愛

部首: 心心 + 9 画
総画: 13画13

異体字 : 㤅（小篆）, 爱（簡体字）, 𛀃（変体仮名）, 𢙴, 𢛭, 𢜤, 𢟪, 𤔠, 𤔤, 𭐫（訛字）, 𭞦, 𰑀（同字）, 𱭃（古字）, 𲈢
筆順 :

字源

形声。「心」+音符「⿱旡夂 /*KƏT/」。「このむ」「めぐむ」を意味する漢語｛愛 /*ʔəəts/｝を表す字。
- 音符「⿱旡夂」は、「旡」の異体字の一種^{[字源 1]}。

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金文	小篆

戦国時代	《説文》（漢）

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[字 1]
陳劍「孔家坡漢簡的“祟”字」復旦大学出土文献与古文字研究中心網、2011年11月8日。

意義

めでる。かわいがる。いつくしむ。
- 対義字：憎 (にくむ)、漠 (無関心)
互いの意志のもと、恋し、思いあうこと。
物事をめでて、大事にすること。
(仏教サンスクリット:तृष्णा (tṛṣṇā)/パーリ語:taṇhāの漢訳)十二因縁の一つで、対象のものごとを貪ったり、執着すること。渇愛。
(仏教サンスクリット:premaの漢訳)善悪に関わらず好むこと。愛楽。

[1] [字 1]
陳劍「孔家坡漢簡的“祟”字」復旦大学出土文献与古文字研究中心網、2011年11月8日。

[字源 1]

音	漢音: アイ表内呉音: アイ表内、オ
訓	訓読み: め-でる、いつく-しむ、お-しむ、いと-しい、え、まな、かな-しい、う-い名乗り: あ、あき、いつみ、いとし、え、さね、ちか、ちかし、つね、な、なり、なる、のり、ひで、まこと、まな、まなみ、めぐ、めぐみ、めぐむ、めご、めずる、やす、よし、よしみ、より

-	Unicode: U+611B
日	JIS X 0213/0208: 1面16区6点 [第1水準] (`Shift_JIS=0x88A4`, `EUC-JP=0xB0A6`, `ISO-2022-JP=0x3026`) MJ文字図形: MJ011751, MJ011752, MJ057515
中	GB18030: `0x90DB`
台	Big5: `0xB752` CNS 11643: 1面 `0x6378`
韓	KS X 1001: `0x6471`

康熙字典	395ページ, 13文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版)	10947
新潮日本語漢字辞典 (2008)	3616
角川大字源 (1992)	2933/2934
講談社新大字典 (1993)	5037/5038
大漢語林 (1992)	3363
三星漢韓大辞典 (1988)	732ページ, 2文字目
漢語大字典 (1986-1989)	4巻, 2323ページ, 1文字目

音	漢音: アイ表内呉音: アイ表内、オ
訓	訓読み: め-でる、いつく-しむ、お-しむ、いと-しい、え、まな、かな-しい、う-い名乗り: あ、あき、いつみ、いとし、え、さね、ちか、ちかし、つね、な、なり、なる、のり、ひで、まこと、まな、まなみ、めぐ、めぐみ、めぐむ、めご、めずる、やす、よし、よしみ、より

-	Unicode: U+611B
日	JIS X 0213/0208: 1面16区6点 [第1水準] (`Shift_JIS=0x88A4`, `EUC-JP=0xB0A6`, `ISO-2022-JP=0x3026`) MJ文字図形: MJ011751, MJ011752, MJ057515
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韓	KS X 1001: `0x6471`

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