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蔵王ハイライン(ざおうハイライン)は、宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉から同郡七ヶ宿町字刈田岳に至る2.5kmの一般自動車道事業による有料道路である。[1]宮城交通が管理する。
蔵王連峰の御釜観光、および、刈田岳山頂にある「蔵王」の名称の由来となった刈田嶺神社(奥宮)への参詣などのために用いられる観光道路である。
文化の日(11月3日)の数日後から昭和の日(4月29日)の数日前までの約半年間「冬季閉鎖」される。また、「冬季閉鎖」期間の前後数週間は昼間のみ通行出来る「夜間閉鎖」も行われるので、通行には注意が必要である。
1964年(昭和39年)9月27日に開通。当初の道路管理者は仙南交通だったが、1970年(昭和45年)10月1日の企業統合により宮城交通の管理に変更された。
規定雨量超過や路面凍結によりノーマルタイヤで走れない状態などの際には、事前通知なしに通行止めが実施される場合がある。
2019年(令和元年)の料金
2008年(平成20年)は仙台・宮城デスティネーションキャンペーンがあったものの、原油価格の高騰によって通行台数は減少した。その他の年次は13 - 14万台/年の通行台数となっている。ゴールデンウィークと紅葉シーズンの土日休日に渋滞が見られるが、月別で見ると梅雨の時期が少なく、紅葉シーズンや夏休みシーズンに多い。
年 | 通行台数 (台) |
---|---|
2005年(平成17年) | 134,256 |
2006年(平成18年) | 134,255 |
2007年(平成19年) | 140,462 |
2008年(平成20年) | 109,582 |
2009年(平成21年) | 136,667 |
2010年(平成22年) | - |
2011年(平成23年) | 96,249 |
2012年(平成24年) | 119,622 |
2013年(平成25年) | 107,417 |
2014年(平成26年) | 116,434 |
2015年(平成27年) | 94,384 |
2016年(平成28年) | 102,732 |
2017年(平成29年) | 103,938 |
2018年(平成30年) | 96,381 |
2019年(令和元年) | 98,548 |
2020年 (令和2年) | 82,840 |
開通を記念して、1964年(昭和39年)に「蔵王ハイラインの歌」が制作されている。作詞・清水実、作曲・小野義徳、編曲・坂本登、唄・丸山剛による。仙南交通がソノシートを配布したほか、CD「懐かしのせんだいCM大百科」に収録されている。
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