日高幌別駅
かつて北海道浦河郡浦河町にあった北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
かつて北海道浦河郡浦河町にあった北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
日高幌別駅(ひだかほろべつえき)は、北海道(日高振興局)浦河郡浦河町字西幌別にあった、北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線の駅(廃駅)である。電報略号はヒヘ。事務管理コードは▲132224[2]。
付近の幌別川(日高幌別川)より名づけられた所在地名より。室蘭本線に同名の幌別駅が既に存在することから、旧国名の「日高」を冠する[4]。
単式ホーム1面1線を有していた地上駅。ホームは線路の北側(様似方面に向かって左手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[8]。かつては島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった1線は、交換設備運用廃止後1983年(昭和58年)4月までに撤去された[9]。またこの時点では本線の様似方から構内南側へ分岐する行き止まりの側線を1線有していた(但し1983年(昭和58年)4月時点では転轍機の先に車止めが設置されていた)[9]。
静内駅が管理していた無人駅となっていた。駅舎は構内の北側に位置しホームとは通路で連絡していた[8]。有人駅時代の駅舎は改築され、レストランや西幌別簡易郵便局などが入居している複合施設である「レストビレッジ シンザン」という建物になっている[10]。レストランでは競馬グッズが販売されている[10]。駅舎内にトイレを有する[10]。1983年(昭和58年)4月以降、1993年(平成5年)3月までの間に正面入口が三角屋根に改築されているが、改築前に掲示されていた[9]蒸気機関車型の駅銘板が駅舎内のホーム出入口付近に置かれている[10]。
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去の各調査日における平均である。当駅についてはバス代行期間が存在するため、一部でバスと列車が別集計となっているほか、各年で集計期間が異なる。備考も参照。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | ||||
列車 | 代行バス | |||||
1981年(昭和56年) | (109.5) | [9] | 1日乗降人員:219 | |||
1992年(平成 | 4年)(23.0) | [8] | 1日乗降人員:62 | |||
2014年(平成26年) | 2 | [JR北 6] | 当年の列車は単年の値。 | |||
2017年(平成29年) | 0 | [JR北 7] | 2015年度末から鵡川 - 様似間バス代行。当年のバスは単年の値。 | |||
2018年(平成30年) | 0.0 | [JR北 8] | 代行バスの値は過去2年平均 | |||
2019年(令和元年) | 0.0 | [JR北 9] | 代行バスの値は過去3年平均 | |||
2020年(令和 | 2年)0.0 | [JR北 10] | 代行バスの値は過去4年平均 |
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