のこる

ウィクショナリーから

日本語

発音

動詞

のこる残る遺る

  1. 全体のうち一部無くならないでいる。
  2. ある場所留まる
  3. 一部成員死ん生き続ける死に後れる死に残る
  4. そのまま存在続ける
  5. 結果として生じ物事がそのままの状態留まる
  6. 後世伝わる
  7. 決められた距離時間の一部が余る
  8. 他が列挙されたあと、まだ言及されていない。残余となる。のこりの。
    • 一人は食道癌であった。一人は胃癌であった、残る一人は胃潰瘍であった。(夏目漱石変な音』)
  9. 相撲将棋相手攻め堪えることができている。
  10. 動詞連用形の後ろに付いて、複合動詞の一部を構成する。
    1. 存在し続けて、前に付いた動詞の表す動作を行う。
    2. 前に付いた動詞の表す動作によって全てが失われることなく、一部が存在し続ける。
  11. (「のこらず」の形で副詞的に)すべてほとんどすべて。
    • しかし頼む力の親分は召捕りになり、どうで遠島は免かれまいと立つ噂に、身内は残らず散って、残るは三蔵ただ一人きりである。(長谷川伸沓掛時次郎 三幕十場』)

活用

さらに見る ラ行五段活用, 語幹 ...
のこ-る 動詞活用表日本語の活用
ラ行五段活用
語幹未然形連用形終止形連体形仮定形命令形
のこ

閉じる
さらに見る 意味, 語形 ...
各活用形の基礎的な結合例
意味語形結合
否定のこらない未然形 + ない
意志・勧誘のころう未然形音便 +
丁寧のこります連用形 + ます
過去・完了・状態のこった連用形音便 +
言い切りのこる終止形のみ
名詞化のこること連体形 + こと
仮定条件のこれば仮定形 +
命令のこれ命令形のみ
閉じる

関連語

  • 派生語:
  • 複合語:
  • 連語:
  • 心に残る
  • 念が残る
  • 耳に残る
  • 残る鴨
  • 残る隈なく
  • 残る寒さ
  • 残る雪
  • 成句:
  • 枝は枯れても根は残る

翻訳


古典日本語

発音

三拍動詞二類(?)

動詞

のこるる】

  1. 残る。とどまる残存する。
  2. のこ
  3. れるあま
  4. 後世つたわる
さらに見る ラ行四段活用, 語幹 ...
のこ-る 動詞活用表日本語の活用
ラ行四段活用
語幹未然形連用形終止形連体形已然形命令形
のこ
閉じる

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.