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XG (音楽グループ)
日本の女性音楽グループ ウィキペディアから
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XG(エックスジー、朝: 엑스지)は、日本人7人組ヒップホップ/R&Bガールズグループ[2]。エイベックス傘下の韓国法人XGALX(エックスギャラックス)[注 1]に所属し、韓国を拠点に活動している[3]。公式ファンダム名はALPHAZ(アルファズ)[4]。
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概要
日本人7名で結成されたガールズグループである。グループ名であるXGは、「Xtraordinary Girls」の略で、「常識にとらわれない規格外のスタイルの音楽やパフォーマンスを通じて、世界中の様々な境遇にいる方々に対しエンパワーする」という意味が込められている[5]。
2017年より5年間かけて育成した「X-Galaxy」プロジェクトの集大成のグループで、エイベックス傘下のグローバルエンタテインメントプロダクション「XGALX」初の所属アーティストとして2022年3月18日にシングル曲『Tippy Toes』でデビュー[6][7]。
ヒップホップとR&Bを主なジャンルとし、Billboard、Spotifyなどの音楽配信サイトでは、K-POPおよび日本のダンスポップ等として分類されている[8][9][10]。XGは自分たちを「グローバル・グループ」と呼び、自分たちのサウンドをJ-POPでもK-POPでもない「X-POP」と定義している[11]。
ファンダム名である「ALPHAZ」は狼の群れのリーダーを意味する「ALPHA」に由来し、「ファン一人一人がリーダーとなってXGと共鳴して新たなムーブメントを起こす」という意味が込められている[12]。
パフォーマンス前の円陣時の掛け声は「へその緒」であり、「全員がお母さんと子どもがへその緒でつながっているくらいの絆でつながっているよ」という意味が込められている[13]。
XGの総括プロデューサーは、韓国の7人組ボーイズグループDMTNの元メンバーである日韓ミックスのJAKOPS(SIMON)が引き受けている[14]。
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来歴
要約
視点
2022年
1月25日、公式SNSアカウントがオープン。オープンと同時にそれぞれボーカル、ダンス、ラップなどのパフォーマンスに特化した動画を日を追って複数公開した[8]。そのうちの一つが振付師のHyojin ChoiがディレクティングしたXG MOVIE #1[15]である。
3月14日、ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」に参加[16]。
3月18日、1stシングル『Tippy Toes』をリリースしデビュー[17]。ミュージックビデオは公開から24時間で80万回、10日で500万回以上再生され、CD BOXは先行予約販売段階で即完売となった[18][19]。 6月29日、2ndシングル『MASCARA』をリリース[19]。
6月30日、韓国の音楽番組『M COUNTDOWN』にて初放送デビュー[20]。
7月26日、ファンダム名をALPHAZと公開し、ファンクラブの開設が発表された[21]。
2023年
1月25日、3rdシングル『SHOOTING STAR』をリリース[22]。
3月6日、日本人女性アーティスト、日本人グループとして初めてアメリカのラジオチャート『Mediabase Top 40 Radio Airplay Chart』に『LEFT RIGHT』で40位にランクインした[10]。
4月7日、『SHOOTING STAR REMIXX (PROD BY JAKOPS)』をリリース[23]。
4月26日、XG初めてのドキュメンタリーシリーズ『XTRA XTRA』の第1話を公開[24]。
5月5日、『LEFT RIGHT REMIXX (FEAT. CIARA X JACKSON WANG / PROD BY JAKOPS)』をリリース[25]。
5月13日、韓流文化フェスティバル『KCON JAPAN 2023』にて日本での初パフォーマンスを披露。
6月30日、1stミニアルバム『NEW DNA』より『GRL GVNG』を先行リリース[26]。全米ビルボードチャート「Hot Trending Songs Powered by Twitter」で初登場で1位にランクインを果たした[27]。
8月4日、1stミニアルバム『NEW DNA』より『TGIF』を先行リリース[28]。
8月23日、1stミニアルバム『NEW DNA』より『NEW DANCE』を先行リリース。
9月27日、1stミニアルバム『NEW DNA』をリリース[29]。
10月20日、同日発売のアメリカ合衆国の雑誌『ビルボード』誌2023年10月21日号の表紙を飾る[30]。同誌の表紙を飾る日本人ガールズグループは、XGが史上初である[31][注 2]。
11月26日、ぴあアリーナMMにて初の有観客での単独ライブ『XG 'NEW DNA' SHOWCASE in JAPAN』を開催[33]。
12月8日、デジタルシングル『WINTER WITHOUT YOU』をリリース[34]。
2024年
4月12日、FPSゲーム『VALORANT』とのコラボレーションシングル 『UNDEFEATED』をリリース[35]。
5月18・19日に大阪・大阪城ホール、5月25・26日に神奈川・Kアリーナ横浜で、XGが自身初となるワールドツアー『XG 1st WORLD TOUR “The first HOWL”』の日本公演を開催。計4日間で約5万5000人を動員した[36]。
5月21日、5thシングル『WOKE UP』をリリース[37]。『Global Japan Songs Excl. Japan』6月6日付で自身初の1位、8月1日付で9週連続となった。国別チャートでは、アメリカ、イギリス、ブラジル、南アフリカ、シンガポールの5か国で首位を獲得した[38][39][40]。
6月14日、日本の音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、日本のテレビ初パフォーマンス[41]。
7月26日、2ndミニアルバムの先行曲第1弾として、『SOMETHING AIN'T RIGHT』を先行リリース[42]。『Global Japan Songs Excl. Japan』8月8日付で1位となった[43]。同ランキングで、XGは初めて複数曲で首位を獲得したアーティストとなった[44]。
7月21日、韓国で開催された『VCT 2024 Pacific Stage 2 Finals』の開会式に登場。ゲーム『VALORANT』とのコラボレーションシングル『UNDEFEATED』のパフォーマンスを初披露した[45]。
10月11日、2ndミニアルバム『AWE』より『IYKYK』を先行リリース[46]。
11月8日、2ndミニアルバム『AWE』をリリース[47][48]。米ビルボード『Billboard 200』12月21日付で175位、自身初でチャートインした[49]。
11月21日、米国音楽祭『コーチェラ・フェスティバル』(2025年)に出演することが発表された。日本人アーティストとして、初めてセカンド・ヘッドライナーに選出された[50]。
2025年
1月31日、アレンジ曲『XDM Unidentified Waves』を配信リリースし、ダイジェストビジュアライザーを公開した[51]。
3月7日、2ndミニアルバム『AWE』の収録曲である『IS THIS LOVE』のデジタルシングルをリリース。10日にMVを公開した[52]。
4月11日、2ndミニアルバム『AWE』の収録曲である『IN THE RAIN』をリカットシングルをリリース。11日にMVを公開した[53]。
4月13日・20日、米国音楽祭『コーチェラ・フェスティバル』(2025年)のSaharaステージに、日本人アーティスト初のトリとして出演した[54][55]。
5月14日にワールドツアー『XG 1st WORLD TOUR “The first HOWL”』のファイナル公演が東京ドームで行われる。また、そのライブ状況がYouTubeで生配信される予定である[56]。同時に6枚目のシングル『MILLION PLACES』をリリース予定[57]。
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メンバー
特徴
要約
視点
成り立ちと活動
XGは、「X-Galaxy」プロジェクトから誕生したグループで、エグゼクティブプロデューサーであるJAKOPSが、発掘や育成、制作などのプロデュース全般を5年にわたって全て担当した[68][注 3]。
2017年にプロジェクトが立ち上がり、2018年11月24日に幕張メッセにて開催された『DANCE NATION 2018 AMAZING HEROES』にて公表された[70]。
「X-Galaxy」プロジェクトでは、オーディションに参加した約1万3000人の応募者の中から様々な過程を経てXGのメンバーである7人、Kep1erの江崎ひかるなどを含む計15名をXGALX1期練習生として最終選抜した[71][72]。そこから非公開で2022年にデビューするまでの5年もの間練習生として生活を送り、最終的に7人へと選抜を行った[73]。
2022年7月11日、JAKOPSはメディアとのインタビューで、「XGはK-POP式のトレーニングとシステムを基盤に誕生したグループだが、K-POPでもJ-POPでもないX-POPを追求し、これを通じてK-POPの発展に貢献し、韓国と日本の両国文化に対する理解を深めたい」と述べた[74]。
アジア圏から世界に発信するために、韓国の音楽制作や供給のシステムを活用しながらも、デビュー曲以降、楽曲はすべて英語詞でリリースしており、海外を目指したグローバルグループとして活動している[75]。
グローバルを主戦場として活動し、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、アラブ首長国連邦を始めとした多くの大型音楽フェスに出演し続けている。
全米ビルボードチャート『Hot Trending Songs Powered by Twitter』で日本人アーティストとして史上初の1位、シングル曲『WOKE UP』が『Global Japan Songs Excl. Japan』で自身初となる1位にそれぞれランクインした。また、米『Billboard』誌で日本人ガールズグループとしては史上初となる表紙を飾るなどグローバルで数々の快挙を成し遂げている[76]。
音楽
楽曲ごとにテーマと音楽性が異なるが、ヒップホップとR&Bをベースとしており、EDM、ポップスとジャンルを超えたミックスを試み、新しい音楽を追求している。より多くの人に届けるため、歌詞はすべて英語としている[77]。
恋愛を直接的なテーマとすることはなく、「私たちは最高にイケてる」「夢を叶えるまで一生懸命努力する」など、連帯と自己実現、エンパワーメントにつながるようなテーマを多く扱っている[78]。
ファッション
既存の型にはまらないファッションが多く、個性的な色の組み合わせやデザインの採用、ネイルやアクセサリーへの拘り等などが見られる。彼女らのスタイリングの多くをIBAEKILHOが担当した[79]。
音楽活動でも様々なコンセプトのファッションを着用し、『SHOOTING STAR』ではメンバー全員が青髪にティースジュエリーを装着したり、『WOKE UP』では制服スカート姿に毛皮とヘルメットでパフォーマンスをした[80]。
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作品
要約
視点
ミニアルバム
シングル
その他
参加楽曲
ミュージックビデオ
カバーコンテンツ(XG LAB STUDIO)
タイアップ
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出演
放送プログラム
日本
韓国
ドキュメンタリー作品
雑誌
- 『Forbes JAPAN』10月号(2023年8月24日、リンクタイズ)[94]
- 『ビルボード』OCTOBER 21.2023(2023年10月20日、ビルボード)[95]
- 『VOGUE JAPAN』2024年1月号(2023年12月10日、コンテナスト・ジャパン)[96]
- 『NYLON JAPAN』4月号(2024年2月28日、カエルム)[97]
- 『ELLE JAPON』9月号(2024年7月26日、ELLE)[98]
- 『VOGUE +』10月号(2024年9月30日、VOGUE +)[99]
- 『ミュージック・マガジン』 12月号(2024年11月20日、ミュージック・マガジン)[100]
- 『SWITCH』3月号(2025年2月20日、スイッチ・パブリッシング)[101]
- 『SuperELLE欣漾』3月号(2025年3月15日、上海訳文出版社)[102]
- 『V中文版』4月号(2025年4月13日、時尚集団雑誌社)[103]
広告・コラボレーション
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公演
コンサート
ショーケース
音楽イベント
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受賞
授賞式
- 2022年
- MTV Video Music Awards Japan - ライジングスター賞[127]
- 2023年
- PAK2022 from K4US[注 5] - Debut of the Year in the Brazilian awards[128]
- 第38回日本ゴールドディスク大賞 - ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽)[129]
- 2025年
- MTV Video Music Awards Japan - Performance of the Year賞(XG)[130]、Best Visual Effects賞(WOKE UP)[131]
脚注
外部リンク
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