釐

形声。音符「𠩺 /*RƏ/」+音符「里 /*RƏ/」。「治める」を意味する漢語｛釐/*[r]ə/｝を表す字。
- 「𠩺」は甲骨文字などでは、「木」＋「人」の左右反転形＋「攴」から成る会意字で、「木」が声符「來/*rˤək/」に訛変し、後に更に「來」が「未」に訛変して声符として働かなくなったため、代わりに声符「里/*rəʔ/」が加えられ「釐」となった。^{[字源 1]}
  李#字源も併せて参照。

[字 1]
劉傳賓「“李”字補論（節選）」、『古文字研究』第30輯、中国古文字研究会・中山大学古文字研究所編、中華書局、2014年、296-302頁。
張崇禮「釋“釐”」

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甲骨文字	金文	小篆

殷	西周	《説文》（漢）

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音	漢音: リ呉音: リ
訓	訓読み: あらた-める、おさ-める、さいわ-い、たま-う、やもめ、りん

-	Unicode: U+91D0
日	JIS X 0213/0208: 1面78区58点 [第2水準] (`Shift_JIS=0xE7D8`, `EUC-JP=0xEEDA`, `ISO-2022-JP=0x6E5A`) MJ文字図形: MJ026596
中	GB18030: `0xE18D`
台	Big5: `0xC2E7` CNS 11643: 1面 `0x7752`
韓	KS X 1001: `0x576D`

漢字