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『ジョイメカファイト』は、任天堂から1993年5月21日に発売されたファミリーコンピュータ用のロボット格闘対戦アクション(対戦型格闘ゲーム)。
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
2008年3月11日からWiiのバーチャルコンソールにて配信され、2013年9月11日からはニンテンドー3DSの、2014年5月28日からはWii Uのバーチャルコンソールでも配信された。さらに、2019年1月16日にはNintendo Switch用ゲームソフト『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』でプレイ可能なタイトルに追加された。
日本国外では、2009年3月17日に韓国でWiiのバーチャルコンソール用ソフトとして、2023年9月6日には欧米のNintendo Switch Online向けの「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」用ソフトとして、いずれも日本版がそのまま配信されている[1]。
本作では、頭部や胴体、手足といった体のパーツが分離して宙に浮いているロボットという設定によって大型キャラクターを表現している。それぞれの分離したパーツ(スプライト)を動かし、アニメーションさせるという手法によって、滑らかな動きをキャラクターに与えている。また、各パーツが分離しているために、各キャラクターに要する絵数も少なく、合計36体という豊富なキャラクター数を実現させている。当時のファミコン作品では通常不可能であった大型のキャラクターにアニメーションを適用させることができたのも、パーツを分離させる手法のおかげであった[2]。
本作のもう一つの特徴として、マニュアルというチュートリアル機能の存在が挙げられる。キャラクター選択画面で使用キャラクターを選択した後に「マニュアル」という項目を選択すると、操作練習のための画面に入る。
この画面はソウサモードとデモモードに分かれる。ソウサモードは対戦画面に似ているが、敵キャラクターは攻撃してこず、また体力などの制限も無いため、プレイヤーは自キャラクターの操作の練習に専念できる。また、各技(基本技・必殺技含む)が相手にヒットした場合に与えるダメージのポイントを知ることが出来る(なお、敵キャラをIIコントローラーで操作できる)。デモモードでは必殺技の出し方(コマンド入力)を解説と操作デモ付きで確認できる。両モードとも、画面上部にはコントローラの絵が表示され、入力操作が確認できるようになっている。
ロボット同士が戦う対戦型格闘ゲームで、イーロボ(味方ロボット)を操作しワルロボ(敵ロボット)を倒していく「クエストモード」と、物語に関係なく自由にキャラクターを選んで遊べる「対戦モード」が用意されている。
クエストモードは1人プレイ専用。1ステージにつき8体(最初のステージのみ7体)のワルロボが存在し、これらを全て倒すとボス戦となり、ボスを倒せばステージクリア。計4ステージをクリアすればエンディングが流れ、ゲーム終了となる。なおバッテリーバックアップ機能が搭載されており、ゲームの進行状況はワルロボを1体倒す度に自動的に記録される。
イーロボは合計8体で、どのイーロボでどのワルロボと戦うかは自由に選択できる。ただし最初のステージではイーロボは1体(スカポン)のみであり、ワルロボを倒すごとに各ワルロボがイーロボへと再改造され使用可能となる演出が挿入される。なお、最初のステージをプレイできるのはゲーム初プレイ時のみで、一度クリアした後は2ステージ目以降のステージしかプレイできない(オプション画面からゲームデータをリセットすることができる)。
ステージボスを倒した後に、「キメワザ」(各ワルロボを倒した最後の一撃)の映像が順にプレイバックされる演出がある。これのためになるべく格好良い倒し方を狙ったり、キメワザを統一したりといったユーザーこだわりの遊び方が生まれた。また一度全ステージをクリアすると、好きなステージを選んで遊べるようになる[注釈 1]。
クエストモードの難易度は「ノーマル」、「ハード」、「スペシャル」があり、スペシャルはハードをクリアすることで解放される。スペシャルでは、敵も隠し技を使ってくるなど、明らかにCPUの思考パターンが変わっており、より難しくなっている。
対戦モードは「1Pvs2P(プレイヤー同士)」「1PvsCOM(プレイヤー対コンピュータ)」「COMvsCOM(コンピュータ同士)」の3種類があり、練習やコンピュータの思考パターンの観察も可能。同じロボット同士の対戦、いわゆる同キャラ対戦もできる。いずれも初期状態ではイーロボ8体しか使えないが、クエストモードでハードをクリアするとボス以外のワルロボが使用可能になり、スペシャルをクリアするとボスキャラも使用可能になる。
対戦は1対1。両キャラクターは体力ゲージ1本とハート2つを持つ(キャラの体力は全キャラ一律で88)。相手の攻撃を受けるとゲージが減少、ゼロになると「ダウン(一般的な格闘ゲームのKOに相当する)」を取られ、ハートが1つ減り、ゲージが全回復する。このとき、相手をダウンさせた方のキャラクターはゲージが少し回復する。ハートの無い状態でゲージがゼロになった方(つまり、相手より先に3回ダウンした方)が負けとなり、そこで対戦が終了する。なお他の対戦型格闘ゲームと同様、両者の攻撃が同時にヒットすることもあり、これにより両者同時にゲージがゼロになってダブルダウンするという状況も発生する。両者ともハートが無い状態でそうなると「アイウチ(相討ち)」となり、対戦のやり直しとなる。対戦フィールドは左右に無限にスクロールする為、画面端に追いつめて飛び道具を連発する戦法は取れなくなっている。
短時間に連続してダメージ(キャラによって異なるが、だいたいゲージ半分程度)を食らうと、キャラクターの頭部が地面に落ちてしばらく操作不能になる(いわゆる「気絶状態」)。
各キャラクターは「パンチ」「強パンチ」「キック」「足払い」「ジャンプ」「ジャンプパンチ」「ジャンプキック」「ガード」の基本動作に加えて、4つ(一部例外あり)の必殺技を持っていて、コマンド入力によって出すことができる(この作品では投げ技も必殺技に含まれる)。必殺技を出すと、出した技の名前がヒットポイントメータの下に表示される。いくつかのキャラクターの必殺技は、操作説明には無いコマンド入力による、間合い、軌道、威力などが異なるバリエーションを持つ。
ある所に、ロボット研究者の第一人者である「リトル・イーモン博士」と「イワン・ワルナッチ博士」の仲の良い2人がいた。ところがある日、2人が作業する研究所が荒らされ、さらにワルナッチは研究所の7体の戦闘用ロボットとともに姿を消してしまう。その後、突如ワルナッチはテレビ放送を通じて全世界に宣戦布告、世界侵略に乗り出す。
イーモンは最後の望みをかけ、カンサイへ修行に出ていたお笑いロボットの「スカポン」を研究所に呼び戻し戦闘用ロボットに改造、ワルナッチ博士の世界侵略を止める戦いが始まるのであった。
キャラクターは総勢36体。ただし、ラストステージの8体はイーロボの強化版(若干異なる)のような性能であるため、バリエーションとしては28と数えることが出来る。キャラクターは全てロボットであり、身体の各パーツは分離している。基本的に頭部、胴体、右手、左手、右足、左足の6パーツからなるが、キャラによってはビット、アーム、膝パットのようなパーツが付属する。
カラーリングは1Pと2Pによって異なるが、他の格闘ゲームとは違い1P側で2Pカラー、及びその逆を選択することはできない。
#ゲーム内容で述べたとおり、クエストモードでスカポン以外を使うには一度倒して仲間にする必要がある。対戦モードではクエストの進行状況に関係なく、8体とも最初から使うことが可能である。
本作の主人公。戦闘用に改造されたお笑いロボット。クエストモードでも最初から使用できる。楕円を組み合わせたようなフォルムに、目が点のシンプルなデザイン。移動速度は遅いが、技のバリエーションが豊富で、独特な動きをするコンナンイラヘンやローリングスカを主軸としたトリッキーな戦い方ができる。
炎をモチーフにしたデザイン。飛び道具、対空技、投げ、突進技と全ての技のバランスが取れているキャラ。
キックボクサーのようなデザイン。構えはムエタイに近いが、肘パーツが無く膝パットがある。技は突進を主体としており、移動速度の遅さを必殺技でカバーするタイプのキャラ。遠距離からの奇襲を得意とする。
最新のコンピュータロボット。頭上に光の玉が2つ浮いている新世代的なデザイン。ネオカイテンアッパーを主軸とした接近戦を得意とする。また、飛び道具も使えるので遠距離でも戦える。
他のイーロボと同じ人型体形だが、頭の上に一対のドリルが付いている。顔は四角いランプ状で目などはない。通常技のリーチが比較的長く、判定の優秀なドリルアタックを活かした奇襲や反撃も強力で、相手を寄せ付けにくい戦いができる。
忍者をモチーフにしたデザイン。攻撃力は比較的低いが移動速度が速く、クウチュウナゲは間合いが非常に広い。また、リーチと持続の長いカギヅメや、状況に応じて移動距離を変えられるスライディングといった技も持ち、中距離戦を得意とする。
大きな一つ目を持つデザイン。背面に隠し爪を持っている。トリッキーな攻撃が多く、素早いジャンプが可能。全体的に攻撃の速度が速いため、スピード感のある戦いができる。
岩をモチーフにしたデザイン。移動速度が遅いが、突進技、迎撃技、飛び道具を一通りそろえており、攻撃力も比較的高い。特に投げ技の強化版は強力。ダッシュストレートが足の遅さをカバーしている。
ステージ2以降は倒しても仲間に出来ないが、#ゲーム内容で述べたとおり、条件を満たせば対戦モードで使用可能になる。
マニュアル画面(チュートリアル)の、技のかけられ役としても登場するロボット。必殺技が全てため技で、当たれば強力だが発動モーションも長く、かえって弱点になっている。通常技の威力が低く、さらに気絶しやすい。
手足をバタバタさせるような動きが特徴的なロボット。どの技も威力はとても低い。さらに気絶値はスーパーザコと並び最弱。
ネオやネイのように頭上に2つの光の玉がある新世代的なロボット。ネオ、ネイと似た技が多いが、ジャンプ中に繰り出すオリジナルの必殺技も持つ。バランスは良いが攻撃力に欠ける。
カニのようなハサミがついた多脚のロボット。通常技のリーチが長め。多脚であることを利点としたキック技を持つが、攻撃力は低い。しかし、隙は比較的少ない。
2つのショベルパーツがついた旧世代的なロボット。必殺技はショベルパーツを使用した4つのパターン攻撃。投げ技を持たないが、技の攻撃範囲が全体的に広い。
背が低く、アームが長い変則的な姿。肘パーツがあり、胴体に顔がついている。移動はかなり遅いが、どの技もリーチが非常に長く、特にジボルナゲは全キャラの投げ技の中で一番間合いが広い。また、低い背のおかげで食らい判定が小さい。
体が半透明のロボット。姿を消すという独特な技を持つ。通常技を含め、各技のモーションはスカポン・ホノオ・サスケ・センジュ・タイガーのものを数個ずつ組み合わせたものになっている。
2つのホイールが付いているロボット。必殺技はホイールを活かした移動技や対空攻撃が多いことが特徴。投げ技を持たない。スピンアッパーは、回転中は無敵状態になる。
甲冑をモチーフにしたデザイン。人型ロボの中では身長が高く、ホウオウよりも背が高い。クセが全体的に少なく、リーチも長いため操作しやすいが、やや気絶しやすい。
両足がバーニアになったデザイン。空中に浮いているので、一部の技(足払いなど)を食らいにくい。必殺技が3種類しかなく、また投げ技も持たない。攻撃力は低めだが、メテオシュートとホバースライドを活かしたスピード感のある戦法がそれを補っている。
龍をモチーフにしたデザイン。頭部の龍の口の中に目のようなものが見える。全体的に通常技は中の下といった威力だが、上昇中は全身無敵のゲンリュウケンや、攻撃範囲が広くガードの上からの削りダメージが非常に高いヤケツクイキは防衛技となる。
胴体に星のマークがあるやや小柄なロボット。空中戦を得意とし、ガード方向が逆になるバッククラッシュや曲線的な軌道を取る対空攻撃のキャノンヘッドで相手を翻弄することができる。しかし必殺技が3種類しかなく、また投げ技もない。
幽霊をモチーフにしたデザインで、ステージ2のボス、ラーの亡霊ロボット。頭部と胴体の周りを光る玉が回っているという変則的な姿。独特な動きで繰り出す通常技はどれもリーチが長く、足払いの威力は全キャラ中最強。また、ゴーストンスローは投げの間合いだけでなく威力も高い。しかし気絶しやすい。
肩パーツの付いた巨体のロボット。移動速度が遅いがパワーに長けており、高威力の必殺技が多い。また、非常に気絶しにくい。
ボコボコとジオを合成させたロボット。技こそ2体の特徴をそろえているものの、必殺技の威力が全体的に低く、さらにジオより気絶しやすい。
ザコを改造したようなロボット。足のデザインは変化している。ザコとは違い、標準的な必殺技を持つキャラ。必殺技の出が早い上、移動速度は全キャラ中最速、さらには空中ザコキックを使用することで空中で変則的かつ高機動な動きが可能となる。しかし気絶値が全キャラ中最低で、連続攻撃を受けるとすぐに気絶してしまう。
イーロボとよく似たキャラが登場。歩行速度や技の威力などが全体的に強化されている。同タイプのイーロボで勝負を挑む場合、自分より「強い」相手と戦うことになる。対人戦ではハンデとしても使える。また、一部のキャラは特定の必殺技がイーロボと異なる。
ホノオの強化型。スピードがあるため使い勝手がさらに向上している。
タイガーの強化型。額にチャンピオンベルトのような形状の飾りがある。
ネオの強化型。ネイカイテンアッパーの強版は、全キャラ中2位の威力を持つ。
センジュの強化型だが、空中技フライングドリルの代わりに対空用の迎撃技アシュラニードルが存在する。
サスケの強化型。ジャンプ中の空中投げカスミオトシは威力がサスケよりもさらに高い。
アイの強化型だが、アイアストロンに相当する技は持たず、代わりに多段式の対空迎撃技バルカンクローを持つ。
ジャイアントの強化型。ジャンプキックだけで相手を吹っ飛ばしてしまうなど、破壊力にさらに磨きがかかっている。
スカポンの強化型。必殺技の破壊力はステージ4でも屈指であり、ローリングポカーンの強化版の最大威力は全キャラ中最強。スカポンのコンナンイラヘンに相当する技を持たず、代わりに連打系の必殺技ハチャメチャクチャを持つ。
「四天王ロボ」と呼ばれる。クエストモードではステージ中のワルロボを全て倒すと出現。
ステージ1のボス。名前通り、ダチョウをモチーフにした姿。クチバシと足を使った攻撃を得意とする。技の発生が全体的に早めで、特に強パンチと足払いは発生が非常に早く、リーチも長い。
ステージ2のボス。頭部と体の周りを囲む6つのアーム(うち1つが足)という変則的な姿。頭部と体のデザインはハヤブサをモチーフとしている。移動速度は遅いが、攻撃範囲の広い技が多く、相手から受けるダメージも少なく設定されている。
ステージ3のボスで、ボスキャラの中では唯一鳥をモチーフにしていない。アイ・ワイ同様一つ目で足が1本のコマのような変則的な姿。両腕がトゲ付の鉄球となっており、腕を使った攻撃を得意とする。移動速度が遅いが技の攻撃範囲が全体的に広く、威力も高い。足払いの持続時間が長い。
ステージ4のボスで、クエストモードでのラスボス。ボスキャラの中では唯一の人型で、頭部は素顔の上に仮面をつけているようなデザイン。ラスボスに相応しく高性能で、全ての技の威力が高い。また、飛び道具「ホウオウキャノン」は、ゲーム中唯一の誘導弾になっている。
他機種への移植や、『大乱闘スマッシュブラザーズ』など他作品へのキャラクター出演などを切望しているファンは少なくなかったが、「権利関係が微妙で難しい」とされていた。
2007年1月、当時プログラマとして参加していた江渡浩一郎の自宅で、著作権譲渡のための押印がされていない覚書らしき書類が発見された[3]。これが契機となり権利関係が整理され、任天堂により商標登録などもおこなわれた(日本国登録商標 登録番号第5088096号)。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ジョイメカファイト | 2008年3月11日 2009年3月17日 |
Wii | 任天堂開発第一部 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | 韓国版は翻訳はされておらず、日本で発売されたものと同内容[注釈 2] |
2 | ジョイメカファイト | 2013年9月11日 |
ニンテンドー3DS | 任天堂開発第一部 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | |
3 | ジョイメカファイト | 2014年5月28日 |
Wii U | 任天堂開発第一部 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | |
4 | ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online |
2019年1月16日 2023年9月6日 |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | - | - |
発売・開発のクレジットは任天堂であるが、出発点は任天堂ではなく、当時行われた新規人材の発掘企画「任天堂・電通ゲームセミナー」でセミナー受講生であった林田宏一[注釈 3]が制作した『バトルバトルリーグ』という作品を製品化したものである[4][5]。
評価 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、7・6・7・6の合計26点(満40点)[6]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り20.5点(満30点)となっている[7]。
項目 | キャラクター | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.7 | 3.2 | 3.5 | 3.3 | 3.4 | 3.4 | 20.5 |
本作と同じく任天堂が発売する対戦格闘型のゲームである大乱闘スマッシュブラザーズシリーズへの出演は、江渡が自身のブログで願望として述べているほか、多くのユーザーから望まれていた。
NINTENDO64で発売された第1作『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』の公式サイトで募集された「スマブラ2があったとしたら出てほしいと思うキャラ」ランキングでは16位を記録しており、これは後の作品で参戦することになったディディーコングと同じ順位である[8]。
シリーズ2作目『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではアイテムとしてスカポンが登場し、プレイヤーキャラクターが乗り込んで操作できるという案もあったが、権利関係の問題で結局廃案となった[9][10]。
その後権利関係が整理されたことで、3作目『大乱闘スマッシュブラザーズX』では収集要素の一つ「シール」にてスカポンの公式イラストが登場し、メニュー画面のBGMが原曲そのままに『ファミコン・メドレー』として収録された。
第4、5作目には上記の要素は全て登場しなかったが、2018年発売のシリーズ第6作目『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にてスカポンが「アシストフィギュア」として、プレイヤーによる操作はできないが戦いの舞台に登場することが叶った。本作のキャラクターとしては初の3D化で、約25年ぶりの新作ゲームへの登場となった。本作で必殺技とした「トンデケー」や「スカポンナゲ」を行う。
そのほか、『バッジとれ~るセンター』で入手できるバッジ(ニンテンドー3DSのホーム画面を装飾するアイテム)として本作のカセットが登場していた。
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