丹古 晴己(たんご はるき、1923年11月11日 - 2012年9月7日)は、日本の作詞家広島県佐伯郡五日市町八幡(現・広島市佐伯区)出身。ペンネーム・市場馨。

経歴

シベリア抑留後復員。闇屋、飯場暮らしの後、山口県岩国市で衣料品店を経営。仕事の合間に作詞の勉強を続けた。店が倒産し上京後の1968年、黒木憲が歌った「霧にむせぶ夜」が初ヒット。日本クラウン馬渕玄三プロデューサーに自分を売り込み専属契約した。

1972年、石橋正次に書いた「夜明けの停車場」が大ヒット。他の代表曲に市場馨名義による1980年、山本譲二みちのくひとり旅」など。また、ちあきなおみらのデビューにも関わった[1]他、神園さやかがプロデビューするきっかけとなった、日本クラウンオーディションに出場を勧めたのは、神園の母親と親交のあった丹古である[2]

2012年9月7日に死去[3]。89歳歿。

主な作詞

  • 神園さやか
    • 約束
    • 想い出はたからもの
    • 風の思い出
    • 下北半島
    • あしずり岬
    • かげろう坂
  • 小林旭
    • おまえに逢いたい
    • 北海岸
    • さすらい酒
    • 愁冬歌
    • 岬の秋
  • 永井まこと
    • 牡丹雪の駅

脚注

参考文献・ウェブサイト

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