事二人であったが、ここで小野寺からある提案が。
START(選択肢X):(小野寺の提案で)美緒・甲島・金本・小野寺の4人で過去へ戻ることに。その後、4人は犯人の男を説得しようとする。しかし、どさくさに紛れて食堂の出入口を施錠した枝分を見て気配を察したのか、犯人は逆上し、暴れてしまう。その場の異変を感じた生徒の麻尋が様子を見に現れるが、犯人に刃物を突き付けられ、人質にされてしまう。そこへ刑事二人も駆けつける。刑事は「その娘から手を離せ」と警告。しかし、犯人は選TAXIを盗んで過去の世界へ逃げようと、枝分に選TAXIのキーを要求。「私がこの旅館にチェックインする前に戻るんですよ。私が運転して戻れば、この事件もなかったことになるしね」と犯人は説明。「さぁ、早く鍵をよこせ!」と怒鳴る犯人。言われるがままキーを手渡す枝分。そして、犯人は屋上の扉を開け、逃走を図ろうとする。ところが、突然倒れ込む犯人。その傍らには野球ボールが。
実は屋上で駒谷と向井が投球練習をしていたため、そのこぼれ球が見事に犯人の顔に命中したのだ。その後、麻尋は無事解放され、犯人は刑事二人によって取り押さえられるのだった。
Episode 1(パート3)
START(選択肢B′-B′-A):駒谷が偶然犯人にボールを当てたことで犯人の逮捕に貢献するが、この場にいた面々の前でカッコつけた次の瞬間、不運にも右足がボールを踏んだことで転んでしまい、右足首を骨折。2人は枝分に頼んで犯人を逮捕した時刻に戻ることになった。
RETRY(選択肢B′-B′-B):過去に戻った2人は、犯人の逮捕に貢献した後、劇中では明かされなかったが、カッコつける前にボールを拾い、後日、新聞に掲載され有名になった。 |
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平均視聴率 10.3%(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ社調べ、スペシャル版を除く)
- 第1話は、22時 - 23時9分の15分拡大放送。
- 第2話は、22時15分 - 23時9分の15分繰り下げ放送。
- 10月28日の第3話放送は、東海テレビの放送対象地域にて、22時41分59秒から22時52分51秒の10分52秒にわたり画面が真っ黒になり放送が中断する放送事故が発生した[41]ため、再放送を11月1日(土曜日)12時30分 - 13時30分に行った。視聴者保護の観点から再放送ながら連動データ放送によるプレゼント企画も他地域と同様に実施したため、通常のように東海テレビが番組素材を受け取っての自社送り出しとせず、関西テレビから裏送りされた模様[42]。
- 第6話は、22時30分 - 23時24分の30分繰り下げ放送。
- 書籍
- テレビドラマ版のストーリー(各エピソード)を、ほぼそのまま小説化した物。
- DVD
- 「素敵な選TAXI」DVD-BOX、ディスク6枚、ポニーキャニオン、2015年3月18日発売
- CD
- フジテレビ・関西テレビ系ドラマ「素敵な選TAXI」オリジナル・サウンドトラック、ポニーキャニオン、収録時間 48分、2014年11月26日発売
注釈
2020年5月19日の特別篇・第6話冒頭のトークパートで明らかにしている
本来は出演予定であったが、撮影日に清野が体調を崩したため写真のみとなった。
第5話に登場した篠崎美佐子が勤務する明稜大学病院に入院している。
道路運送車両法で2012年7月以降、全ての座席に3点式シートベルトの設置義務がなされたため。実車が製造された1973年当時には後部座席のシートベルト設置義務はなかった。 実際に落とし物の宝くじを換金する行為は遺失物等横領罪が成立する。そのため、エンディング時に枝分が「落とし物として拾った宝くじを換金することは犯罪ですので、皆さんは絶対に真似しないで下さい」と注意喚起のナレーションを入れた。
出典
全放送回と平均の出典。素敵な選TAXI、スポニチアネックス、2014年12月18日閲覧。