『SOLiVE Asia』(ソライブ エイジア)は、ウェザーニューズ (WNI) が2009年9月5日より2010年12月31日まで放送していた気象情報番組である。なお、ここではSOLiVE24の番組改編によって一時改名となった『ソラマド Asia』についても記載する。
ウェザーニューズの24時間動画生放送「SOLiVE24」で配信の気象情報番組。千葉県千葉市美浜区の幕張テクノガーデンB館2階にある、ウェザーニューズ・グローバルセンターの「ソラスタ」から生放送。
2009年の9月5日から『SOLiVE Asia』[1]のタイトルで、土曜夜[2]・月曜深夜[3]の週2回放送で開始され、2009年10月5日の番組改編で『ソラマド Asia』に改題され、週6日間の放送に拡大。
ウェザーニューズが韓国・台湾向けに実施している気象動画番組のキャスターを務めた、應潔(台湾)と、李芝妍(韓国)が担当。SOLiVE Asia時は、進行言語は英語が基本で、韓国語・台湾語・中国語も使用されていた。なお、日本語は極力使用していなかったが、ソラマド Asiaになってからは日本語で進行する比重が高まった。
2009年10月3日(土)は中秋の名月を、関東圏や韓国・台湾からの生中継で紹介し、24時42分までの拡大放送[4]を行い、土曜夜と月曜深夜での週2回放送と一旦『SOLiVE Asia』としてはこの日が最後となり、3日後「ソラマドAsia」に改題。
2010年4月5日より実施された「SOLiVE24」春の改編に伴い、半年ぶりに番組名が『SOLiVE Asia』に戻り[5]、更に月曜日(日曜日深夜)の放送も開始した[6]。
2010年11月15日深夜の放送分から(実際は日付が変わって16日)、オープニングで流れるアニメーション・そして同時に流れるジングルが一新。タイトル表示については、オリーブ色と濃い赤色のグラデーションカラー表示に加えて、四角枠内に2つの竹を描いたデザインとなった[7][8]。
2010年12月29日放送の『weathernews LiVE』にて、『SOLiVE Asia』を「ネクストステージ」として、2011年1月1日にリニューアルする事を発表[9]。この為SOLiVE Asiaとして、またSOLiVE24での放送は、2010年12月31日[10]分を以て終了。放送(配信)時間を現地時間の20時から21時に変更し『SOLiVE Korea』と『SOLiVE China』に分離、ソラスタとは別のスタジオでウェザーニューズ韓国語・台湾語版サイトとPC用閲覧ソフトウェア「ソラマド」(Ver.5.00以降)にて全編韓国語・台湾語で海外向けに放送。
当番組が終了となった以降は、2011年1月1日より当番組より派出した、『SOLiVE Korea』(日本時間・韓国現地時間20時 - 21時)・『SOLiVE China』(中国・台湾現地時間20時 - 21時、日本時間21時 - 22時)が同日スタート。また、空枠となった同枠は、2011年1月1日(※2010年12月31日深夜)は、SOLiVE24・新春特番『みんなの夢LiVE』を、2011年1月2日(※同年1月1日深夜)以降は、後枠番組の『SOLiVE ミッドナイト』の枠拡大に充てた[11]。
ジオンとチェイに関する番組内でのテロップ表示は英語表記による。
- 李芝妍(LEEJeeYoun、ジオン。チェイと共演の際は画面左側)
- 應潔(YIN Chieh、チェイ。ジオンと共演の際は画面右側)
- 2009年12月13日より2010年10月中旬まで、2人が『ソラマド トワイライト』の代演(水 - 土曜)を務める機会が増え、火 - 金曜はどちらか1名が『トワイライト』と合せて出演。なお、土・日曜は両者揃っての出演(担当)する形態をとっていた。
- ファン・メイユ(台湾、2010年10月24日 - 同年11月29日。テロップや呼び名はメイユ。ミンミンと共演の際は画面左側)[12]
- キム・ジョンミン(韓国、2010年10月24日 - 同年11月29日。テロップや呼び名の場合はミンミン。メイユと共演の際は画面右側)[12][13]
- 第15期(前述)・16期台湾版おは天キャスター
- 第17期(前述)・18期韓国版おは天キャスター
予報センター
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期間 | 放送時間 |
2009年9月5日 - 2009年10月3日 | 土曜日 22:00 - 24:00 |
2009年9月7日 - 2009年9月28日 | 火曜日(月曜日深夜)0:00 - 4:00(インターネット配信のみ) |
2009年10月5日 - 2010年4月5日 | 火 - 日曜日(月曜日深夜 - 土曜日深夜)1:00 - 3:00 |
2010年4月6日 - 2010年12月31日 | 火 - 月曜日(月曜日深夜 - 日曜日深夜) 1:00 - 3:00 |
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- 土曜日日放送時ならびに現在は、インターネット配信のほか、BSデジタル放送(独立データ放送)910ch「ウェザーニュース」でも放送(配信)。
進行は英語が基本となるため、番組内での字幕表示も英字表記となり、番組中に画面下でスクロール表示される「今日の予報」も、英字表記でのアジア各地の予報となる。気象予報士によるVTR解説も、予報士の日本語(会話)説明に英語字幕がつく(生出演の場合は、日本語音声のみ)。状況に応じて、日本国内からのウェザーリポートや、ウェザーニューズが韓国の携帯電話最大手のSKテレコムと共に展開する、リアルタイム自動翻訳システムを介した携帯電話向け掲示板サイト「ソラトモ」に寄せられた、韓国内からの気象状況の投稿も紹介する。異常気象や地震発生時(WNI分析で推定最大震度が3以上、もしくは不明の場合)は番組を中断し、幕張テクノガーデンB館24階にあるウェザーニューズ・グローバル予報センター(GPEC、通称:予報センター)から日本語で最新情報を伝える。
ソラマドゾーン各番組同様、パソコン向け番組閲覧ソフト「ソラマド」のチャット機能「SORA CHAT」での参加の他(通称ハングル文字にも対応しており、番組内でも入力言語を問わずにチャットでの発言をピックアップしてテロップ表示する)、メールでの参加も受け付けており、当番組のメールアドレスに限り、添付ファイルも受信。寄せられた添付画像なども番組内で紹介している。
日本国内での発生状況を問わず、アジア地域を含めた世界各地での地震・台風について、日常的に時間を割いて取り上げているのが特徴の一つ。
※☆は、改題後から新設されたコーナーを指す。
- 世界各地のウェザーニューズライブカメラを紹介しながら、この先の天気動向を伝える。
- 日本語・英語・韓国語・台湾語で同意の気象にまつわる単語を紹介する。
- SOLiVE24で30分ごとに入る「全国の天気」が、当番組ではアジアの天気となる。Google Earthの世界地図上に予報マークが乗った状態で、チェイとジオンがそれぞれ母国語を使用して、台湾・中国・韓国・日本の予報を伝える。重点ポイントでは、日本語字幕も表示される。
- 天気にまつわる世界各地の話題や、動画での生中継。ウェザーニューズ日本勤務の予報士や、世界各国のウェザーニューズ拠点からも現地滞在のWeather Expertが解説することもある。
- Earth Quake Update(地震発生時のみ)
- 日本国内・海外で発生した地震について伝える。
- 台風情報について伝える。
- ウェザーニューズのパソコン向けサイト及びBSデジタル放送910chで毎日午前3時台に放送している、中国語・韓国語での日本国内の天気予報(韓国語・中国語版「ウェザーニュース」)を、当番組内でも放映している。2時20分過ぎに中国語、2時50分過ぎに韓国語版を放送。
- FOOD Culture(日曜(土曜深夜)、2時台)
- スタジオでの実食を含め、各国間での食文化の違いを探る。
- 韓国・台湾向けに制作・配信している動画番組「おは天」の先週配信分の番組を元に、1週間の天気を振り返っていく。
過去のコーナー
(月曜版)SOLiVE Asia
第1部(24時 - 2時)
- 土曜日と同一で、生放送で最新の話題を送る。
第2部(2時 - 4時)
- 2時台はジオンが韓国語で、3時台はチェイが台湾語で、それぞれ1人で1時間ずつ担当。画面下部にスクロールされる天気予報マークや、文字スーパーも、それぞれの言語にあわせて表示される。また、韓国・台湾向けに制作・配信している動画番組「おは天」の先週配信分の番組を元に、1週間の天気を振り返っていく。
- 韓国、台湾、それぞれの国・地域の天気を、ライブカメラ等の映像を用いて読み解いていく。
- WNIが韓国の携帯電話最大手のSKテレコムと共に展開する、リアルタイム自動翻訳システムを介した携帯電話向け掲示板サイト「ソラトモ」で配信する、日韓ウェザーニューズキャスターによる動画番組から、最新回を紹介する。
2009年9月 - 2010年4月
- 2009年10月3日(土)は中秋の名月を、関東圏や韓国・台湾からの生中継で紹介し、0時42分までの拡大放送(BSデジタルは、通常通り24時終了)となり、土曜夜と月曜深夜での週2回放送と『SOLiVE Asia』としてはこの日が最後となった。
- 2009年10月31日・11月1日・6日・8日の放送では、チェイが台北から「台湾おは天キャスターオーディション」(録画)と、ハロウィンなどの模様を現地から生中継。このため、10月31日 - 11月11日までは、ジオンが1人でスタジオ進行し、一部企画を休止、変更して放送。11月7日放送分では、韓国おは天キャスター14期生のLEE SEUL KEE(イ・スルギ)が1時台後半に登場し、ジオンと共にその週の韓国おは天を紹介した。また、12月8日 - 13日と12月16日 - 19日は、チェイが単独でキャスターを務めた(ジオンは中継などでの出演もなし)。
- 2009年11月18日の放送は、通常のコーナー企画を休み、前枠番組『weathernews LiVE』から引き続いて、しし座流星群の模様を、12月15日の放送も同様にふたご座流星群の模様を全国7地点から生中継した(なお、11月18日のAsia Weather 台湾・中国版は、台湾おは天12期キャスターのLIAO YI HSIN(リョウ・イーシン)が担当)。
- 2009年11月30日の放送は、この日で任期を終える台湾12期・韓国14期のおは天キャスターが2時台に登場。先輩キャスターである、ジオン・チェイと共に、担当した4ヶ月間を振り返った。
- 2010年3月26日の放送は、出演者の体調不良により、当番組が30分早い2時30分で終了。後続番組の『ソラマド ミッドナイト(現:SOLiVE ミッドナイト)』を急遽30分拡大・繰り上げスタートさせる処置を行った。
- 上記の事由により、翌2010年3月27日の放送は休止し、20分毎に予報センターからの最新情報を挟みながら、幕張の夜景で繋ぐという措置をとった。
2010年4月 -
- 2010年4月27日は、SOLiVE24のHDTV化に伴う放送機器メンテナンスのため、放送休止。該当時間帯はインターネット・BSデジタル放送は『ウェザーニュース[16]』やウェザーニューズ・グローバルセンター屋上に設置されている、お天気カメラからの映像を放送、YouTubeは配信停止となった。
- 2010年5月24日は、九州・中国・四国・近畿地方での大雨により、ウェザーニューズが規定している災害レベルがM2(注意)体制となったため、後番組の『SOLiVE ミッドナイト』と共に番組を休止し、原田健成予報士が1時 - 4時(実質3時55分)まで最新大雨・風情報として特別編成をとった[17]。
- また、上記の関係(影響)により、月曜2時台前半のコーナー「OHA天Feedback」はこの日に限り、翌25日の同時間帯変更へと振替処置がとられた。
- 2010年5月31日の「OHA天Feedback」は、放送時の日本の気象変化について、予報センターからの解説を2時台前半に行った為、30分繰り下げて2時台後半(ラストコーナー)に変更処置をとった[18]。
- 2010年6月16日の放送は諸事情により、前枠番組『weathernews LiVE』月 - 金曜キャスターの「バシ」(石橋知博)が急遽、司会を代行[19][20]。放送時間も1時間短縮して、2時で終了。同年3月26日の放送と同様に後続番組の『SOLiVE ミッドナイト[21]』を急遽1時間拡大・繰り上げスタートさせたが、近畿地方の一部地域での大雨と東海・関東地方での大雨による交通機関への影響の恐れにより、ウェザーニューズが規定している災害レベルがM2(注意)体制となったため、2時15分で打ち切り。残りの時間(本来の放送時間である、3時 - 4時を含む)は予報センターからの『最新大雨情報[22]』に充てられた[23]。
- 2010年9月6日は、同年9月1日 - 5日に「減災ウィーク」や防災訓練が行われたことに伴い[24]、減災ウィークに関する振り返り番組を『SOLiVE24 Archives』として放送した為、番組を休止した。
- また、その翌週13日についても、7月後半から8月の天気等の動きを各番組で放送されたものを元に今夏を振り返る特別番組を6日と同じく、『SOLiVE24 Archives』として放送した為、番組を休止した。
- 2010年10月18日はソラウタを振り返る特別番組を『SOLiVE24 Archives』として放送した為、番組を休止した。
- 2010年10月25日は10月21日 - 22日に放送した、『SOLiVE スター』の再放送を『SOLiVE24 Archives』として放送した為、番組を休止した。
- 2010年10月24日・11月1日・7日・14日・15日・19日・21日・28日・29日の放送は諸事情により、おは天キャスターのファン・メイユ(台湾)、キム・ジョンミン(韓国)が司会を代行した。
- なお、2010年11月1日・29日のBSデジタルでの放送についてはBSデジタル放送の周波数(BS-15ch)をNHKの衛星放送3波(BS1・BS2・BShi)と共用している関係上、2010年11月1日・29日1時 - 5時の間、NHKの放送機器メンテナンスに伴い、停波(休止)した為、WEB・携帯電話・YouTubeのみでの配信となった。
- 2010年10月31日の放送は、台風14号が日本列島に接近したことに伴い、番組を休止して、喜田勝予報士の進行で台風に関する最新情報と振り返りを行った[25]。
- 2010年11月2日の放送は諸事情により、前枠番組『weathernews LiVE』月 - 金曜キャスターのバシが急遽、司会を代行[19]。同年6月16日の放送と同様に放送時間も1時間短縮して、2時で終了[26]。後続番組の『SOLiVE ミッドナイト[21]』を「ウェザーリポート5周年記念! SOLiVE ミッドナイト 感謝の2時間拡大スペシャル!」と題して、1時間拡大・繰り上げスタートした[27][28]。
- 2010年11月8日・22日の放送は諸事情により、おは天キャスターのキム・ジョンミンが単独で司会を代行した。
- 2010年11月18日は、この日の前枠で放送された、『SOLiVE スター』の模様をまとめた、『SOLiVE スター プレイバック』として放送したため、放送は予定されていたが、(急遽)休止となった。
- 2010年11月29日の放送終了数分後、1秒間、当日のキャスターが談笑している様子が映し出されてしまった(カメラスイッチャーのミスと見られる)[29]。
- 2010年12月8日の放送は出演者の体調不良[30]により、前枠番組『weathernews LiVE』月 - 金曜キャスターのバシが急遽、司会を代行[31][19]。それに伴い、放送時間も1時間短縮して、2時で終了。後続番組の『SOLiVE ミッドナイト[21]』を1時間拡大・繰り上げスタートした[32][33]。
- 2010年12月22日は、放送途中(2:20頃)で小笠原諸島・父島(東京都)近海を震源とする、最大震度4の地震(M7.4)が発生した為、番組を強制中断して、予報センターからの放送に切替。更に津波警報・注意報が発表された事に伴い、そのまま予報センターからの特別番組を放送した為、そのまま番組は流動的に終了した[34]。
2010年4月以降 末期までの出演形態
- 2010年4月6日(5日深夜)の放送以降も両者単独での出演となっていた為、両者が同時に出演するダブルキャスター制度は事実上撤廃されたが、台湾キャスターの應潔の母国帰国に伴う、代演キャスターであった、海外現役キャスターの出演の際は2人体制をとっていた。
- 2010年10月下旬より、台湾キャスターの應潔(チェイ)が、母国台湾へ帰国したことを受け、番組サイドの考えで、急遽現役の韓国・台湾おは天キャスターを代演処置を行った。主に代演処置をとっていたのは、日曜と月曜[35]で、平日[36](火曜から土曜[37])は番組開始当初からのキャスターである、李芝妍(ジオン)が担当。
- 2010年11月29日までの間は、第15期台湾版おは天キャスターと第17期韓国版おは天キャスターが代演し、2010年12月5日からは、第16期台湾版おは天キャスターと第18期韓国版おは天キャスターが暫定出演をしていた。
- 2010年12月下旬より李芝妍が休演。代役対処としてそれまで土・日を主な担当(出演)としていた現役海外おは天キャスター2名(台湾・韓国)を出演させていた。その後SOLiVEAsiaとして、かつSOLiVE24での放送が最終日となった同年12月31日[10]、應潔が同年10月14日以来約2ヶ月ぶりに現場復帰となった[38][39][40][41]。
日本語読みではアジアだが、英語等の外国語を主語としている為にタイトルコールでも「〜エイ(ー)ジア」と発音。
2010年3月22日の『weathernews LiVE』のゲストタイム「バシの部屋」にて発表。
今回のタイトルデザインが採用された理由の1つは、中国の地方の山々に生えている竹林がイメージとなったと思われる。なお、この竹は実際には竹が好物でもある中国に多く生息しているパンダが好物の竹がイメージの題材となった可能性もある。
なお、これに伴う公式な発表はなく、流動的に現在の放送形態となった。
以前のタイトルはOHADENFeedback (Playback)
2010年4月12日よりしばらくは前半のコーナーであったが、同年6月下旬ごろから現在の時間帯へ移動となった。
全国各地から寄せられたウェザーリポートとレーダー画面などをローテーション放送。
2010年11月1日放送の『weathernews LiVE』番組冒頭にて、石橋が説明した。
2010年12月8日放送の番組冒頭にて、石橋が説明した。
ただし、2010年12月19日に東京・新木場にて開催された「ソラトモパーティー2010」に他のSOLiVEキャスターや海外おは天キャスターと共に出演していた。