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第93回アカデミー賞国際長編映画賞出品作一覧
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本項目は、第93回アカデミー賞国際長編映画賞への各国の出品作の一覧である[1]。映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は、1956年に国際長編映画賞を設立して以来、さまざまな国から最高の作品を招いている[2]。この賞は主要な会話が英語以外で占められ、アメリカ合衆国以外で製作された長編映画を対象としている[2][3]。国際長編映画賞委員会はプロセスを監督し、出品された全作品を観賞する[3]。この部門は以前は「外国語映画賞」と呼ばれていたが、アカデミーが「外国語」という言葉が時代にそぐわないと考えたために2019年4月に国際長編映画賞へと変更された[4]。

第93回アカデミー賞での出品映画は2019年10月1日から2020年12月31日までの間に、それぞれの国の劇場で初公開されている必要がある[5]。アカデミーへの出品期限は2020年12月1日であった[5]。今回は97カ国が出品し、そのうち93カ国が資格を得た[6]。今回が初出品となったのはレソト(『This Is Not a Burial, It's a Resurrection』)[7]、スーダン(『汝は二十歳で死ぬ』)[8]、スリナム(『Wiren』)の3カ国である[9]。またブータンは『ブータン 山の教室』を出品して21年ぶりの参加を試みたが、アカデミーが発表した最終的な出品一覧には掲載されなかった[10]。
最終選考作品は新型コロナウイルスの影響により例年の10本から15本に拡大され、2021年2月9日に発表された[11][12]。また前回とは異なり国際執行委員会による推薦はなかった[13]。2021年3月15日にノミネート5作が発表された[14]。2021年4月25日に授賞式が行われ、トマス・ヴィンターベア監督による『アナザーラウンド』が受賞作となった[15]。
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出品作
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備考
ガーナ[135]、マラウイ[136]、ネパール[137]、ウガンダ[138]のオスカー選考委員会は映画製作者たちに出品を求めたが、結局実現しなかった。ネパールは『Aama』と『Sarita』を最終候補としていた[6]。
2020年12月、ポルトガル代表作『Listen』は台詞の半分以上が英語であることを理由に失格となった[139]。ポルトガルの選考委員会は第2候補であった『Vitalina Varela』を代わりに出品した[140]。同じく2020年12月にカナダ代表作『Funny Boy』も台詞の半分以上が英語であるために失格となり[141]、カナダの選考委員会は第2候補の『14 Days, 12 Nights』を出品した[142]。
2021年1月、ベラルーシ代表作『Persian Lessons』はベラルーシが「クリエイティブ・コントロール」を握っていないと判断されたためにアカデミーによって失格とされた。この映画はロシア、ドイツ、ベラルーシによる多国間共同製作であるが、ベラルーシ人スタッフは重要な役割を担っていなかった[25]。ウズベキスタン代表作『2000 Songs of Farida』はウズベキスタンのオスカー委員会がAMPASが要求する適切な形式で出品しなかったために失格となった[131]。
アルジェリアの映画『Héliopolis』は新型コロナウイルスの影響で封切りが中止された後、アルジェリアの選考委員会とAMPASの協議の末に監督によって出品が撤回された。製作側は次回に参加する意向を発表した[143]。
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脚注
- 11人の監督(Tanvir Ahsan、Abdullah Al Noor、Syed Saleh Sobhan Auneem、Krishnendu Chattopadhyay、Golam Kibria Farooki、Mir Mukarram Hossain、Nuhash Humayun、Mahmudul Islam、Rahat Rahman、Robiul Alam Robi、Syed Ahmed Shawki)によるアンソロジー映画。
- 6人の監督(グローリア・カリオン・フォンセカ、ジュリオ・ロペス・フェルナンデス、エンリケ・メドラノ、マウロ・ボルジェス・モラ、エンリケ・ペレス・ヒム、セルヒオ・ラミレス)によるアンソロジー映画。
参考文献
外部リンク
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