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コモ(Como)は、いすゞ自動車が販売しているワンボックス型の自動車である。日産自動車のキャラバンのOEM車両。生産は初代が日産車体、2代目が同社子会社の日産車体九州。
「Como」のネーミングは、3.5LのV12 DOHCエンジンをミッドシップに搭載した「ピックアップトラックとスーパーカーのクロスオーバー車」というコンセプトカーとして、1991年の第29回東京モーターショーで発表されたショーカーに使用されたことがある。
前期は2.0L/2.4LのKA20/24DE型直列4気筒DOHC、後期は2.0L/2.5LのQR20/25DE型直列4気筒DOHC。およびターボ搭載の3.0Lディーゼルエンジン(ZD30DDTi)。 ボディはロングバンとスーパーロングバンが、また屋根の高さも通常モデルと高天井モデルが存在する。グレードはLD(キャラバンのDXに相当)、LT(同、スーパーDXに相当)、LS(同、GXに相当)、LG(同、シルクロードVXに相当)がある。
2.0L/2.5LのQR20/25DE型直列4気筒DOHC、および2.5L直噴ターボディーゼルエンジン(YD25DDTi)。YD25DDTiは全グレードに、QR20DEはロングボディ、QR25DEはスーパーロングボディのみに設定され、4WDはYD25DDTiとの組み合わせのみとなる。トランスミッションは全車5ATが基本だが、ロングボディに限ってはQR20DE/YD25DDTi搭載の2WD・LDのみ5MTも用意される。ボディはロングボディとスーパーロングボディが存在するが、全てバンのみで、ワゴンやマイクロバスの設定は無い。グレードはLD(NV350キャラバンのDXに相当)、プレミアムLG(同、プレミアムGXに相当)の2種。LDは標準ルーフのロングボディならびにハイルーフのスーパーロングボディが用意され、標準幅は3/6/9人乗りが設定されるが、ワイド幅は3/6人乗りのみの設定。一方のプレミアムLGは標準ルーフのロングボディ・5人乗りのみが設定される。尚、LDには電動格納式ドアミラーやカラードバンパー等を加えた「LD LFパック」(同、DX EXパックに相当)を用意している。 装備面におけるNV350キャラバンとの違いは少なくなく、インテリジェントキーシステムやプッシュスタートボタンの非設定、ベース車では全車に標準のフルホイールカバーがコモでは全車シルバー塗装のスチールホイール剥き出し仕様となり、フロントグリルもメッキ部分もしくはシルバー加飾が大幅に減らされ、専用エンブレムを装着した専用品に代えられているなど、ベース車以上に実用に徹した仕様となっている。逆に、ステアリングホイールについてはベース車の上級グレードにのみ装備されるシルバー加飾付タイプが全車に標準装備となっている。その他装備はベース車同様、バイキセノンヘッドランプは全グレードにオプション設定、カラー車両情報ディスプレイは全車に標準ないしはオプション設定される。 2018年7月改良型では、グレード呼称が無くなり、モノグレード構成となった(改良前の「LD」に準じる)。「LFパック」については引き続き設定されるが、カラードバンパーが無くなり、代わりにLEDターンランプ内蔵電動格納式ドアミラーを用意。また、この改良を機にベース車同様にスチールホイールが新意匠となっているが、ベース車とは異なり、フロントバンパーはプリクラッシュブレーキのセンサー部分を除き、改良前のものを踏襲。ステアリングホイールのデザインについても改良前のものを踏襲する[注釈 1]。尚、ベース車に設定されるインテリジェントキーや、インテリジェント アラウンドビューモニター、LEDヘッドランプ、LEDリヤコンビネーションレンズはオプションでも選択不可であった(後述のマイナーチェンジで一部装備が選択可となった)。 2022年1月改良型では「LFパック」を「LF」(キャラバンの「EX」に相当)として単独グレード化され、従来仕様を「LD」としたことで2グレードとなった。
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