教文館
東京都中央区銀座にある出版社、書店 ウィキペディアから
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株式会社教文館(きょうぶんかん、英語: Kyobunkwan Inc.)は、日本の東京都中央区銀座4丁目に所在する出版社・書店。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目5番1号 北緯35度40分19.5秒 東経139度45分56.2秒 |
設立 |
1933年(昭和8年) (株式会社設立) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 4010001041864 |
事業内容 | 和洋書籍・雑誌・雑貨の販売、書籍の出版、喫茶・貸出ホールの経営等 |
代表者 | 渡部満(代表取締役社長) |
資本金 | 4500万円 |
純利益 | 4914万0195円(2019年(平成31年)3月期)[1] |
総資産 | 19億6562万0923円(2019年(平成31年)3月31日現在)[1] |
主要株主 | 公益財団法人日本キリスト教文化協会 |
関係する人物 | 関連する人物参照 |
外部リンク | https://www.kyobunkwan.co.jp/ |
1885年(明治18年)創業の老舗。現在[いつ?]の社屋は銀座通りと松屋通りとに面した場所に構える。2011年(平成23年)12月時点では、銀座で路面店として営業している唯一の書店である。
書店業としては、売場面積は狭いながらも、各階ごとに個性ある売場を展開しているのが特徴である。
プロテスタントを基盤とする企業で、文書伝道を目的とする一面も持つ。創立時はメソジスト系であったが、1933年(昭和8年)の株式会社化によって外国宣教団体から独立し、現在は特定の教派には属していない。
主要株主である公益財団法人日本キリスト教文化協会は、日本キリスト教協議会の加盟団体である。
教文館ビルは、地上9階・地下2階の鉄骨鉄筋コンクリート構造で、アントニン・レーモンドの設計により1933年(昭和8年)12月15日に竣工した。
アール・デコ様式の建築で、完成当時は銀座通り側に塔屋があり、銀座界隈で目立つ建物であったという[注釈 1]。当時の様式を窺わせる意匠の内装は、現在[いつ?]もエレベーターホールの壁面装飾などに残る。
松屋通り側の入り口中央にある回転扉は、現存する中では銀座で最古のものとされる[注釈 2]。
ビル完成当初は、1階と地階にレストラン「富士アイス」が店を構えていた[2]。
日本医師会会長を務めた武見太郎は教文館ビル内に自らの診療所を設置していた[3]。
隣接する敷地には日本聖書協会が所有する「聖書館ビル」が建つ。松屋通り側入り口および各階のエレベーターフロアを共有しているため、一見すると一つの建物のように見える。
1階と2階では一般書籍を販売している。各種雑誌のバックナンバーの在庫が豊富なことでも知られる。[要出典]
3階ではキリスト教書を販売している。キリスト教書専門店としては日本国内最大級の売場面積で、プロテスタントのみならずカトリック・正教に至るまで、あらゆる教派の書籍を扱っている。2015年(平成27年)1月から洋書部が移転し、外国語訳聖書・キリスト教・西洋古典関係の書籍を主に取り扱っている。
4階の「エインカレム」では、カード・カレンダー・CDなどのキリスト教雑貨、典礼用品、教会学校用品、冠婚葬祭用品を販売。美術関係の催事が行われるギャラリーも併設。隣接する「CAFE きょうぶんかん」では挽きたてのコーヒー、紅茶、洋菓子などを提供している。
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