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日本の秋田県仙北市に本拠地を置く劇団 ウィキペディアから
わらび座(わらびざ)は日本の秋田県にある、劇団のひとつ。日本の伝統芸能が基盤。
団体種類 | 一般社団法人 |
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設立 | 2021年9月10日 |
所在地 | 秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430 |
法人番号 | 7410005006424 |
主要人物 | 今村晋介(代表理事) |
活動地域 | 日本 |
従業員数 | 65名 |
ウェブサイト | https://www.warabi.jp/ |
本稿では、株式会社組織である株式会社わらび座(わらびざ)と、株式会社わらび座から事業を譲受する予定である一般社団法人わらび座の両方に関しても記述する。
1948年7月、原太郎により同年8月に東京で創立された海つばめ(第一次)が淵源[2]。1950年原が帰還者楽団に参加することとなり一旦解散したが、1951年に海つばめ(第二次)で再発足。翌1952年にはポプラ座と改名し北海道を回るが[3]、秋田県に拠点を移した1953年からは「黄に紅に花は咲かねどわらびは根っ子を誇るもの」ということにちなんで、現在のわらび座と名称を改め[4][5]、仙北郡田沢湖町(現仙北市)に定着。
1971年には「株式会社わらび座」として株式会社化。以後は劇団・劇場経営のほか、温泉、ホテル事業、地ビール「田沢湖ビール」の製造販売など多角的な経営を行ない、2016年4月には「たざわこ芸術村」の名称を「あきた芸術村」に変更した[6]。
本拠地には「わらび劇場」という常設劇場を持ち、オリジナルミュージカル公演年間を行う他、7つの公演チームが国内、海外で公演を行っている。愛媛県東温市にも「坊っちゃん劇場」という拠点劇場を有する。2009年には年間25万人の観客を動員した。
2018年11月、株式会社みちのくジャパン(岩手県北上市)と「男鹿桜島リゾートHOTELきららか」の譲渡契約を交わした[7]。
しかし、新型コロナウイルス騒動により経営が悪化したことから、2021年10月22日に秋田地方裁判所に対して民事再生法適用を申請し[8][9]、同年11月2日付で民事再生手続開始決定を受けた[10]。負債総額は約14億4600万円。今後は、同年9月10日に設立した「一般社団法人わらび座」へ事業が移管される予定で、わらび座は非営利組織として再生が図られることになる[10]。民事再生にあたってはAPAMANグループのコンピュータ関連企業「システムソフト」(東京)が支援スポンサーとなり[9][11]、田中保成副社長が新法人の理事に就き、経営指導する[12]。代表理事はわらび座の今村晋介取締役が担う。このほか、県内の経営者や秋田ゆかりの文化人らでつくる任意団体「わらび座新法人サポート体制」も運営を支援していく[12]。
わらび座では修学旅行生の受け入れをし、地元農家で農業体験を行っている[13]。また、わらび座のメンバー(鈴木潤子、山田愛子 他)らが、美郷町にある会社のコミュニケーション向上のための講師をつとめている[14]。
フレンドリータウンと称し、秋田県の各市町村と積極的な協定を結んでいる。調印者は今村晋介(しんすけ[15])代表理事で、( )内はPRサポーター。
まずは三種町、6月30日は大仙市(鈴木裕樹)、7月6日は美郷町、7月25日は湯沢市(遠田雅)、8月12日は横手市(川井田南)、9月7日は秋田市(丸山有子)、10月3日は由利本荘市(佐々木亜美と小松詩乃)、11月30日は北秋田市(三重野葵)、2023年1月12日に三種町(川井田南「ふるさとPR大使」)との協定を締結[16]。
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