新横浜プリンスホテル
横浜市港北区にあるホテル ウィキペディアから
横浜市港北区にあるホテル ウィキペディアから
新横浜プリンスホテル(しんよこはまプリンスホテル)は、神奈川県横浜市港北区新横浜にあるプリンスホテル運営のシティホテルである。
西武鉄道がデベロッパーとなり併設のショッピングセンター「新横浜プリンスペペ」と同時に1992年3月に開業した。ホテルは42階建てで、円柱型の超高層ビルでは日本一の高さであり、幕張プリンスホテル(千葉市美浜区)がアパホテルに売却され[1]「アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張」となった2006年7月[2]以降、プリンスホテルズ&リゾーツでホテル単体としても最高層の施設である(複合施設も含めればザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町や名古屋プリンスホテル スカイタワーの方が高層となる)。
札幌プリンスホテルタワー等と同様に、建物の中心部は全層吹き抜けである。
ホテルからそれぞれ離れた場所に、スケートセンター・テニスセンター・ボーリングセンターがホテルとは先だって開業している。(その後テニスセンター・ボーリングセンターは廃止)
新横浜スケートセンターは、1990年10月に完成した屋内型スケートリンクである。座席数は2500席(固定席1,406人・立ち見1,094人)。主にプリンスアイスワールド、アイスホッケーの試合、アイスショーなどのイベントに対応できる。
2017年10月には化粧品メーカーのコーセーが3年間のネーミングライツを取得し「KOSÉ新横浜スケートセンター」となった。かつて存在したSEIBUプリンス ラビッツの本拠地であった。2020-2021シーズンよりアジアリーグに参戦する横浜GRITSの本拠地として使用されている[4]。
低層棟の地下1階から4階部分に150の専門店と食品売場で構成されている。プリンスホテルとはペペの営業時間中(1階のみ朝6時から23時まで)、通り抜けが可能である。
主な専門店
主な食品売場(地下)
もともと1959年に堤康次郎が、後に新横浜の地名が付けられる篠原地区周辺を地主から安値で買い占め、東海道新幹線の建設が決まったことで旧国鉄に買値の倍以上の額で売却し、転売益を得たなど旧コクド・西武グループと繋がりのある地域の一つであった反面、土地収用のトラブルが新幹線開業前とプリンスホテル建設前にあり後者は後に市を相手取り裁判に発展(結果は地権者側の敗訴)している[8]。その後、1980年代後半に横浜アリーナの出資母体として運営に関わり、プリンスホテル・プリンスペペを着工した。
新横浜駅周辺にテナントビル2棟(新横浜西武ビル・新横浜スクエアビル)をプリンスホテルと同時期に竣工している。
西武鉄道のリストラにより、テニスセンターは2005年5月に、ボウリングセンターは2006年3月に閉鎖となり、それぞれ野村不動産が跡地を買収した。2007年にボウリングセンター跡地にオフィスビルを着工し、2009年の竣工後に中央労働金庫へ売却され、「中央労働金庫 業務集中・新横浜センター」として、同金庫の新横浜支店とバックオフィス部門が入居している。
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