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日本の弁護士、タレント、元裁判官 ウィキペディアから
八代 英輝(やしろ ひでき、1964年〈昭和39年〉7月8日 - )は、日本の裁判官・弁護士、タレント、コメンテーター。八代国際法律事務所代表弁護士。エクステンション所属[1] 。武蔵野大学客員教授。元札幌地方裁判所判事補[2]。
東京都板橋区出身。私立城北埼玉高校を一期生として卒業。高校時代は医師を志していたが(後に母校である城北埼玉中学・高等学校生徒会のインタビューにて、「航空自衛隊の自衛官だった父に憧れてパイロットを志していた。」と語っている。)、後に進路を文系へ変更[3]。慶應義塾大学法学部法律学科へ入学した。
1988年に慶應義塾大学を卒業後、司法試験に合格[4]。2年間の司法修習[注釈 1][5](45期生、平成5年度(1993年度)修了)の後に、裁判官に任官[5]。札幌地方裁判所刑事部、大阪地方裁判所堺支部、大阪家庭裁判所で勤務[5]。
1997年に裁判官を退官し[5]、東京弁護士会に弁護士として登録。2001年からは、主に著作権法を学ぶ目的で、アメリカ・コロンビア大学法科大学院(Columbia Law School)に留学[4]。同スクールの修士課程を修了後、アメリカ・ニューヨーク州の司法試験に合格して、同州の弁護士資格を取得した[6]。その後は、日米両国での弁護士資格を有する国際弁護士として、ウォールストリートの法律事務所に勤務。日本オフィスの責任者を務めた後に独立して、東京に法律事務所を開設した。
専門分野は、著作権法、知的財産権法、国際契約法、医療過誤訴訟、会社関係及び民事、刑事訴訟など。コンテンツビジネスに精通しているほか、海事補佐人登録弁護士や、日本スポーツ仲裁機構の仲裁人でもある。著作権や交渉術に関する著書も多い(→#主な著書)。
2005年度からは、デジタルハリウッド大学大学院で、「コンテンツビジネスのための著作権」の講義を担当。映画専門大学院大学の客員教授や、東京大学大学院の特任講師(2009年3月まで)も務めた。2009年4月には、関西学院大学で商学部の客員教授に就任している。
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「弁護士として著作権問題を扱う機会が多い以上、コンテンツ制作現場の実情を知っておきたい」というスタンスで、2004年の『サンデージャポン』(TBS系列)への出演を皮切りに、日本国内で放送されるテレビ・ラジオ番組へ多々登場[7]。コメンテーターやパーソナリティを務める。また、テレビCMやテレビドラマへの出演経験もある。八代自身は、弁護士活動とメディア活動の両立について、「電話と書類とパソコンがあれば(国際弁護士としての実務が)可能なので、移動中でも仕事をしている」という[7]。
『サンデージャポン』では、ニューヨークの法律事務所に在籍していた時代から、「サンジャポファミリー」として長らくレギュラーで出演。後に、『スッキリ!!』(日本テレビ系列)や『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系列)などの生放送番組にも、コメンテーターとして出演していた。
2021年9月10日(金)放送の『ひるおび!』内で、衆院選での野党共闘の話題を取り上げた際に、「志位委員長がつい最近、『敵の出方』という言い方をやめようとは言ってましたが、共産党は『暴力的な革命』というのを、党の要綱〔ママ〕として廃止してませんから。よくそういうところと組もうという話になるな、と個人的には思います」との発言[11]。
日本共産党サイドは「事実無根の卑劣なデマ」としてこれに抗議し、同日TBSは「共産党の綱領には記載がなく、発言は誤りでした」とコメントし共産党に対して真摯に対応するとした[11][12]。さらに13日には番組内でアナウンサーが「先週の放送で、野党共闘のテーマを扱っている際に日本共産党について『まだ暴力的な革命というのを、党の要綱として廃止していない』という発言がありました。日本共産党の綱領に、そのようなことは書かれていませんでした。訂正しておわびします」と謝罪。八代本人は「私の認識は、閣議決定された政府見解[注釈 3]に基づいたものでした。一方、日本共産党はそれを度々否定していることも併せて申し上げるべきでした。申し訳ありませんでした。TVで発言する者として今後はより正確にバランスに配慮し、言葉に責任を持っていきたいと思います」と述べた[13][14][15]。
八代の謝罪に対しても、志位共産党委員長は「虚偽発言への撤回・謝罪になっていない」とツイートし、ジャーナリスト江川紹子は「八代氏のは、自分の発言は政府の見解に沿ったもの、という『弁解』であって、共産党綱領にないことを『ある』とした虚偽コメントへの『謝罪』とは言えませんね」と指摘している[16]。
9月17日、八代が再び謝罪。志位が自身のTwitterで「謝罪・訂正したものと受け止めます」とコメントした[17]
テレビ
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