浜坂駅
兵庫県美方郡新温泉町浜坂にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
兵庫県美方郡新温泉町浜坂にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
新温泉町の代表駅であり[1]、近畿北部の温泉所湯村温泉への鉄道での玄関口[3]。
特急「はまかぜ」(当駅折返し有)の全列車が停車し、普通列車は2往復を除き当駅で折返しとなる。また余部橋梁での横風が強まった場合、香住駅 - 当駅間が運休となりバス代行(全但バス担当)となることもある。なお、カニのシーズン(11月から翌年3月)には臨時特急「かにカニはまかぜ」が当駅まで運転される。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅で、豊岡駅が管理している[1]。駅舎は単式の1番ホーム側にあり、島式2・3番ホームへの通路は地下道で連絡している[1]。みどりの窓口が設置されている。
改札口とホームには、現在では数少なくなった反転フラップ式案内表示機が設置されていたが、2013年3月に撤去された[5]。その後、香住駅と共に改札口に液晶ディスプレイの発車標が設置されたが、反転フラップ時代と同様に駅員の勤務時間のみ稼働している。
以前は駅弁販売駅で待合室とホームに売店があったが、1999年(平成11年)10月に撤退した[1]。駅弁であった「かに寿司」は製造元の業者「米田茶店」が駅前の店舗で販売していた[1](ただし、土・日・月以外は前日までの要予約[6])が、売上減少により2019年(平成31年)1月6日に駅弁販売を終了した[7]。その後、神戸の駅弁業者淡路屋がレシピを引き継いで、同名の駅弁を自社の直営売店で販売している[8]。その後、「米田茶店」は道路拡張に伴い、2019年7月に閉店した[9]。
「兵庫県統計書[11]」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は263人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 614 |
2001年 | 577 |
2002年 | 539 |
2003年 | 525 |
2004年 | 509 |
2005年 | 494 |
2006年 | 527 |
2007年 | 441 |
2008年 | 405 |
2009年 | 370 |
2010年 | 354 |
2011年 | 312 |
2012年 | 313 |
2013年 | 299 |
2014年 | 290 |
2015年 | 280 |
2016年 | 263 |
2020年 | 183 |
2008年4月、新温泉町は浜坂駅舎内のスペース(約45平方メートル)を無償で借り受けて鉄道グッズ館「鉄子の部屋」を設置した[4]。施設内では旧余部鉄橋の鋼材や風速計、蒸気機関車の銘板など約320点を展示[4]。2021年12月末までの来館者は計10万4687人だった[4]。しかし、兵庫県道「浜坂駅港湾線」の改良事業でJR西日本の乗務員宿泊所が駅舎内に移転することになり、2022年3月末で閉鎖されることになった[4]。なお、一部の展示は浜坂駅前まち歩き案内所「
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