川岸駅
長野県岡谷市川岸東にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
長野県岡谷市川岸東にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
川岸駅(かわぎしえき)は、長野県岡谷市川岸東にある東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[1]。
島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。跨線橋やホーム上屋等の柱部分には、古レールが利用されている。建替え前は開業当初からの木造駅舎で、待合室部分をそのまま使用していた。
岡谷駅管理の無人駅である。乗車駅証明書発行機が設置されている。
ホーム上屋根、待合室改修工事完了後に番線表示が設置された。
いずれも1日平均乗車人数である。
駅舎は天竜川左岸(東岸)にある。谷の底に位置し東側には南アルプスの山地が川に迫っており左岸側は平地は少ない。駅前を長野県道14号下諏訪辰野線が線路に並行して通過しており、一段高い所を中央自動車道が通過している。駅前の民家や商店は鉄道や県道に沿うように細長く並んでいる。かつての川岸村役場跡地など川岸の中心となる川岸集落は駅から見て川の右岸側にあり北西に約1 km離れている。現在の岡谷市役所川岸支所は村役場のあった位置より若干近くなった。また、駅北東で天竜川左岸側の鮎沢集落、南東の駒沢集落、さらに南の駒沢新田(荻山新田)集落、対岸の夏明集落なども駅の徒歩圏になる。右岸左岸共に、低地が水田、少し高い所や斜面は畑になっているところが多い。
川が近いこともあり駅周辺は度々浸水被害が出ている。土砂災害は比較的少ない地区であったとされるが、2006年(平成18年)7月の豪雨では駒沢集落裏手の沢他、市内各地で土石流が発生し、駒沢のものは集落を超えて中央本線の線路まで土砂が流出した[14][15]。この災害を受けて砂防ダムが建設されたほかハザードマップが見直され、駅東側の一部が土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)6条に基づく土砂災害警戒区域に指定され、一部はさらに1ランク厳しい特別警戒区域(同法8条)に加えられた。2021年(令和3年)8月には駅のすぐ東側の沢でも土石流が発生している。
駅南東側の中央自動車道上に川岸バスストップ(中央道川岸バス停)があり、高速路線バスを利用可能である[1]。停車路線は中央高速バスのバスタ新宿 - 飯田線、バスタ新宿 - 駒ヶ根線の一部便とみすずハイウェイバスの長野 - 飯田線の3系統。また、駅前停留所から岡谷市民バスと呼ばれる路線バスが運行されており、行先と経由地の違いから川岸線と川岸橋原線の2系統がある。両系統共北は岡谷市民病院前まで行く。南側は川岸線が県道沿いに辰野町との境まで、川岸橋原線は駅対岸の沢集落までである。
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