福山市民球場
ウィキペディアから
ウィキペディアから
福山市民球場(ふくやましみんきゅうじょう)は、広島県福山市水呑町の福山市竹ヶ端運動公園内にある野球場。正式名称は福山市竹ヶ端運動公園野球場(ふくやましたけがはなうんどうこうえんやきゅうじょう)だが、一般的には福山市民球場と呼ばれる。施設は福山市が所有し、公益財団法人福山市スポーツ協会が指定管理者として運営管理を行っている。この球場以前、市内に存在した「福山市市営球場」とはこの球場ではなく別のもの。
1974年(昭和49年)開場。以来、高校野球広島県予選など、高校・大学・社会人の公式戦などで使用されている。
プロ野球では、同県広島市に本拠地を置く広島東洋カープが例年オープン戦、公式戦を開催していた(オープン戦は毎年、公式戦も2002年、2009年以外は日程に組まれていた)が、両翼が狭いことに加えて平成後期ごろからは施設の老朽化が顕著となっているため、2011年以降は公式戦日程から外されている。オープン戦は依然継続中。
福山市民球場はこの間、幾度か改修を受けており、1988年(昭和63年)にはナイター設備の増設と内野スタンド席の増築、1996年(平成8年)にはスコアボードをパネル式から磁気反転式に改修、2002年(平成14年)には内外野フェンスのかさ上げ(改修理由としては、観客の安全性の確保とフィールドの狭隘さをカバーするための他に、試合終了後に観客がグラウンドに入り込むなどマナーの悪い状況が続いていたことが背景にあるといわれる)、2006年(平成18年)にはダッグアウトなどスタンド下部分の改修を行っている。
内野スタンドの一塁側・三塁側は二層式となっており、ネット裏のメインスタンドよりも収容能力が大きいのが特徴。その一方で、フィールドの両翼は僅か90mしかなく、2016年現在、一軍公式戦が開催可能な野球場としては最も狭い。また、隣接する尾道市には阪神甲子園球場をモデルに造られた広島県立びんご運動公園野球場(尾道しまなみ球場)がある。
2020年4月1日より福山市に本社を置くエブリイがネーミングライツを取得。愛称を「エブリイ福山市民球場」とした。契約は2025年3月までの5年間で、契約料は年間200万円[1]。
鉄筋コンクリート造2階建RFスタンド
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.