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日本サッカー協会が主催する、サッカー日本代表や日本女子代表の国際親善試合 ウィキペディアから
本項目では、サッカー日本代表(日本女子代表や年代別日本代表を含む)の国際親善試合のうち、日本サッカー協会 (JFA) が主催する試合について記す。
大会の多くについて日本サッカー協会のオフィシャルスポンサーであるキリングループが特別後援する「キリンチャレンジカップ」(英: KIRIN CHALLENGE CUP)や、同じくMS&ADインシュアランスグループホールディングスが特別協賛する「MS&ADカップ」(英: MS&AD CUP)などのタイトルがつけられる。「カップ」と銘打たれているが、継続的に開催される大会ではなく、ほとんどがワンマッチ形式の試合である。
なお、複数チームを招聘して開催されるキリンカップサッカーについては当該項を参考のこと。このページに記載のない試合については、その年の各代表のページまたは各大会のページを参照されたい。
キリングループとサッカー日本代表の関係は1978年に麒麟麦酒がサッカー日本代表の招待大会「ジャパンカップ(後のキリンカップサッカー)」の冠スポンサーとして就任したのが始まりである[1]。その後1998年にはキリンビバレッジもJFAとオフィシャルスポンサー契約を締結し、さらには2000年に各世代代表や女子代表へとグループの支援対象を拡充する[1]。
1998年(平成10年)10月にフィリップ・トルシエ監督就任後最初の国際試合として「キリンチャレンジ」として日本代表vsエジプト代表の試合を開催。それ以後2000年(平成12年)まで「キリンチャレンジ」「キリンビバレッジ・サッカー」と題して開催されてきたが、2001年(平成13年)からA代表の全ての試合において「キリンチャレンジカップ」と題して開催するようになる。
2010年代以後は、国際Aマッチの日程の都合上キリンカップサッカーが開催できない年があり、5-6月の本来キリンカップの行われる時期に、その振替大会として本大会が行われる年がある。
なお、勝利チーム(引き分けの場合は双方)にはキリンカップサッカーと同様に、勝利者杯(キリンチャレンジカップ)と、副賞としてキリングループの飲料がそれぞれ1年分贈られる。
2008年(平成20年)からMS&ADインシュアランスグループホールディングス傘下の三井住友海上火災保険が日本代表サポーティングカンパニー契約を開始。JFAメジャーパートナー契約[注 1] の合意は同グループが第1号になった[2][3]。2015年(平成27年)からはキリングループ以外でもサポーティングスポンサーによる日本女子代表(なでしこジャパン)の冠試合(『MS&ADカップ』など)が開催されるようになった。
2023年(令和5年)には、同年にJFAメジャーパートナーを締結したみずほフィナンシャルグループの特別協賛で『MIZUHO BLUE DREAM MATCH』が開催された[4]。
2024年(令和6年)には、JFAメジャーパートナーのTOYO TIREの特別協賛で『TOYO TIRES CUP』が開催された[5]。
三井住友海上・みずほFG以外には日本航空 (JAL)、クレディセゾン(「SAISON CARD」名義)でスポンサードを行ったことがある。
2003年(平成15年)5月31日に行われた対韓国戦は東アジアサッカー選手権2003がSARSの影響で開催が延期したことに伴い急遽試合が組まれたため、2004年(平成16年)2月12日に行われた対イラク戦については「イラク復興支援サッカー国際親善試合」として行われ、キリンチャレンジカップとして開催されていない(なお、この2試合とも国立霞ヶ丘競技場陸上競技場で開催された)。
また、海外で開催される国際親善試合については基本的にJFA主導の冠スポンサーがつくことは少ない。
日付はすべて現地時間、日本標準時 (UTC+9)で記した。
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 |
---|---|---|---|---|---|
11月7日 | A | △ | 1-1 | イタリア | 埼玉スタジアム2002 |
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 |
---|---|---|---|---|---|
2月24日 | A | ○ | 3-1 レポート | アイスランド | 長居スタジアム |
4月1日 | 女子 | △ | 1-1 レポート | アメリカ合衆国 | ユアテックスタジアム仙台 |
4月3日 | アメリカ合衆国 3-0 ブラジル レポート | フクダ電子アリーナ | |||
4月5日 | ○ | 4-1 レポート | ブラジル | ホームズスタジアム神戸 | |
5月23日[7] | A | ○ | 2-0 レポート | アゼルバイジャン | エコパスタジアム |
7月11日 | 女子 | ○ | 3-0 レポート | オーストラリア[8] | 国立霞ヶ丘競技場 |
7月11日 | U-23 | △ | 1-1 レポート | ニュージーランド[8] | |
8月15日 | A | △ | 1-1 レポート | ベネズエラ | 札幌ドーム |
9月6日[9] | ○ | 1-0 レポート | アラブ首長国連邦 | 東北電力ビッグスワンスタジアム |
4月の女子の試合は、日本、ブラジル、アメリカ女子代表3か国総当りという男子のキリンカップと同様の方式で行われ、順位も3チーム間で付けられた。結果は以下の通りで、日本が優勝となった[10]。
2012年(平成24年)12月19日に、2013年(平成25年)開催のキリンチャレンジカップ2013のスケジュールが発表された[11]。
2013年(平成25年)12月12日に、2014年(平成26年)開催のキリンチャレンジカップ2014のスケジュールが発表された[14]。2014年8月7日には追加分としてジャマイカ戦の開催が発表された[15]。
2015年からはキリングループ以外のサポーティングスポンサーによる冠試合が開催されるようになった。
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 | 大会名 |
---|---|---|---|---|---|---|
5月11日 | U-23 | ○ | 3-0 レポート | ガーナ(A代表[19]) | ベストアメニティスタジアム | MS&ADカップ2016[注 7] |
6月29日 | ○ | 4-1 レポート | 南アフリカ共和国 | 松本平広域公園総合球技場 | キリンチャレンジカップ2016 | |
11月11日[22] | A | ○ | 4-0 レポート | オマーン | カシマサッカースタジアム |
3月27日のウクライナ戦は「キリンチャレンジカップ 2018 in EUROPE」としてベルギーで開催され、キリンチャレンジカップで初の日本国外開催となる[30]。
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 | 大会名 |
---|---|---|---|---|---|---|
3月27日 | A | ● | 1-2 レポート | ウクライナ | スタッド・モーリス・デュフラン(ベルギー) | キリンチャレンジカップ 2018 in EUROPE |
4月1日[31] | 女子 | ○ | 7-1 レポート | ガーナ | トランスコスモススタジアム長崎 | MS&ADカップ2018 |
5月30日[32] | A | ● | 0-2 レポート | ガーナ | 日産スタジアム | キリンチャレンジカップ2018 |
9月7日 | (中止)[注 9] | チリ | 札幌ドーム | |||
9月11日 | ○ | 3-0 レポート | コスタリカ | パナソニックスタジアム吹田 | ||
10月12日 | ○ | 3-0 レポート | パナマ | デンカビックスワンスタジアム | ||
10月16日[34] | ○ | 4-3 レポート | ウルグアイ | 埼玉スタジアム2002 | ||
11月11日 | 女子 | ○ | 4-1 レポート | ノルウェー | 鳥取市営サッカー場 バードスタジアム | 国際親善試合 |
11月16日 | A | △ | 1-1 レポート | ベネズエラ[35] | 大分スポーツ公園総合競技場 | キリンチャレンジカップ2018 |
11月20日 | ○ | 4-0 レポート | キルギス[36] | 豊田スタジアム |
2018年12月11日に、2019年3月ならびに6月のキリンチャレンジカップ2019の日程と会場が発表された[37]。また、2019年7月5日に、9月ならびに11月のキリンチャレンジカップ2019の日程と会場が発表された[38]。
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 | 大会名 |
---|---|---|---|---|---|---|
3月22日 | A | ● | 0-1 レポート | コロンビア[39] | 日産スタジアム | キリンチャレンジカップ2019 |
3月26日 | ○ | 1-0 レポート | ボリビア[39] | ノエビアスタジアム神戸 | ||
6月5日 | △ | 0-0 レポート | トリニダード・トバゴ[40] | 豊田スタジアム | ||
6月9日 | ○ | 2-0 レポート | エルサルバドル[41] | ひとめぼれスタジアム宮城 | ||
9月5日 | ○ | 2-0 レポート | パラグアイ | カシマサッカースタジアム | ||
10月6日 | 女子 | ○ | 4-0 レポート | カナダ | IAIスタジアム日本平 | 国際親善試合 |
11月10日 | ○ | 2-0 レポート | 南アフリカ共和国 | 北九州スタジアム | MS&ADカップ2019 | |
11月17日[42] | U-22 | ● | 0-2 レポート | コロンビア[43] | エディオンスタジアム広島 | キリンチャレンジカップ2019 |
11月19日 | A | ● | 1-4 レポート | ベネズエラ[44] | パナソニックスタジアム吹田 | |
12月28日[42] | U-22 | ○ | 9-0 レポート | ジャマイカ[45] | トランスコスモススタジアム長崎 |
2019年12月20日に、2020年7月のキリンチャレンジカップ2020の日程と会場が発表された[46] が、1試合も開催することができなかった。
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 | 大会名 |
---|---|---|---|---|---|---|
4月11日 | 女子 | (中止)[注 10] | ニュージーランド | ユアテックスタジアム仙台 | MS&ADカップ2020 | |
7月16日 | (中止) | 対戦国未定 | サンガスタジアム by KYOCERA | |||
7月17日 | U-23 | (中止) | 対戦国未定 | ノエビアスタジアム神戸 | キリンチャレンジカップ2020 | |
10月9日 | A | △ | 0-0 レポート | カメルーン | スタディオン・ハルヘンワールト(オランダ) | 国際親善試合 |
10月13日 | ○ | 1-0 レポート | コートジボワール | |||
11月13日 | ○ | 1-0 レポート | パナマ | グラーツ・リーベナウ・シュターディオン(オーストリア) | ||
11月17日 | ● | 0-2 レポート | メキシコ |
2020年12月16日に、キリンチャレンジカップ2021の日程と会場が発表された[48]。
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 | 大会名 |
---|---|---|---|---|---|---|
3月25日 | A | ○ | 3-0 レポート | 韓国 | 日産スタジアム | 国際親善試合 |
3月26日 | U-24 | ● | 0-1 レポート | アルゼンチン | 東京スタジアム | SAISON CARD CUP 2021 |
3月29日 | ○ | 3-0 レポート | 北九州スタジアム | |||
4月8日 | 女子 | ○ | 7-0 レポート | パラグアイ | ユアテックスタジアム仙台 | 国際親善試合 |
4月11日 | ○ | 7-0 レポート | パナマ | 国立競技場 | ||
6月3日 | A | (中止)[注 11] | ジャマイカ | 札幌ドーム | キリンチャレンジカップ2021 | |
6月5日 | U-24 | ○ | 6-0 レポート | ガーナ | ベスト電器スタジアム | 国際親善試合 |
6月10日 | 女子 | ○ | 8-0 レポート | ウクライナ | エディオンスタジアム広島 | |
6月11日 | A | ○ | 1-0 レポート | セルビア | ノエビアスタジアム神戸 | キリンチャレンジカップ2021 |
6月12日 | U-24 | ○ | 4-0 レポート | ジャマイカ(A代表) | 豊田スタジアム | 国際親善試合 |
6月13日 | 女子 | ○ | 5-1 レポート | メキシコ | カンセキスタジアムとちぎ | MS&ADカップ2021 |
7月12日 | U-24 | ○ | 3-1 レポート | ホンジュラス | ヨドコウ桜スタジアム | キリンチャレンジカップ2021 |
7月14日 | 女子 | ○ | 1-0 レポート | オーストラリア | サンガスタジアム by KYOCERA | MS&ADカップ2021 |
7月17日 | U-24 | △ | 1-1 レポート | スペイン | ノエビアスタジアム神戸 | キリンチャレンジカップ2021 |
A代表の9月の2試合(いずれもドイツ・デュッセルドルフにて)は2018年以来4年ぶりとなる日本国外での「キリンチャレンジカップ」[51] である。
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 | 大会名 | ハイライト動画 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1月21日 | A | (中止)[注 12] | ウズベキスタン | 埼玉スタジアム2002 | キリンチャレンジカップ2022[53] | ||
6月2日 | ○ | 4-1 レポート | パラグアイ[54] | 札幌ドーム | キリンチャレンジカップ2022[55] | JFATV | |
6月6日 | ● | 0-1 レポート | ブラジル[56] | 国立競技場 | キリンチャレンジカップ2022[55] | JFATV | |
9月23日 | ○ | 2-0 レポート | アメリカ合衆国 | デュッセルドルフ・アレーナ (ドイツ) | キリンチャレンジカップ2022[51] | JFATV | |
9月27日 | △ | 0-0 レポート | エクアドル | デュッセルドルフ・アレーナ (ドイツ) | キリンチャレンジカップ2022[51] | JFATV | |
10月6日 | 女子 | ○ | 2-0 レポート | ナイジェリア | ノエビアスタジアム神戸 | 国際親善試合 | JFATV |
10月9日 | ○ | 2-0 レポート | ニュージーランド | 長野Uスタジアム | MS&ADカップ2022 | JFATV |
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦相手 | 試合会場 | 大会名 | ハイライト動画 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3月24日 | A | △ | 1 - 1 レポート (JFA) |
ウルグアイ | 国立競技場 | キリンチャレンジカップ2023[57] | JFATV |
3月28日 | ● | 1 - 2 レポート (JFA) |
コロンビア | ヨドコウ桜スタジアム | キリンチャレンジカップ2023[58] | JFATV | |
6月15日 | ○ | 6 - 0 レポート (JFA) |
エルサルバドル | 豊田スタジアム | キリンチャレンジカップ2023[59] | JFATV | |
6月20日 | ○ | 4 - 1 レポート (JFA) |
ペルー | パナソニックスタジアム吹田 | キリンチャレンジカップ2023[59] | JFATV | |
7月14日 | 女子 | ○ | 5 - 0 レポート (JFA) |
パナマ | ユアテックスタジアム仙台 | MS&ADカップ2023 | JFATV |
9月12日 | A | ○ | 4 - 2 レポート (JFA) |
トルコ | セゲカ・アレーナ(ベルギー) | キリンチャレンジカップ2023[60] | JFATV |
9月23日 | 女子 | ○ | 8 - 0 レポート (JFA) |
アルゼンチン | 北九州スタジアム | 国際親善試合 | JFATV |
10月13日 | A | ○ | 4 - 1 レポート (JFA) |
カナダ | デンカビッグスワンスタジアム | MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023[4] | JFATV |
10月17日 | ○ | 2 - 0 レポート (JFA) |
チュニジア | ノエビアスタジアム神戸 | キリンチャレンジカップ2023[60] | JFATV | |
11月18日 | U-22 | ○ | 5 - 2 レポート (JFA) |
アルゼンチン | IAIスタジアム日本平 | 国際親善試合 | JFATV |
日付 | カテゴリー | 結果 | スコア | 対戦チーム | 会場/ 開催国 | 試合名 | ハイライト動画 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1月1日 | A | ○ | 5 - 0 レポート (JFA) |
タイ | 国立競技場/ 日本 |
TOYO TIRES CUP 2024[5] | JFATV |
3月23日 | U-23 | ● | 1 - 3 レポート (JFA) |
マリ | サンガスタジアム by KYOCERA/ 日本 |
国際親善試合 | JFATV |
3月25日 | ○ | 2 - 0 レポート (JFA) |
ウクライナ | 北九州スタジアム/ 日本 |
JFATV | ||
7月13日 | 女子 | ○ | 4 - 0 レポート (JFA) |
ガーナ | 金沢ゴーゴーカレースタジアム/ 日本 |
MS&ADカップ2024 ~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~[61] |
JFATV |
10月26日 | ○ | 4 - 0 レポート (JFA) |
韓国 | 国立競技場/ 日本 |
MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024[62] | JFATV |
試合日程・結果 (2024年), 日本サッカー協会
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