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日本のお笑いコンビ(2015-) ウィキペディアから
東京ホテイソン(とうきょうホテイソン)は、グレープカンパニーに所属するショーゴとたけるからなる日本のお笑いコンビ。M-1グランプリ2020ファイナリスト。
2人が出会ったきっかけは、SNSによる芸人の相方募集の掲示板[28][32][33]。たけるは大学1年の終わり頃からいくつかお試しのコンビを組んでインディーズライブに出演していたが、どれも長続きしなかった。掲示板には「天下とりましょう」の言葉と共に初舞台の時のネタの動画も添えて上げており、ショーゴはその特徴的なとても通る声での喋りに「初舞台でこれだけ喋れる奴はなかなかいない」と感じた。ショーゴにとってこの掲示板を通して会うのはたけるが2人目だったが、こいつでいいと思って結成を決める。ショーゴはたけると実際に会って顔も決め手になったらしく「俺の顔がちょっと怖い感じなので、華のある感じの奴を置いた方がいい」と思ったからという[28]。最初の待ち合わせ場所は新宿のバーガーキングであった。同級生コンビではないためまずはお互いのことを知ろうと同居していた時期があった[34]。
コンビ名は、七福神の一柱である布袋尊が由来。「東京」の部分は岡山出身のたけるにとって単にかっこいいと考えて付け足した[16][31]。そのため、コンビ名を『東京布袋尊』と表記される場合もある。
先輩の井戸田潤(スピードワゴン)とたけるは、互いに強く尊敬しあう親しい仲。特にたけるは井戸田のピンネタであるハンバーグ師匠のパロディとして、「メロンパン先生」というピンネタを披露することもある。
M-1グランプリでは2015年・2016年は2回戦敗退だったが、2017年より3年連続での準決勝進出を経て、2020年にて決勝へ駒を進めた。決勝戦では敗者復活のインディアンスに続く2番手として登場したが、合計617点、最終結果は第10位(最下位)に終わった。その後は2021年にて準決勝敗退、2022年・2023年にて準々決勝敗退に終わっている[35]。
それでもM-1決勝進出をきっかけにテレビ番組への出演が増えるようになり、2022年では出演数が倍増(146本→304本)し、ニホンモニターが調査・発表した「2022ブレイクタレント」において第3位にランクイン[36]。さらに2023年では「テレビ番組出演本数ランキング」の関東部門において、たけるが464本で8位、ショーゴが446本で12位にランクインし[37]、M-1後のブレイクが改めて証明された形となった。
漫才のジャンルは「剛毛僧侶と薄毛大工の言葉攻め」[14]。
主に漫才を得意とする。ショーゴの冷静なボケにたけるが軽いノリでツッコむスタイルで、その温度差が笑いの元とも言われている[28]。2017年以降、備中神楽の囃子ことばの口調にアレンジを加えたものとポーズで例えツッコミをするたけるのスタイルが注目され始め[24]、「ツッコミがまるでボケのようになっている」と評されることもある[38]。
最初はショーゴが書いた台本通りにネタをやっていたがいまいちパッとせず、試しにアドリブでネタをやったところ[39]その伝統芸能調の声のノリに2人で大笑いしたため、この芸風を取り入れることになった。当時を振り返ってショーゴは「たけるの素の方が面白かった」と話している[24]。そのまま地の岡山弁でツッコミをすると先輩のノブ(千鳥)に似ていると言われてしまうため、それを避けることも目的であった[40]。
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