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任天堂のコンピュータゲームシリーズ ウィキペディアから
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ(だいらんとうスマッシュブラザーズシリーズ、英題:Super Smash Bros. series)は、ハル研究所が開発して任天堂が発売した対戦アクションゲームのシリーズ名である。公式略称は「スマブラ」。ディレクターは第1作より一貫して『星のカービィ』の生みの親でもある桜井政博が担当している。
大乱闘スマッシュブラザーズ | |
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ジャンル | 対戦アクションゲーム |
開発元 |
ハル研究所 ソラ ゲームアーツ バンダイナムコエンターテインメント バンダイナムコスタジオ |
発売元 | 任天堂 |
主な製作者 |
桜井政博 岩田聡 宮本茂 安藤浩和 酒井省吾 ほか |
1作目 |
ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ (1999年1月21日) |
最新作 |
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL (2018年12月7日) |
公式サイト | スマブラ拳!! |
本シリーズは任天堂およびサードパーティーのゲームから人気キャラクターが登場するクロスオーバー作品である。本シリーズで登場したことによって、原作キャラクターの知名度が上昇するなどの影響を与えた[2]。
本シリーズでは対戦型格闘ゲームの様に体力を奪い合うのではなく、おはじきやベーゴマのように、ゲームの舞台から場外へ落下した(させられた)者が敗れ、最後まで舞台に残っていた者が勝者となる。そのため格闘ゲームの影響を制作者も認めているが、第1作目は当時コア向けが著しくなった格闘ゲームへのアンチテーゼとして生み出された[3]。ディレクターの桜井政博は第1作目に関して、単純な「格闘ゲーム」の括りに収まりきらないことから「格闘ゲーム」ではなく「対戦アクションゲーム」と呼称しており[4]、続編でも踏襲されている。一方で、Evolution Championship Seriesなどの格闘ゲーム大会で種目として採用されており、格闘ゲームユーザーからも支持を得ている。なお、桜井は格闘ゲームが「間合いのゲーム」なのに対して、『スマブラ』は「座標のゲーム」と違いを定義している[5]。
本シリーズではコンピュータによる自動操作も含め、1人から4人(『Wii U』、『SPECIAL』の一部ルールでは最大8人)がゲームに参加できる。多人数プレイやアイテム、ステージギミック(「やくもの」と呼ばれる)といったアドリブ性の高いデフォルトの対戦ルールなど、対戦ゲームであると同時にパーティーゲーム性が強く[6]、開発者は「スポーツ的なノリのもの」とも称している[7]。また、『X』と『SP』では作品の軸として「対戦・共有・共闘」の3つの柱を挙げており、実際に対戦以外にもユーザー間で楽しめる要素が盛り込まれたりとバラエティー性を持った作品コンセプトとなっている[8][9]。
1999 | スマブラ初代 |
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2000 | |
2001 | スマブラDX |
2002 | |
2003 | |
2004 | |
2005 | |
2006 | |
2007 | |
2008 | スマブラX |
2009 | |
2010 | |
2011 | |
2012 | |
2013 | |
2014 | スマブラ3DS |
スマブラWii U | |
2015 | |
2016 | |
2017 | |
2018 | スマブラSP |
タイトル | 発売日 | ハード | 売上本数 | 売上本数 |
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ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ | 1999年1月21日 [10][11] | NINTENDO64 | 197万本 [12] | 555万本 [13] |
大乱闘スマッシュブラザーズDX | 2001年11月21日 [14][15] | ニンテンドーゲームキューブ | 151万本 [16] | 738万本 [17] |
大乱闘スマッシュブラザーズX | 2008年1月31日 [18][19] | Wii | 246万本 [20] | 1332万本 [21] |
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS | 2014年9月13日 [22][23] | ニンテンドー3DS | 318万本 [24] | 965万本 [25] |
大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U | 2014年12月6日 [22][26] | Wii U | 86万本 [27] | 538万本 [28] |
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL | 2018年12月7日 [29][30] | Nintendo Switch | 757万本 (2024年3月末時点)[注 1] | 3422万本 (2024年3月末時点)[37] |
本記事において「初代」は『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』、「DX」は『大乱闘スマッシュブラザーズDX』、「X」は『大乱闘スマッシュブラザーズX』、「for」は『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』及び『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』両方を、「3DS」は『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』単体、「Wii U」は『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』単体、「SP」は『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を指す。
サイドビューの2Dアクションゲーム風の画面構成であり、各プレイヤーは自分の選択したキャラクターの持つワザによって相手を攻撃して上・横・下問わず、画面端(フィールド)より外側に吹き飛ばすことが目的となる。足場の無い画面下端への落下、または画面左右または上端の更に一定距離まで外側へ吹き飛ばされた場合、KO(海外版での呼称。KO時に細長く爆発するような演出を指してユーザー間では「バースト」とも称される)・ミスとなり、最後に攻撃を与えたプレイヤーの得点となる。一定時間内に多く得点を奪うか、最後まで一定ミス数以内で生き残ったプレイヤーがそのゲームの勝者となる。
ただし、足場を踏み外した時点でミスとなるわけではないため、たとえ足場のない外側に吹き飛ばされても、限界ライン(下以外は画面端のラインから外側一定距離。画面外に出ただけでまだミスになっていないときは「ルーペ」と呼ばれる吹き出しでキャラが表示される)に到達する前に空中ジャンプや必殺ワザを使い、足場まで復帰することができれば失点を防ぐことが可能である。ルーペがキャラクターについている時間は一定ダメージを喰らう、スマブラSPではルーペの大きさは設定で変更可能になった。[注 2]。
キャラクターは攻撃を受けることによってダメージ値(%で表現される)が蓄積していき、次に攻撃されたときのふっとび易さがこのダメージ値に比例して上がっていく。つまり、多くのダメージを受ければ、それだけふっとびやすくなるということである(後述のリアクション固定ワザのような例外もある)。ただし同じダメージ値でもふっとび易さが各キャラクターごとに異なっており(「重さ」として表現される)、軽い(主に体が小さい・攻撃速度が素早い)キャラクターは大きくふっとばされ易いが、この場合は弱い攻撃でも大きくふっとぶことで連続攻撃を受けにくい。一方で重い(主に体が大きい・単発威力が大きい)キャラクターは逆であり、ふっとばされにくく打たれ強いが、そのために連続攻撃を受け易くもなっている[注 3]。
なお、用語の表記などは公式のものに基準し記している。たとえば、本ゲームにおける攻撃に関してはカタカナで「ワザ」と記すのが公式であり、漢字の「技」などは本作では誤った表記となる。
本作においては弾くように3Dスティックを素早く傾ける操作を「はじき」と呼び、これによって移動・攻撃全てにおいて行動の強弱を使い分けることに大きなウエイトが置かれている。
この節の加筆が望まれています。 |
本シリーズは任天堂や桜井が「万人向けのゲーム」を目指すことを標榜していることもあって、基本システムは手軽で分かり易くまとめられて、どのようなプレイヤーでも楽しめるようになっているが、その操作系の裏にはに数々のマニアックな仕様やテクニックが用意されている。 以下は公式に存在や名称の発表がされたものだが、これら以外にも多数のテクニックが存在している。
シフト・8方向シフト 主にルイージの横スマッシュでは上・真ん中・下のように方向を変換でき本来では当たらないものに当てることができる。ベレスの横スマッシュでは上シフトだとダメージが上がるこネタも存在する。 8方向シフトはロックマンの通常必殺技のギアを上・右上・右・右下・下・左下・左・左上に8方向に飛ばせるのが主な8方向シフトだ。ギアを下方向にしアイテム化することもできる。
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
Aボタンで近くにあるアイテムを拾い、使用することができる。SPではCスティックでも装備可能でダッシュ攻撃をしながらや、強攻撃をしながらもできる。アイテムはそのまま出現することもあれば、箱やカプセルなどに入れられて中身のわからない状態で出現することもあり、ダメージを加えたり投げたりすることで開封される。ただし低確率でアイテム出現の代わりに爆発を起こすアイテムがある。
打撃アイテムは弱・強横・スマッシュ横・ダッシュ攻撃が武器を使ったものに変化。射撃アイテムは上下方向以外の通常攻撃が射撃アイテム攻撃に変化し、弾切れ時にはスマッシュ攻撃入力でスマッシュ投げが可能。『for』では弾切れ時に自動的に射撃アイテムを投げ捨てるようになった。投擲アイテムはAボタンを押すだけで投げることができる。
アイテムはつかみボタンで捨てることが可能。これをスティック入力と併用すると、投擲アイテムと同様に投げつけることができる。アイテム投げは上下左右とダッシュに加えて各種方向への弾き入力によるスマッシュ投げが可能だが、投擲アイテムのみ地上でのその場投棄が不可である。
アイテムには大型と小型のものがあり、大型のアイテムを持っている際は初代は移動不能、『DX』以降は移動可能なものの大幅な制約が掛かるが、初代も含めドンキーコングの場合のみ移動の制約が少ない。
一部のアイテムは拾ったと同時に効果が発揮される。取ることで自動的にアイテム使用状態になってしまうハンマー等は投げ捨てることができないが、『DX』以降の作品ではタイミングはシビアながら、ふっとばされてから通常の状態に戻る瞬間にハンマーを手放すことが可能。
初代ではアイテムの上に[▼]が表示されアイテムの位置が表示されていたが『DX』と『X』では表示されなくなった。『for』では再度表示される。
アイテム名 | 初代 | DX | X | for | SP | 出典 | 分類 | 本ゲーム内での効果 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
箱 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | オリジナル | いれもの | 投げるか攻撃を当てることで破壊され、中から他のアイテムが最大3個まで出現する。ただし、破壊時に低確率でアイテム出現の代わりに爆発を起こすことがある。 |
タル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 投げるか攻撃を当てると横向きに転がる。 転がっているときに更に攻撃されるか相手にぶつかると破壊され、中から他のアイテムが複数出現する(こちらも稀に爆発する)。 | ||
カプセル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 投げられるか攻撃を当てると、中から他のアイテムがひとつだけ出現する。箱・タルと同じく、稀に爆発することもある。 | ||
たまご | ○ | ○ | × | × | × | カプセルと同様、中から他のアイテムがひとつ出現する。通常はポケモンのラッキーが出すが、『DX』ではヨッシーのステージでのみ普通に出現する。 たまに、下記の食べ物と同様に受けたダメージを微量回復するたべもの扱いのものが混じっている場合がある[注 5]。 | ||
くす玉 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | 攻撃するか投げて地面に着地すると浮上し、しばらくすると演出と共に中から他のアイテムがランダムで大量に出現する。同じアイテムが同時に複数出現しやすい。 | ||
キャリアーつき箱 | × | × | ○ | ○ | ○ | 通常の箱に似た外見だが、投げるか攻撃を当てると滑走し、相手を撥ね飛ばす。 破壊すると中から他のアイテムが複数出現するが、投げたり相手にぶつかったりでは破壊されないなど耐久力が高い。 | ||
草 | × | × | × | ○ | ○ | スーパーマリオUSA | ひっこ抜くことで他のアイテムを手に取った状態に変化する。 | |
モンスターボール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ポケットモンスターシリーズ | ヘルパー | 中からポケモンがランダムで飛び出し、出したプレイヤーに味方する。 出てくるポケモンはシリーズよって違うが、アシストフィギュアと違ってほぼ全てが無敵状態であり、援護・妨害を防ぐことはできない。 |
アシストフィギュア | × | × | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 拾得すると中のフィギュアが実体化して出現する。 中身はランダムで、プレイヤーキャラクター以外の任天堂のキャラクターが多数登場(任天堂以外のキャラクターも少数登場)し、 「モンスターボール」のように出したプレイヤーの味方について様々な攻撃や妨害をする。 大半のアシストキャラクターは無敵状態、もしくは吹っ飛ばせても場外にならずに復帰してくるため(例外あり)、妨害を防ぐことは困難。 『SP』では撃墜可能なキャラクターが多くなり、さらにタイム制で撃墜した場合はファイターの撃墜点としてカウントされるようになる。 | |
マスターボール | × | × | × | ○ | ○ | ポケットモンスターシリーズ | 伝説のポケモン・幻のポケモンのみが入っているとされる希少なモンスターボール。 | |
ハートのうつわ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ゼルダの伝説シリーズ | 回復 | 受けたダメージを100%分(初代ではすべて)回復する。ただし、落下速度がかなり遅い。 「オールスター」「ボスバトル」の休憩ステージに置かれたものは全回復する。 |
マキシムトマト | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 星のカービィシリーズ | 受けたダメージを50%分(初代では100%分)回復する。 | |
たべもの | × | ○ | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 受けたダメージを微量回復する。食べた種類によって回復量はまちまち。 | |
チーム回復だま | × | × | ○ | ○ | × | チーム戦及びシンプル二人プレイでのみ登場。投げつけたファイターのダメージが回復するが、自分を回復させることはできない。 敵プレイヤーに投げつけると代わりに少しダメージを与えることがある。 | ||
妖精のビン | × | × | × | ○ | ○ | ゼルダの伝説シリーズ | 蓄積ダメージが100%以上の時に持ったときのみ、ダメージを100%分回復する。 そうでない場合は投擲アイテムとして扱われるが、100%以上のダメージを受けた相手に投げつけるとその相手が回復してしまう。 | |
回復フィールド | × | × | × | × | ○ | オリジナル | 蓄積ダメージを少しずつ回復するフィールドを一定時間だけ展開する。自分やチームの味方に対する効果が少し高い。 | |
やすらぎのたま | × | × | × | × | ○ | 手に持つか、投げて身体にくっつけるとダメージを少しずつ回復する。 手に持っている場合は相手に投げつけることしかできず、その後すれ違ったキャラに確率で移っていくことを利用しないと自分にはくっつかない。 | ||
スーパースター | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | マリオシリーズ | 状態変化 | 一定時間無敵になり、ダメージや吹っ飛びなどを受け付けなくなる。ただし、落下するとそのままミスになる。 |
スーパーキノコ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | 一定時間巨大化し、攻撃力と吹っ飛びにくさがかなり上がるが、その巨体故に攻撃を受けやすくなる。 | ||
毒キノコ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | スーパーマリオブラザーズ2 | 一定時間縮小化し、攻撃力が下がり大きくふっとばされやすくなるが、攻撃自体はやや受けにくくなることがある。 | |
緑ブロック | × | ○ | ○ | ○ | ○ | スーパーマリオ64 | 一定時間メタル化して体重が重くなり、(上記のスーパーキノコを取ったとき以上に)非常に吹っ飛びにくくなる。攻撃力も若干上がる。 ジャンプ力は少し上がるが、落下のスピードが多少上がるため、空中ジャンプの飛距離が低いファイターは高度を維持するのが困難になる。 また『X』以降は、特定のステージに存在する水に浮けなくなる。 | |
ウサギずきん | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 | 一定時間、ダッシュ・走行のスピードとジャンプ力が大幅に上がる。 | |
ワープスター | × | ○ | ○ | ○ | ○ | 星のカービィシリーズ | 拾得するとワープスターに搭乗し、急上昇したあと上空から急降下して相手を攻撃する。 スティックの左右で落下地点を、上下で落下タイミングを少しずらすことができるが、地面の無い場所に落下するとそのままミスになる。 | |
スパイクローク | × | ○ | × | × | × | パーフェクトダーク | 一定時間光学迷彩を展開し、姿が見えにくくなる。 その間はダメージを受けても蓄積ダメージとしてカウントされないが、吹っ飛びは通常通り受ける。 | |
激辛カレーライス | × | × | ○ | ○ | ○ | 星のカービィ | 一定時間、口から前方広範囲に向けて火を吹き続けて攻撃する。この効果はファイターの状態にかかわらず発生し続ける。 また、効果中は歩き移動が強制的にダッシュ移動になる。 | |
サンダー | × | × | ○ | ○ | ○ | マリオカートシリーズ | 一定時間、取ったプレイヤー以外が全員小さくなる。稀にその逆、または取ったプレイヤー以外が全員巨大化することもある。 なお、この時の巨大化はスーパーキノコの時よりも巨大になる。 | |
タイマー | × | × | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 取ったプレイヤー以外の時間の流れが遅くなる。稀にその逆、または全員遅くなることもある。 | |
キラー | × | × | × | ○ | ○ | マリオカートシリーズ | 拾ってから使用するとキラーに変身し、その瞬間にLスティックを入力していた方向に一直線に体当たりする。 | |
スクリューアタック改 | × | × | ○ | ○ | ○ | メトロイドシリーズ | 装備 | 拾うと約18秒間、ジャンプと最初の空中ジャンプがサムスの「スクリューアタック」と同様の巻き込み攻撃に変わる。攻撃を受けると外れてしまうことがある。 |
フランクリンバッヂ | × | × | ○ | ○ | ○ | MOTHERシリーズ | 拾うと一定時間の間、自動的に飛び道具をすべて跳ね返すバッジ。それ以外の攻撃を受けると外れてしまうことがある。 | |
スーパーこのは | × | × | × | ○ | ○ | マリオシリーズ | 入手すると一定時間、タヌキの耳としっぽが付き、ジャンプボタンを押すことでしばらく滞空できる。 | |
バックシールド | × | × | × | ○ | ○ | 新・光神話パルテナの鏡 | 一定時間、背後にいる相手の攻撃から身を守る。 攻撃を受け止めると、効果時間が少しずつ短くなる。 | |
ロケットベルト | × | × | × | ○ | ○ | パイロットウィングス | 一定時間、装備中にジャンプボタンを押し続けることで飛行する。飛行に必要な燃料は地面にいると回復する。 | |
ビームソード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 打撃 | 地上通常攻撃で振って攻撃できる。『DX』からは「所持するファイターの闘志によって」刀身が伸びる設定であり、強攻撃やスマッシュ攻撃の瞬間に刀身が大幅に伸びる。 『DX』と『for』以降では刀身が収納された状態で出現するが、初代と『X』では刀身がはじめからある程度長い状態で出現する。初代では攻撃によるリーチ変化もない。 |
ホームランバット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 横スマッシュ攻撃が非常に高いふっ飛ばし力を持つスイングに変化するが、どのキャラクターも例外なく隙が大きくなる。 『SP』ではネスのバットスイングと同様に飛び道具を打ち返す効果が追加された。 『X』までは金色のバットだったが、『for』から黒色に変更された。 『DX』までは攻撃モーションが流用だったが、『X』以降はモーションが固有化されている。 | ||
ハリセン | ○ | ○ | ○ | × | × | 通常攻撃で振って攻撃できる。攻撃力は低いが、隙が非常に少なく連続攻撃から抜け出しにくい。またシールドを削る効果が大きい。 | ||
スターロッド | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 星のカービィシリーズ | 通常攻撃で振って攻撃できるほか、強攻撃・スマッシュ攻撃では星形弾を発射する。 星形弾には弾数制限(16弾)があるが、残弾がなくなっても投げ捨てるまで打撃武器として使い続けることは可能。 | |
ハンマー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ドンキーコング | 拾得すると一定時間夢中でハンマーを振り続けて攻撃する。吹っ飛ばす力は高いが、移動速度とジャンプ力が落ち、空中ジャンプができなくなる。 『DX』以降では稀にヘッド部分がすっぽ抜けるようになったが、その場合もハンマーの柄の部分を夢中で振り続ける(攻撃判定自体が無くなる)。 すっぽ抜けたヘッド部分は投擲アイテムとして使用できる。 | |
リップステッキ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | パネルでポン | 通常攻撃で振って攻撃できる。当てられたファイターは頭に花が咲き、少しずつダメージを受け続ける。 攻撃を連続で当てると花も大きくなり、持続ダメージも延長される。なお強攻撃・スマッシュ攻撃では弾数制限付きの飛沫によってリーチ・威力が少し拡張される。 | |
パラソル | × | ○ | × | × | × | 星のカービィシリーズ | 通常攻撃で振って攻撃できる。持っていると落下の際にゆっくり降下できる。 | |
ゴールデンハンマー | × | × | ○ | ○ | ○ | レッキングクルー | ハンマーの強化版で、攻撃力と振る速さはハンマー以上。ジャンプを連続で入力することで少しの間空中に居続けることもできる。 まれにダメージどころか吹き飛ばし・のけぞりすら与えることができない「ゴールデンピコピコハンマー」となるが、この場合でも浮遊は可能。 | |
ファイアバー | × | × | × | ○ | ○ | マリオシリーズ | 中心部のブロックに取っ手がついており、打撃武器として使用する。命中すると火球が一つ減り、長さが縮んでいく。根本の火球ほど威力が高く、最後の1個だけは残り続ける。 | |
巨塔 | × | × | × | ○ | ○ | 新・光神話パルテナの鏡 | 通常攻撃で振って威力高めの攻撃ができる他、横スマッシュ攻撃をすると直進する竜巻を6発まで起こす。反面、重たく動作は遅め。 | |
キルソード | × | × | × | × | ○ | ファイアーエムブレムシリーズ | 通常攻撃で振って攻撃できる。刀身が光った時に攻撃するか投げつけると、威力が2倍になる。 | |
死神の鎌 | × | × | × | × | ○ | 悪魔城ドラキュラシリーズ | 通常攻撃で振って攻撃できる。強攻撃かスマッシュ攻撃を刃先で当てると、蓄積ダメージが100%以上の相手を即撃墜させる。 | |
レイガン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 射撃 | 16発撃てる光線銃。連射力が高めで、当てやすくなっている。 |
ファイアフラワー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | マリオシリーズ | 射程距離が短い炎を吹き出し、相手を押し出す。 | |
スーパースコープ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | スーパースコープ | エネルギー弾を放つ。連射時の弾数は多いが、ボタン長押しによって威力と消費が大きいチャージ弾を撃つことも可能。 | |
クラッカーランチャー | × | × | ○ | × | × | オリジナル | 花火を打ち出す大砲のようなもので攻撃する。高速で連射でき、弾道は放物線を描く。攻撃を受けると必ずその場に落としてしまう。 | |
ドリル | × | × | × | ○ | ○ | オリジナル[注 6] | ドリル型の弾を発射する射撃アイテム。一発のみだが相手を大きく押し出せるうえ、残った取っ手部分も投擲アイテムとして扱える。 | |
まほうのツボ | × | × | × | ○ | ○ | ゼルダの伝説 スカイウォードソード | 前方の相手を奥へと押し出す強風を吹き付ける。相手はシールドで吹き飛ばしを防げる。 捨てると風を吐きながら跳ねまわる。 | |
スティールダイバー | × | × | × | ○ | ○ | スティールダイバー | 10発撃てる潜水艦型の銃。低速から高速まで一直線へ飛ぶ魚雷を放つ。 連射が効かず射程もやや抑えられているが、威力は高め。 | |
リベンジシューター | × | × | × | × | ○ | オリジナル | 光線銃やスティールダイバーより連射力が低いが、所持者の蓄積ダメージに比例して威力が増す。 | |
バナナガン | × | × | × | × | ○ | 一発だけ強力な弾を発射した後は、バナナのかわになる。 | ||
あるくキノコ | × | × | × | × | ○ | MOTHERシリーズ | 胞子を吹き付けて連続攻撃する。胞子を当てたり相手に投げつけることで、相手の頭にキノコが生える。 この攻撃を一定以上受け続けたファイターは、左右の操作が入れ替わってしまうことがある。 | |
狙杖 | × | × | × | × | ○ | 新・光神話 パルテナの鏡 | 真正面をレーザーで射抜く。自分から遠くで当てるほど威力が増す。 | |
ボムへい | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | マリオシリーズ | 爆発 | 投げつけたり攻撃したりすると爆発し、かなりの威力でふっとばす。一定時間放っておくと自分から歩き出し、触れるだけで爆発するようになる。 さらに一定時間たつと移動停止して自爆するが、『DX』からはこの予兆の間に再び拾うことができるようになる。 |
モーションセンサー爆弾(『初代』) センサー爆弾(『DX』以降) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ゴールデンアイ 007(『初代』) パーフェクトダーク(『DX』) オリジナル(『X』以降)[注 7] | 投げつけると地面や壁に設置され、一定時間後にファイターの誰かが接近すると爆発。シリーズごとに外観が変わっている。 | |
爆薬箱 | × | × | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 一定量のダメージが蓄積されるか、何らかの火炎系攻撃に触れると大爆発を起こす。非常に威力が高い。 | |
チューインボム | × | × | ○ | ○ | ○ | 投げつけるとプレイヤーや地形にくっつく時限爆弾。自分にくっついた状態でほかのプレイヤーに触れるとなすりつけることができる。 | ||
スマートボム | × | × | ○ | ○ | ○ | スターフォックスシリーズ | 投げつけるか攻撃されると連続ダメージを与える広範囲の爆発を起こし、周辺を巻き込む。 投げつけた場合のみ、たまに不発になりすぐには爆発しないことがある。 | |
トゲゾーこうら | × | × | × | ○ | ○ | マリオカートシリーズ | 投げられると、自分以外で最も戦績の良い相手の真上をしばらく浮遊してから急降下し、中範囲の爆発を起こす。 | |
ボムチュウ | × | × | × | ○ | ○ | ゼルダの伝説 時のオカリナ | 投げると壁や天井を滑走し、相手に触れることで爆発する。 | |
十文字爆弾 | × | × | × | ○ | ○ | 新・光神話パルテナの鏡 | 投げられた後に空中で静止し、ステージ全体に広がる十字型の爆炎を発生させる。45度回転してX字になる場合もある。 | |
ドルフィン爆弾 | × | × | × | ○ | ○ | ピクミンシリーズ | 上空へ飛行して相手を持ち上げる形で攻撃し、その後落下して大爆発を起こす。 | |
スマッシュボーム | × | × | × | × | ○ | オリジナル | スマッシュボールに酷似した偽物。壊すとX字型の爆発を起こし、無差別にダメージを与える。 見分け方は横線が太くなっていたら偽物。 | |
ボンバー | × | × | × | × | ○ | 星のカービィシリーズ | 投擲アイテムではなく、拾得してからAボタンで掲げて使用。 爆発の範囲は広いが、爆心地に近いほど威力が高い。 | |
バンパー | ○ | × | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 投てき | 投げつけると地上や空中(『X』以降)に設置される。ダメージはないが、触れたものを無差別に大きく弾き飛ばす。 『64』と『Wii U』、『SP』ではステージギミックとして登場。 |
ミドリのこうら | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | マリオカートシリーズ | 投げつけたり踏んだりするとまっすぐ滑走して、ぶつかった相手にダメージを与える。滑走中に再び踏まれると停止し、タイミングよく攻撃されると跳ね返っていく。 | |
アカのこうら | ○ | ○ | × | × | × | 投げつけたり踏んだりすると滑りだし、最寄りのプレイヤーに自動で近づいて攻撃する。 | ||
フリーザー | × | ○ | ○ | ○ | ○ | マリオブラザーズ | 投げつけると相手を氷漬けにして上方にふっ飛ばし、一定時間動きを封じることができる。 投げられる前に攻撃で破壊されることがあるが、その際に飛び散る破片が発生して周囲にダメージを与える。 | |
タル大砲 | × | ○ | × | × | × | スーパードンキーコング | 投げつけると起動し、触れた相手を樽の中に閉じ込める。入ったプレイヤーはボタンを押すとタルが向いている方向に飛び出る。 『X』以降はステージギミックとしての登場のみ。 | |
スクリューアタック | × | ○ | × | × | × | メトロイドシリーズ | 持っているとジャンプがサムスの「スクリューアタック」と同様の巻き込み攻撃に変わる。 投擲アイテムであり、投げつけると相手を「スクリューアタック」状態にさせた後、尻もち落下状態にさせる。 | |
どせいさん | × | ○ | ○ | ○ | ○ | MOTHERシリーズ | 投げつけると相手にほんの少しダメージを与える。放っておくと勝手に歩き出す。 シールドへの威力が高く、相手にガードさせるとシールドブレイクを誘発させる。 カービィやワリオが通常必殺ワザで食べることができない。 | |
グルグル | × | ○ | × | × | × | バルーンファイト | 投げつけると空中に設置されて回転し始め、触れたものを跳ね飛ばす。 『3DS』と『SP』ではステージギミックとして登場。 | |
ケムリ玉 | × | × | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 投げつけるとカラフルな煙をまいて周囲を見えにくくする。投げつけたファイターにくっつくことがある。 | |
パサラン | × | × | ○ | ○ | ○ | スーパーマリオワールド | ステージの地形に沿って一定時間移動する投擲アイテム。炎系の攻撃を吸収し、徐々に肥大化する。 | |
サッカーボール | × | × | ○ | ○ | ○ | スーパーマリオストライカーズ | 攻撃して吹っ飛ばし、ぶつけた相手を大きくふっとばす。サッカーボールなので手に持つことができないが、手を使った攻撃でも問題なく使用可能。 『for』以降は一定時間で消えるまでは、場外に落ちてもステージ上に戻ってくるようになった。 | |
バナナのかわ | × | × | ○ | ○ | ○ | マリオカートシリーズ | 相手のファイターが踏むか投げつけられると、滑って尻餅をつく。 | |
スプリング | × | × | ○ | ○ | × | ドンキーコングJR. | 踏むとその場で大きくジャンプする。投げつけた相手を上にふっとばす。 投げつけるとバウンドし、それを放って置くと横向きになり、触れたものを無差別に横へ跳ね飛ばすようになる。 | |
デクの実 | × | × | ○ | ○ | ○ | ゼルダの伝説 時のオカリナ | 投げつける・攻撃されると強烈な閃光を放つ投擲アイテム。一定時間放っておくと勝手に破裂する。 地上のファイターをふらふら状態に、空中のファイターを大きく吹っ飛ばす。 | |
おとしあなのタネ | × | × | ○ | ○ | ○ | どうぶつの森シリーズ | 地面に投げると目に見えない落とし穴をつくれる。落とし穴にはまるか、地上で直接投げつけられると地面に埋まって一定時間動けなくなる。 すり抜け足場で引っかかるか、空中で投げつけられると真下に吹っ飛ばされる。 | |
ウニラ | × | × | ○ | ○ | ○ | クルクルランド | 投げつけたり攻撃したりすると刺が飛び出て、接触した他ファイターにダメージを与える。またこの状態では近くにいる他ファイターを少し吸い寄せる。 | |
ブーメラン | × | × | × | ○ | ○ | マリオシリーズ | 投げつけるとプレイヤーの手元に戻っていく。アイテムを持っていない状態で自動的にキャッチし、落とさずに使い続けると威力が増していく。 | |
POWブロック | × | × | × | ○ | ○ | マリオブラザーズ | 攻撃したり投げることで地震を起こし、地上にいるファイター全員を上空へ吹っ飛ばす。1個につき3回利用可能。 『64』と『X』、『SP』ではステージギミックとして登場。 | |
ビートル | × | × | × | ○ | ○ | ゼルダの伝説 スカイウォードソード | 特殊な投擲アイテム。投げられると直進し、掴んだ相手を上空まで連れ去ってKOさせてしまう。飛行中に攻撃を受けると、跳ね返って飛んでいく。 | |
コッコ | × | × | × | ○ | ○ | ゼルダの伝説シリーズ | ある程度のダメージを与えると怒りだし、最後に攻撃を当てた、または投げつけられたファイターに大群を呼んで襲い掛かってくる。 | |
キラーアイ | × | × | × | ○ | ○ | 新・光神話パルテナの鏡 | 一箇所に設置した後、敵に向けて光線を放つ。攻撃を与えると光線を放つ向きを変えられる。 | |
ハチの巣 | × | × | × | ○ | ○ | どうぶつの森シリーズ | 投げつけられた相手、または攻撃したファイターにハチの群れが襲い掛かり、断続的に動きを止めながらダメージを蓄積させる。 | |
ボス・ギャラガ | × | × | × | ○ | ○ | ギャラガ | 投げると上空からトラクタービームを放ち、捕まったキャラを上空に連れ去ってKOさせてしまう。攻撃を当て続けると破壊することができる。 | |
ブラックボール | × | × | × | × | ○ | オリジナル | 投げつけると、近くにいるファイターやアイテムを空中に強く吸い寄せる。 | |
魔球 | × | × | × | × | ○ | 投げると途中で消え、炎をまとって相手の近くから飛び出す。 | ||
スーパースターリング | × | × | × | × | ○ | スーパーマリオギャラクシー | 投げると空中に設置され、触れたファイターを投げた方向の逆に向けて大きく吹き飛ばす。 | |
ドラグーンパーツ | × | × | ○ | ○ | ○ | カービィのエアライド | 合体 | 拾得すると画面下部に各プレイヤーが持つパーツが表示される。攻撃されたときに持っているパーツを落してしまうことがある他、ミスをすると復帰後に持っているパーツをすべて落とす。 3つすべて集めるとドラグーンが完成して搭乗しロックオンカーソルが出現、相手を狙って一撃必殺の突進攻撃が行える。一度ドラグーンが完成すると、その対戦中は二度と出現しなくなる。 |
ジェネシスパーツ | × | × | × | ○ | ○ | 新・光神話パルテナの鏡 | 取得すると画面下部に各プレイヤーが持つパーツが表示される。 こちらも攻撃されたときに持っているパーツを落としてしまうことがある他、ミスをすると復帰後に持っているパーツをすべて落とす。 3つのパーツ全てを集めると合体神器「ジェネシス」が完成し、ガード不能の強力なビームをAボタンで発射する。 | |
スペシャルフラッグ | × | × | × | ○ | ○ | ゼビウス | 効果 | 拾うと一定時間かかげ続け、それを邪魔されなければタイム制なら撃墜数が、ストック制、『SP』の体力制ならストック数が1つ増える。 |
スマッシュボール | × | × | ○ | ○ | ○ | オリジナル | 切りふだ | ステージ全体を浮遊する特殊アイテムで(『SP』では地面に落ちることもある)、何度かの攻撃によって破壊したプレイヤーが「最後の切りふだ」を一度だけ使用できるようになる。 ただしその状態で攻撃を受けるとスマッシュボールが飛び出して「最後の切りふだ」使用可能状態が解除される場合がある。 スマッシュボールが消失するか、誰かが保有した状態で「最後の切りふだ」を使用するまでは再び出現しない。 |
サンドバッグくん | × | × | ○ | ○ | ○ | 殴られ | 特に何か行動を起こすことはない。攻撃すると吹っ飛ばされるが、大乱闘上ではその際たまにアイテムを出す。 『DX』から『for』までの「ホームランコンテスト」で吹っ飛ばす対象として、また『X』以降のボタン設定テストやオンライン対戦待ちなどの攻撃対象として登場する。 | |
コイン | × | ○ | ○ | ○[注 8] | × | 収集・その他 | 「コイン制」ルールでのみ登場し、勝敗を決める条件となる。 銅貨・銀貨・金貨がある。相手を攻撃した時に相手から飛び出し、触れると取得する。『X』では新たに紙幣も登場する。 | |
フィギュア | × | ○ | ○ | ○ | × | 拾得して試合を終えると、ゲーム内のフィギュアを獲得できる。 獲得された多数の「フィギュア名鑑」の体数では『DX』での293体、『X』での544体、『3DS』での707体、『Wii U』での743体である。 | ||
CD | × | × | ○ | ○[注 8] | × | 拾得すると「オレ曲セレクト」で使用できる楽曲が解禁されていく。 | ||
シール | × | × | ○ | × | × | 拾得するとシールを獲得できる。 『X』のアドベンチャーモード『亜空の使者』でファイターの台座に貼り付ける形でファイターを強化できるが、貼られたシールは消耗される。 | ||
カギ | × | × | ○ | × | × | 『X』のアドベンチャーモード『亜空の使者』でのみ登場。 持ったまま鍵のかかった扉に触れるか投げつけると先に進める。落すとすぐに消えてしまい、初期位置に再度出現する。 | ||
スマッシュプレート | × | × | ○ | × | × | 『亜空の使者』でのみ登場。敵キャラクターに投げつけると対象をフィギュア化し、コレクションに加えられる台座。 ボスや強敵をフィギュア化することもできるが、あらかじめ体力を十分に減らす必要がある。 | ||
生命の珠 | × | × | ○ | × | × | 『亜空の使者』でのみ登場。拾得するとストック数が1つ増える。 | ||
持ち込みアイテム | × | × | × | ○[注 9] | × | 拾得すると『フィールドスマッシュ』で使用する持ち込みアイテムを獲得できる。 | ||
カスタマイズパーツ | × | × | × | ○ | × | 拾得するとファイターを性能変化させる装備やバリエーション違いの必殺ワザ、Miiコスチュームのいずれかを獲得できる。 | ||
Miiコスチューム | × | × | × | ○ | ○ | オリジナルやキャラクターのデザインをベースにされたMiiファィター用の服装。『SP』では「アドベンチャー」「勝ちあがり乱闘」のごほうびか「ショップ」モードでの購入により入手できる。 |
本シリーズはシリーズ通して様々なルールで遊ぶことができるのが特徴で、4人で入り乱れて戦うか1対1で勝負するか、タイム制かストック制か、アイテムやステージギミックを使えるか使えないかなどといった様々な設定ができる。そしてそれらのルールによって得点システムや多プレイヤーによる乱戦の有無などから取るべき戦法が大きく異なってくることもあり、キャラクターの強さを一元的な見方から判断できないのも本作の醍醐味の一つである。また、ステージの多くは様々な仕掛けが仕込まれたもので、ランダムな種類が出現するアイテムなども含めて、戦いにおいて非常に「アドリブ性」が大きいのが特徴であり、それをいかに掴んで自分のものにするかも重要な要素となっている。
このような第3者の存在やルール設定、アドリブなど強弱を一元的に求められず、どのキャラクターもシチュエーションなどで何かしら固有の長所を得られる点が、そのまま対戦ゲーム性とパーティ性の両立や幅広い支持に直結している。『X』では、開発者が世界各国のWi-Fiコネクションによるオンライン対戦のデータを統計してみたところ、勝率が35キャラクター中34キャラクターにおいて3.0 - 2.0%の誤差範囲で収まっていた(残った1キャラクターもごくわずかに勝率が低かっただけという)という一般的な対戦ゲームではあまり見られない結果も出ている[41]。
なお、ルールや遊び方はプレイヤーの自由と前置きした上で、開発者の見解として「制限時間2分(初代は3分、『SP』は2.5分)」「ステージは自由」「アイテム全解禁」をデフォルトのルールと定めている。
『X』よりオンライン対戦が導入。『X』では対戦相手がランダムに決まる「おきらく対戦」とソフト上でフレンド登録した人同士での対戦を選択可能。しかし、ニンテンドーWi-fiコネクションの方針上「おきらく対戦」において匿名でプレイできるということから放置プレイや1人を複数人で狙うといった悪質なプレーが多発したことから、『for 3DS』からの「ニンテンドーネットワーク」や『SP』の「オンライン」における「だれかと」では、ニンテンドーアカウント名が表示されるようになった。
また、『X』の「おきらく対戦」ではルールとステージをマッチングの都度に多数決で決めていた結果、それがある一定のパターンに偏ることにもなったため、『for』の「だれかと」では「エンジョイ部屋」「ガチ部屋」とルームを分け、2通りのルールに固定化するという処置をとった。「エンジョイ部屋」ではステージ:終点以外から必ずランダム(広いステージが選ばれる確率は低め)、アイテム:すべて出現、勝敗:勝ち数のみ記録、対戦形式:4人乱闘か2on2チーム戦のどちらか。「ガチ部屋」ではステージ:終点または終点化ステージのみ、アイテム:なし、勝敗:勝ち数・負け数ともに記録、対戦形式:4人乱闘、2on2チーム戦、1on1ストック戦が選択可能となっている。また、双方で悪質と思ったプレイヤーを通報することができ、運営が悪質と判断したプレイヤーはネットワークから切断できる機能も有する。
『SP』では「エンジョイ部屋」「ガチ部屋」の区分を撤廃した代わりに、①プレイヤー毎に希望する「優先ルール」の設定内容、②腕前指標である「世界戦闘力」の近さ、③物理的な距離の近さの3点からマッチアップされるようになる。「優先ルール」とは任意で作成できる希望ルール設定で、自身の希望する対戦形式・アイテム設定などを設定しておくことで、設定ルールが近いプレイヤー同士でマッチを組んでくれる。設定せず相手のルールに合わせて合流することもできる。 なお、今作における世界戦闘力は一人用モードとは別にオンライン対戦での腕前指標としてもファイター毎に個別に用意されており、特にキャラごとの世界戦闘力が全体の上位になるとマッチングが隔離され「VIPマッチ」という特別試合に参加できるようになる。VIPマッチは通常のオンライン対戦と同一の内容ではあるが、ゲームバランス調整のためのデータをこのマッチングから取るとしている。
ほかにも、放置プレイ・極端な一人狙い(ガチ1on1以外)・自滅を繰り返す・頻繁な回線切断(意図的か否かは問わず)・改造/チートの使用や通報頻度が多いと、一定時間サーバーに接続できなくなるペナルティ機能を搭載している[注 10]。
試合終了時にトップが2人(2チーム)以上いる場合は、当該者同士のサドンデスに突入。ダメージ300%[注 13]・ストック数1で始まり、最後まで残ったプレイヤー(チーム)が勝利。ここでも一定時間決着がつかないと、キャラクターの上から起爆寸前のボムへいが落ちてくる(『SP』では開始直後から画面がズームインし撃墜判定範囲が徐々に狭くなった後)。『DX』のみストック制で時間切れによって突入した場合は、そのときのトップが持っているストックがそのまま適用される。サドンデスでも同時に撃墜、『SP』ではサドンデスを含めて与えたダメージが最も大きかったプレイヤーが勝者になる(『DX』と『X』では、番号の若い方のプレイヤーが 勝者になる)。
本シリーズに登場するプレイヤーキャラクターは主に任天堂から発売された人気ゲームシリーズからの引用となっており、4作目『for』以降は「ファイター」と呼称されている。
2作目『DX』までは任天堂キャラクターのみの登場だったが、3作目『X』からはサードパーティーのキャラクターも出演しており、現在までにコナミデジタルエンタテインメント、セガ[注 14]、カプコン、バンダイナムコエンターテインメント、スクウェア・エニックス[注 15]、アトラス、マイクロソフト[注 16]、SNKのキャラクターが参戦している。
キャラクターのワザや動き、性能は原作での特徴、または原作そのものの要素を踏まえて設定・調整されている。また、桜井はキャラクターの本シリーズへの参戦の条件として本シリーズに出るにあたって多くの脚色を容認してもらうこと[44]を掲げており、中でもアイスクライマーなど、原作の発売から本シリーズでの登場までに長いブランクがあったキャラクターや、元々がアクションゲームではない作品に登場するキャラクターに関しては、デザインが変更されたり大幅にワザを再設定・改変されたりと本シリーズ特有のオリジナル要素が付与されている。また、本シリーズはCEROなどの対象年齢を低くする観点から、暴力やセクシャルに関する要素が原作からアレンジされる事がある。例として、ベヨネッタやホムラ/ヒカリは演出やデザインが変更されている。
担当声優に関しては、原作シリーズ(アニメ版などの派生作品を含む)にて既に声が吹き込まれていた場合、本シリーズでも同じ声優を採用する場合が多い。逆に、カービィやピットなど本シリーズでのキャスティングが後に原作に正式採用された例もある。また、ピーチ、リンク、ゼルダ(シーク)、ガノンドロフ、フォックス、ファルコ、ウルフ、フシギソウのように、出典や原作シリーズでの声優変更を踏まえて本シリーズでも途中で担当声優が変更されるケースがある。一方、キャプテン・ファルコン、ゼロスーツサムス、リトル・マックは本シリーズとそれぞれの原作シリーズとで声優が異なっているほか、ドンキーコングやクッパなどは本シリーズでは声優を起用せず、サウンドエフェクトが使用されている。以上のことは、ここで割愛になっているキャラクターに関しても同様のケースがある。
『DX』以降の参戦キャラクターのボイスは過去作から流用しているものもある(『X』の最後の切りふだの一部[45]、キャプテン・ファルコン[46]やネス[47]、マルス[47][48][49][50][注 17]など)。
全てのシリーズ作品で数体~十数体の隠しキャラクターが用意されている。『DX』までは隠しキャラクターは楽しみが薄れるために発売前の公表はしていなかった[51]が、『X』からはニンテンドーWi-Fiコネクションといったオンライン対戦を理由に「隠さない」方針をとっている[52]。『SP』では第1作目の初期キャラクター8体とMiiファイター以外はすべて隠しキャラクター扱いとなっており、過去作よりも緩い条件で揃えられる仕組みとなっている。
『X』以外では、最初から使用できるキャラクターのモデルを基に性能を調整した「モデル替えキャラ」も隠しキャラクターに含まれており、これらに関してはキャラクターを一人でも多く登場させることを目的として制作されている[53]。『for』におけるモデル替えキャラは開発初期に基になったキャラクターのカラーバリエーションでの参戦予定だったものが諸事情で別枠のキャラクターになったものだという経緯もある[54]。『SP』では歴代の登場順にキャラクターにナンバーが振られているが、マルスを元にしたルキナ、ピットを元にしたブラックピットなど前述した「モデル替えキャラ」と同じ制作手法で基本的な性能がほとんど同じになっているキャラには同じナンバーにダッシュ(')が付けられ、「ダッシュファイター」という括りとなっている[55][56]。
隠しキャラクターは条件を満たした試合のあと(1人用モード「シンプル」「勝ち上がり乱闘」などの通しプレイのゲームは最終戦クリア後)に「挑戦者が現れました」の警告メッセージとともにシルエットが表示され、そのまま1対1の対決に移る。プレイヤー(試合の勝者)は直前まで使用していたキャラクターを使用し、対決に勝利するとそのファイターが使用できるようになる。敗北した場合は、CPレベルが減少した状態で出現待ち状態になる(『SP』では一定時間後に表示されるモード「挑戦者の間」で再戦できる)。
全作にプレイアブルキャラクターとして登場しているのは、第1作に登場した基本キャラクターであるマリオ、ドンキーコング、リンク、サムス、ヨッシー、カービィ、フォックス、ピカチュウの8体と、隠しキャラクターであったルイージ、ネス、キャプテン・ファルコン、プリンの4体、計12体である。この全12体のキャラクターが全員基本キャラクターとして使えるようになったのは第5作『Wii U』のみ。現時点では第1作から登場しているキャラクターがプレイヤーキャラクター枠から除外されたことは一度もない。
ファイター以外にも、ステージの背景やステージギミック、アイテムのモンスターボールやアシストフィギュア、収集要素のフィギュア(『DX』から『for』)・シール(『X』)・スピリッツ(『SP』)、Miiファイターの衣装などといった形で様々なキャラクターが出演しており、サードパーティーのものを含めて非常に多岐に及んでいる。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズは、そのオールスターという性質上、ストーリーらしきストーリーは無いに等しい。ただし登場するファイターは全て、初代ではコピーライターの糸井重里の案により『「人形」[57]、『DX』~『for』では「フィギュア」[58]がイメージによる命を吹き込まれた存在』という設定であり、キャラクターや原作ゲームを元にしたステージなどを含め、「スマブラ世界」(『X』において「この世界」と呼称)を作り上げたのはオリジナルキャラクターのマスターハンドによるものとされている。一人用モード(『DX』〜『for』の「シンプル」モード)では『for』までの各作品に共通して、「スマブラ世界」から見て「現実世界」に最も近い空間である「終点」でラスボスとして待ち受けているマスターハンドがフィギュアに倒され、フィギュアが元の存在に返るという筋立てになっている。
ファイターの参戦が決定した際、ファイター宛に「招待状」が届く。『DX』や『X』でも画像説明文のひとつや会話にそれに関する記述があったが[59][注 18]、『for』の初出動画でむらびと宛に招待状が届くシーンが描写され[60]、これ以降、参戦動画内で度々みられるようになった。招待状は白い封筒に入っており、スマブラのシンボルマークの蝋で封をされている。誰がどういう基準で出すのか、また招待状に書かれている内容などについては不明。
その他、スマブラオリジナルキャラクターに関しては、やられ役の謎のザコ敵軍団や、ふっとばされ役のサンドバッグくんなど、原作ゲームに干渉しない記号的なキャラクターがある一方で、続編でアドベンチャーモードが登場し一人用モードが発展していくにつれ、『DX』ではクッパのフィギュアが過剰なイメージを込められたことで異形の存在と化したギガクッパ、『X』でスマブラのキャラクターが住んでいる「この世界」を侵略せんとする亜空軍とその首領タブー、『SP』ですべてのフィギュアを根こそぎ消滅させスピリットに変えてしまい、それを掌握して自らが新たな創世を目論むキーラなど、『スマブラ』のストーリー性に広がりを持たせるオリジナルキャラクターが登場するようになった。
本シリーズは元来より「任天堂キャラクターが集結するということを目玉に作ったゲーム」ではなく、オリジナル作品として試作された対戦アクションゲームの企画が原点である。開発段階では『格闘ゲーム竜王』というコードネームで呼ばれていた(ゲーム中に使用される背景として、ハル研究所山梨開発センターの所在地である旧竜王町(現在の甲斐市竜王新町)の風景を用いていたため)[3][4]。
プロトタイプである『竜王』は桜井とプログラマーの岩田聡、サウンドクリエイターの3人という極めて少人数で制作された[3]。商品として発売する際に、「家庭用ゲーム機用のオリジナル格闘ゲームだとアーケード用のものと違いユーザーに認知されにくい」といった点を鑑みニュース性を持たせようとし、結果として「任天堂のキャラクターたちが闘う」というアイデアが採用されたと語られている[4]。代案として当初はキャラクターデザインへの有名イラストレーターの起用、アニメ作品などとのタイアップなどが検討されていた。このような経緯から、著作権表記はプログラムとキャラクターとで別表記となっており、シリーズのシステム・プログラムに関する著作権は「Original game:」として一貫して任天堂とハル研究所にある他、キャラクターに関する著作権は「Characters:」より後に一括して記されている。後者については参戦作品のネタバレに絡むことから、参戦が公式発表されるまでは参戦作品に関わるコピーライト表記が伏せられることもあるうえ、ゲーム中でも対応する隠しキャラを出現させて初めて、隠しキャラに関わる著作者がタイトル画面のコピーライト表記やエンディングのスタッフロールに追加される措置がとられている。
なお、『竜王』の企画は本来社内コンペに負けたものであり[4]、コンペに勝利した企画はロボットを遠隔操作して進めるアドベンチャーゲームのものであった[61]。『竜王』の企画が再浮上した理由は、当時のハル研究所は64DD版『MOTHER3』やN64版『カービィのエアライド』が開発中止になったなどNINTENDO64用ゲームタイトルを供給できておらず早期のゲームタイトル供給が急がれており、先述のアドベンチャーゲームでは開発に時間がかかると判断され、それよりは短期間で完成できると『竜王』に白羽の矢が立ったためである[4][61][62]。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』はオールスターという性質上、BGMに関しても登場キャラクターの原作のものを編曲し用いている場合が多い。『DX』以降は参戦キャラクターの原作以外のゲーム作品からの音楽も登場し、『X』からは他のゲームの原曲そのままを借用しているものもある。オープニングテーマやメニュー画面のBGMなどは『スマブラ』オリジナルだが、『DX』以降はメインテーマ曲を編曲したものが多い。
作曲・編曲は、第1作目と『DX』は開発元であるハル研究所所属の安藤浩和や池上正、酒井省吾(『DX』以降)などが担当している。特に安藤はテーマ曲の製作を行うなど中心人物であったが、『X』以降は担当から外れている。
『X』ではそれまでのサウンドクリエーターに加え、任天堂やゲームアーツなど開発にかかわった会社のクリエイター、さらに桜井ディレクターが当時プロデュースを務めて開催されていたゲーム音楽のコンサート「PRESS START -SYMPHONY OF GAMES-」などを介して桜井が誘った外部の作曲家も協力しており、最終的には計38人(『X』メインテーマ曲提供の植松伸夫を含める)が参加している。
ステージに紐付けられている楽曲は『初代』はステージに対して1曲、『DX』『3DS』では表・裏の2曲(低確率または特定の操作で裏曲が流れる)、『3DS』を除く『X』以降の作品では2曲以上用意されており、「オレ曲セレクト」で抽選確率を設定できる。『X』『Wii U』ではステージごとに選曲リストが決まっていたが、『SP』での選曲リストはステージの出典シリーズ毎に決まっているため、別のステージで使用されていた楽曲もシリーズが同じならば使用できる。例外的に『マリオシリーズ』と『マリオカートシリーズ』は楽曲が区別されており、逆に『アイスクライマー』や『Mii』などゲームシリーズとして表立って確立されていないその他シリーズのステージは、他の既存シリーズで分けられない出典の楽曲すべてが使用できる。また、『SP』では「オレ曲セレクト」の指定にかかわらず、ステージ選択において対応する楽曲リストから任意に選曲することも可能となった。ただし、同時に『SP』以前の作品に採用されていた、ステージによってはステージ原作とは異なるゲーム作品の楽曲の一部使える仕様は廃止された[注 19]。
この節の加筆が望まれています。 |
『大乱闘スマッシュブラザーズ オリジナル・サウンドトラック』 | |
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ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ の サウンドトラック | |
リリース | |
録音 | - |
ジャンル | ゲームミュージック |
時間 | |
レーベル | テイチクエンタテインメント |
本シリーズは、登場するBGMの原曲元などがファイターなど以上にバラバラとなっているために権利問題が複雑怪奇を極めており、完全なサウンドトラック(以下、サントラ)の発売は実質的に不可能に近い状態に陥っている。唯一、第1作のみ発売から丁度1年後の2000年1月21日にテイチクエンタテインメントから発売されている。CD2枚組。
『DX』のサントラについては発売されていないが、ゲーム発売後に実施された「大乱闘スマッシュブラザーズDXオーケストラコンサート」で演奏された曲は雑誌の付録という形で提供された。
『X』は前述したように38人ものサウンドクリエイターがBGMを製作・提供しているため(任天堂の権利や契約関連の管理部署曰く、当時の他のゲーム30本の労力がかかったという[63])、権利問題がそれまで以上に複雑怪奇を極めたため、サントラは「出ません」と桜井自らが発言している。ゲーム内でのサウンドテストでも著作権情報が表示される。例外としては、原曲・編曲ともに同じ所属のクリエイターが担当したBGMで、「純喫茶ハトの巣」(『おいでよ どうぶつの森』出典、原曲・作曲ともに任天堂の戸高一生)という楽曲が『クラブニンテンドー』のポイント特典である『Touch! Generationsサウンドトラック』に、「ANGEL ISLAND ZONE」(『ソニック』シリーズからの出典)が『TRUE BLUE:THE BEST OF SONIC THE HEDGEHOG』に「ANGEL ISLAND ZONE(SSBB Remix)」として、別シリーズのアルバムに本シリーズ向けに制作されていたアレンジ曲が収録されるケースは存在する。
『for』では『3DS』と『Wii U』両方を購入したユーザー向けに、一部楽曲を選出したサントラが応募者全員に配布されていた。公式Twitterで2014年8月中旬に投稿された「きょうの一枚」(開発中の画像を毎日1枚説明付きで投稿するもの)で、『3DS』のサウンドテストの解説があったが、そこに投稿された画像には作曲・編曲を担当した人物が表記されていることから[64] 、『X』同様著作権が複雑になっており、全曲の収録は不可能とされる。
ゲーム内のサウンドテストで聞ける楽曲数も指数関数的に増えており、『Wii U』で約500曲、『SP』では発売当時時点で900曲を超える楽曲が収録されており、『SP』は発売後に実施されたダウンロードコンテンツとして追加される楽曲を含めると1000曲を超える数となっている。
上記のようにCDなどのメディアによるサントラがリリースされる見込みは権利問題においても楽曲数においてもシリーズを追うことに絶望視されていく一方である。その分、ゲーム内におけるサウンドテストは徐々に機能を追加している。『DX』『X』ではフェードアウト機能のみだったが、『for』では楽曲のお気に入り機能、リピート・シャッフル再生などの追加(『3DS』ではヘッドホン使用時に閉じたままの連続再生機能が追加)、『SP』では画面消灯しながらの再生機能と、お気に入りに代わってプレイリスト機能が追加されるといったサウンドプレイヤーとしての機能を実装することで補完している。
『月刊コロコロコミック』と『小学三年生』に掲載。いずれも第1作目のタイアップ作品であり、ギャグ漫画である。両作品共に単行本などは発売されていない。
直接関係はしていないが、『星のカービィ デデデでプププなものがたり』(ひかわ博一作)の第11巻「さようなら、デデデ大王!!」では、カービィがデデデを相手に「大乱闘スマブラゲーム」を実践している。また『星のカービィ! も〜れつプププアワー!』(谷口あさみ作)の第6話「大乱闘も〜れつブラザーズ」(『月刊コロコロコミック』2008年1月号掲載)は、『大乱闘スマッシュブラザーズX』をモチーフとした話であり、カービィ、メタナイト、デデデ大王が氷山で乱闘を繰り広げた。この話は、上作品の第2巻に掲載されている。『星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜』第8巻では、カービィとデデデが白線の上に立ってバトルをするという展開が描かれた(白線を踏み外してはいけないので正面から向かい合って戦っている)。攻撃方法が『スマブラSP』のものだったり、「復帰」という単語が使われたりした。
更に、『スーパーマリオくん』(沢田ユキオ作)の第49巻の第10面「脱出!ミステリーハウス!!」(『月刊コロコロコミック』2014年12月号掲載)で、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降のルイージの横必殺ワザである「ルイージロケット」が登場し、同時に、当時の最新作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』の宣伝がされている。
作者はひかわ博一。『月刊コロコロコミック』1999年2月号掲載。
作者は山下たかひろ、沢田ユキオ、さくま良子。それぞれピカチュウ、プリン、リンク、フォックス、サムスの絵は山下が担当し、沢田はマリオ、ヨッシー、ドンキーコング、ルイージの絵を担当。さくまはカービィの絵を担当している。ストーリーの担当は明記されていないが沢田によるものと思われる。『小学三年生』1999年4月号掲載。
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