三重県伊賀市生まれ。伊賀で古書店を経営していた郷土史研究家・沖森直三郎の孫。
1971年・三重県立上野高等学校卒業[1]。1975年・東京大学文学部国語国文学専修課程卒業。1977年・東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程修士課程修了。同助手。1979年・白百合女子大学専任講師、1983年・助教授、1985年・立教大学助教授、1990年・教授。2018年・定年退任、名誉教授となる。
現在、二松學舍大学教授。2023年、文化庁長官表彰[2]。
1999年「日本古代の表記と文体」で東京大学より博士(文学)の学位を取得。
書籍
単著
- 『日本古代の表記と文体』(吉川弘文館、2000)。オンデマンド版2013
- 『日本語の誕生 古代の文字と表記』(吉川弘文館、2003)
- 『はじめて読む日本語の歴史』(ベレ出版、2010)
- 『日本の漢字 1600年の歴史』(ベレ出版、2011)
- 『文章が変わる接続語の使い方-文の論理は接続語で決まる』(ベレ出版、2016)
- 『日本語全史』(ちくま新書、2017)
共編・編著
- 『日本語史』(桜楓社、1989)
- 『資料日本語史』(桜楓社、1991)
- 『歌経標式 注釈と研究』佐藤信・矢嶋泉・平沢竜介共著(桜楓社、1993)
- 『上代木簡資料集成』佐藤信共編(おうふう、1994)
- 『東京国立博物館蔵本延喜式祝詞総索引』(古典研究会、1995)
- 『日本辞書辞典』加藤知己,倉島節尚,牧野武則共編(おうふう、1996)
- 『日本語表現法』半沢幹一共編(三省堂、1998)
- 『藤氏家伝 鎌足・貞慧・武智麻呂伝 註釈と研究』佐藤信・矢嶋泉共編(吉川弘文館、1999)
- 『ベネッセ表現読解国語辞典』中村幸弘共編(ベネッセコーポレーション、2003)
- 『三省堂五十音引き漢和辞典』三省堂編修所(三省堂、2004)
- 『上宮聖徳法王帝説 注釈と研究』佐藤信・矢嶋泉共編(吉川弘文館、2005)
- 『出雲国風土記』佐藤信・矢嶋泉共編(山川出版社、2005)
- 『播磨国風土記』佐藤信・矢嶋泉共編(山川出版社、2005)
- 『文字表現の獲得』(文字と古代日本)(吉川弘文館、2006)
- 『図解日本語』木村義之・陳力衛・山本真吾共編(三省堂、2006)
- 『常陸国風土記』佐藤信・矢嶋泉(山川出版社、2007)
- 『豊後国風土記・肥前国風土記』佐藤信・矢嶋泉共編 (山川出版社、2008)
- 『日本語史概説』陳力衛・肥爪周二・山本真吾共編(朝倉書店、2010)
- 『古代氏文集―住吉大社神代記・古語拾遺・新撰亀相記・高橋氏文・秦氏本系帳』佐藤信・矢嶋泉共編(山川出版社 2012)
- 『写真で読み解く語源大辞典』監修 あかね書房 2012
- 『古典文法の基礎』編著 山本真吾,永井悦子著 朝倉書店 日本語ライブラリー 2012
- 『語と語彙』編著 木村一,鈴木功眞,吉田光浩著 朝倉書店 日本語ライブラリー 2012
- 『漢文資料を読む』編著 齋藤文俊,山本真吾著 朝倉書店 日本語ライブラリー 2013
- 『韓国語と日本語』曺喜澈共編著 朝倉書店 日本語ライブラリー 2014
- 『中国語と日本語』蘇紅共編著 朝倉書店 日本語ライブラリー 2014
- 『ことばの借用』阿久津智共編著 岡本佐智子,小林孝郎,中山惠利子著 朝倉書店 日本語ライブラリー 2015
- 『文章と文体』山本真吾共編著 揚妻祐樹,木村義之,小林明子,小林肇,森雄一,渡邊ゆかり著 朝倉書店 日本語ライブラリー 2015
- 『新校古事記』佐藤信,矢嶋泉共編 おうふう 2015
- 『品詞別学校文法講座』全8巻 中山緑朗,飯田晴巳監修 山本真吾,木村義之,木村一共編集 明治書院 2013-16