里見駅
千葉県市原市平野にある小湊鐵道の駅 ウィキペディアから
千葉県市原市平野にある小湊鐵道の駅 ウィキペディアから
里見駅(さとみえき)は、千葉県市原市平野にある、小湊鉄道線の駅である。駅本屋は国の登録有形文化財に登録されている[1]。
1925年(大正14年)3月7日開業。駅名は、当時この地域が市原郡里見村であったことによる。
当駅からは万田野まで1キロメートル(km)の砂利採取線が延びていたが、トラック輸送の発達により1963年(昭和38年)に廃止された[2]。同線は廃止以来長らく放置状態にあったが、近年保線区員により見学に適した状態に整備された[3]。
2013年(平成25年)4月、当駅のある加茂地区において、高滝小学校・白鳥小学校・里見小学校・富山小学校の4小学校が統合され、加茂中学校敷地内に統合した小学校を併設した小中一貫教育校・市原市立加茂学園が開校した。ここに通う小中学生の列車通学に対応するため、国・市原市・小湊鉄道が総額8,000万円を負担し、開校を控えた同年3月16日に列車交換の復活、駅長(駅係員)再配置化へ向けた再整備を行った。無人化後、日時を限って駅事務室内で営業していた喫茶店は、有人化に際し改札の横に移された[4]。
千鳥状の単式ホーム2面2線を持つ地上駅。1998年9月16日に一旦交換設備の運用を停止するまでは、単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線であった。2013年3月16日から当駅での列車交換を再開する際、島式ホーム内側の2番線を引込み線化し外側の3番線が新たに2番線に改称され、駅舎側ホーム(1番線)が下り列車(養老渓谷・上総中野方面)、対向ホーム(2番線)が上り列車(上総牛久・五井方面)の発着となった。
駅舎は木造駅舎で、古くからのものである。駅舎の中には駅事務室と待合所があり、事務室において閉塞扱いを行っている。
また、上総牛久 - 上総中野間で唯一の行き違いが可能な駅である。当駅より終点の上総中野までは全駅単線でスタフ閉塞区間であるため、進入できるのは1列車のみである。
2020年度の1日平均乗車人員は30人[* 1]である。
近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 一日平均 乗車人員 |
備考 |
1986年(昭和61年) | 253 | [* 2] |
2007年(平成19年) | 31 | [* 3] |
2008年(平成20年) | 22 | [* 4] |
2009年(平成21年) | 17 | [* 5] |
2010年(平成22年) | 16 | [* 6] |
2011年(平成23年) | 13 | [* 7] |
2012年(平成24年) | 13 | [* 8] |
2013年(平成25年) | 64 | [* 9] |
2014年(平成26年) | 58 | [* 10] |
2015年(平成27年) | 60 | [* 11] |
2016年(平成28年) | 69 | [* 12] |
2017年(平成29年) | 62 | [* 13] |
2018年(平成30年) | 56 | [* 14] |
2019年(令和元年) | 43 | [* 15] |
2020年(令和 | 2年)30 | [* 1] |
牛久以南の中心であり、加茂学園が隣接する。
最寄停留所は、駅前にある里見駅であり、以下の路線が小湊鉄道により運行されている[8]。
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
里見駅 | 湯原・田尾 | 市原鶴舞バスターミナル | 小湊鉄道 | 土休日運休 | |
牛04 | 湯原・田尾・市原鶴舞バスターミナル・鶴舞局前・循環器病センター | 牛久駅 |
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