キング・アブドゥルアズィーズ国際空港
サウジアラビアの空港 ウィキペディアから
サウジアラビアの空港 ウィキペディアから
キング・アブドゥルアズィーズ国際空港(アラビア語: مطار الملك عبد العزيز الدولي、英語: King Abdulaziz International Airport)は、サウジアラビアのジッダにある国際空港である。サウジアラビアの初代国王アブドゥルアズィーズ・イブン=サウードにちなんで命名された。
キング・アブドゥルアズィーズ国際空港 مطار الملك عبد العزيز الدولي | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハッジ・ターミナル | |||||||||||||
IATA: JED - ICAO: OEJN | |||||||||||||
概要 | |||||||||||||
国・地域 | サウジアラビア | ||||||||||||
所在地 | ジッダ | ||||||||||||
種類 | 官民共用 | ||||||||||||
運営者 | General Authority of Civil Aviation | ||||||||||||
拠点航空会社 | サウディア | ||||||||||||
標高 | 15 m (48 ft) | ||||||||||||
座標 | 北緯21度40分46秒 東経39度09分24秒 | ||||||||||||
公式サイト | https://www.jed-airport.com/ | ||||||||||||
地図 | |||||||||||||
空港の位置 | |||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||
| |||||||||||||
リスト | |||||||||||||
空港の一覧 |
空港の建設は1974年に始まり、1980年に竣工した。1981年5月31日に開港している。既存ターミナルや滑走路の改修、および4つの新ターミナル・新滑走路・整備施設建設などを盛り込んだ新空港建設計画が持ち上がり、2006年秋に着工される。
ジッダは聖地マッカ(メッカ)の最寄の大都市であるため、この空港には世界の他の空港にはない特徴がある。ハッジ(メッカ巡礼)の時期にのみ供用され、メッカ行きのイスラム教徒の巡礼客のみを扱う「ハッジ・ターミナル」(第3ターミナル)の存在である。ハッジ・ターミナルを使う航空会社は専らイスラム教国の航空会社であり、エール・フランスやワールド・エアウェイズ(アメリカ発)が数少ない例外である。
ハッジ・ターミナルはゴードン・バンシャフト設計で465,000平方メートルの広さがあり、全館面積570,000平方メートルに及ぶ。香港国際空港ターミナルが完成する前は世界第一位であった。ハッジ・ターミナルの敷地は100エーカー(405,000平方メートル)もの広さがあり、その上にテント状の構造を持つ屋根群がかかっている。この屋根は通常のテント地ではなく、白色のガラス繊維の布でできている。ハッジ・ターミナル内にはモスクもあり、またターミナルは同時に8万人の旅客が使用する能力がある。
北ターミナルは世界各国の航空会社が使用し、南ターミナルはサウディアの専用である。サウディアはジッダを拠点としているため、同社の国内・国際便の相当数がここキング・アブドゥルアズィーズ国際空港の南ターミナルから各地に向けて発着している。
年 | 旅客数 | 発着回数 |
---|---|---|
1999 | 10,149,000 | 73,747 |
2000 | 10,465,000 | 72,702 |
2001 | 10,237,000 | 70,232 |
2002 | 10,849,000 | 70,932 |
2003 | 11,248,000 | 72,384 |
注記
^1 これらの便はジェッダと記載された目的地の間でどこかの空港を経由する可能性がある。しかし、どの会社もジェッダとその経由地の間のみで乗客を輸送する権利を持たない。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.